みなさんは「ウェビナー(Webinar)」という言葉を聞いたことがありますか? ウェビナーとは、「ウェブ(Web)」と「セミナー(Seminar)」をかけ合わせた造語で、インターネットを利用してセミナーを行い、情報を発信する手法です。近年はマーケティング手法のひとつとして注目が集まっており、特に北米の外資系企業で盛んに使われています。

また、日本における「ウェビナー」というキーワードの月間検索数も、2016年の約1,300件から2019年の約3,600件と増加しており、市場やニーズの拡大が見て取れるようになってきました。2020年に向けた5Gの取り組みも、その追い風となっています。

では、ウェビナーという言葉が誕生し、急速に普及し始めている背景には、どんなメリットがあるのでしょうか。日本で利用できるウェビナーツールとともにその理由を紐解いていきましょう。

ウェビナーの大きな5つのメリット

ウェビナーは、いわゆる「オンラインセミナー」や「Webセミナー」に当たりますが、そのメリットは大きく分けて5つあります。

1. どこからでも発信、どこからでも参加でき、参加や集客がしやすいこと
2. 申込受付から配信までオンラインで自動化することで開催の手間が軽減できること
3. 参加者、開催者ともに費用を抑えられる一方、大人数への配信もできること
4. 画面上に資料や動画などを表示しながら配信でき、理解しやすいこと
5. 短期間で効率的な集客が行えること

インターネットを利用しているため、参加者は移動の負担を負うことなく受講できますし、開催者は講演者や参加者の負担、会場や機材などのコストをあまり気にせず配信することができます。時間的、距離的、空間的な制限に捕らわれず開催できるという点が最大のメリットといえるでしょう。特に会場での受付業務やアンケートの集計は多くの人員を必要とします。ウェビナーであれば、ほぼ手間無く開催が可能です。

ウェビナーは、地方や海外といった遠方の顧客に対して情報を発信しやすく、潜在顧客の開拓と、顧客接点の拡大や継続に大きな力を発揮します。国土が広く、企業同士の物理的な距離が大きく離れている北米で利用者が多い理由は、こういった特長を備えているからなのです。

では、マーケティング視点ではどうでしょうか。ユーザーの情報源のうち、約5割は企業のWebサイト、約2割は研修・セミナーを参考にしていると言われています。特にBtoBにおいては、Webサイトの売り上げに対する貢献度は非常に高い状態といえます。Webからセミナーを受講できるウェビナーを定期的に開催することで、企業のWebサイトの発信力はさらに強化され、見込顧客の囲い込みにつなげることができるでしょう。

さらに、ウェビナーは集客において従来の実会場で行うオフラインセミナー(以下オフラインセミナー)に比べ、短期間で多くの集客を見込むことが可能です。また、通常セミナーの集客期間は2ヶ月間が一般的ですが、ウェビナーは半分の1ヶ月間で十分な集客を行うことができます。特に、1週間前の登録者が全体の6割以上に上るというデータもあり、ウェビナーは開催直前まで集客数を伸ばせます。

ウェビナー特有の配信方式

ウェビナーの配信方式には主に「ライブ配信」「オンデマンド配信」「疑似ライブ配信」があります。ライブ配信は、リアルタイムでセミナーの内容を配信する方法。オンデマンド配信は、録画したセミナーをユーザー側がいつでも見られるように配信する方法。疑似ライブ配信は、録画したセミナーを日時指定して配信する方法です。ライブ配信は参加者とコミュニケーションをしながらインタラクティブに進めることができる反面、講師とのスケジュール調整や配信トラブルのリスク等があります。一方で、オンデマンド配信は参加者とのコミュニケーションが基本できません。疑似ライブ配信はこれらの配信のメリットを活かし、デメリットを補完したハイブリッドな配信方式です。こうした配信を、従来通りの実会場で行うオフラインセミナーと並行して行えることも、ウェビナーの強みといえます。

  • ウェビナーの配信方式は主に「ライブ配信」「オンデマンド配信」「疑似ライブ配信」の3つ

    ウェビナーの配信方式は主に「ライブ配信」「オンデマンド配信」「疑似ライブ配信」の3つ

さまざまなウェビナーツールが登場

新たなマーケティング手法として日本でも注目を集めているウェビナーですが、その存在は知っていても、「導入に踏み切れない」「効果が実感できない」という例は少なくありません。その理由は、やり方が分からないこと、従来通りの手法で行うセミナーで手一杯なこと、そして継続的な施策に結び付けられない企業が多いからです。

ウェビナーは最低限、PCの他にWebカメラやヘッドセットがあれば配信可能です。しかし、ウェビナーを通じて顧客との接点を増やすことができなければ意味がありません。セミナーの開催と同じように、ターゲットへのメール配信や顧客リストの作成、アンケートの回収やユーザー分析が継続的に行われてこそ、メリットを得られるものです。

幸い、日本でもウェビナーツールが徐々に増えてきています。こういったウェビナーツールを利用すれば、効果的なマーケティング手法としてウェビナーを利用できるはずです。日本での代表的なツールには、「ネクプロ」「コクリポ」「V-CUBセミナー」「GigaCast」「Jストリーム」などがあり、この他、海外製のツールとして「Zoom」「ADOBE CONNECT」「Azureウェビナー」なども存在しています。

それぞれ価格や規模、サポートなどに特徴がありますが、本稿では「ネクプロ」を例に紹介します。ネクプロは主に日本企業向けに機能やサポートが整備されており、初心者でも簡単に始められるだけではなく、継続的にウェビナーによるコンテンツマーケティングを続けられる仕組みを備えています。

ネクプロを使ったウェビナー開催の様子

ネクプロはすでにグローバルトップ企業にも採用され、管理IDが30万IDを突破した実績のあるウェビナーマーケティングツールです。国内最安値のプランも存在し、幅広いユーザーに支持されています。簡単に参加できるオープンな配信と会員限定でクローズド配信を行うことができ、顧客管理を行いつつ、適切な情報発信が行えます。

ウェビナーを利用する上での不安は、大きく次の4つに分けることができるでしょう。

  1. 配信に対する技術的な不安
  2. 集客と開催に対する不安
  3. 集計と分析に対する不安
  4. 継続に対する不安

ネクプロはこのような不安を解消するため、初心者にも扱いやすく簡単に配信できる仕組みを備えています。マイナビでは定期的にセミナーを開催していますが、オフラインセミナーを現在主体としています。ウェビナーという新しい取り組みを始める上で、安心して行えるネクプロを今回採用しました。実際に行われた150名規模のセミナーをもとに、配信の様子を追ってみましょう。

  • マイナビで行われた中規模セミナーをウェビナーでライブ配信。写真はセミナー会場

    マイナビで行われた中規模セミナーをウェビナーでライブ配信。写真はセミナー会場

配信に対する不安の多くは、参加者に高品質な画質で途切れさせることなく映像を配信できるかという点にあります。ネクプロでは、映像や音声の途切れを軽減させ、ユーザーの回線状況により異なるデータ量での配信に対応。高画質な業務用カメラ、配信機材などにも標準で対応し、講演者の表情や身振り手振り、セミナーで挟み込まれる資料まで、もれなく配信することを可能としています。また中~大規模配信では配信の代行も依頼できるというサポートの手厚さも魅力といえるでしょう。

  • 配信画面。講演者の表情や身振り手振り、資料を余すことなくスムーズに配信

    配信画面。講演者の表情や身振り手振り、資料を余すことなくスムーズに配信

  • 資料と講演者の切り替えも可能

    資料と講演者の切り替えも可能

  • 本格的な機材を使った中~大規模配信の代行も可能

    本格的な機材を使った中~大規模配信の代行も可能

  • 簡単な配信であればWebカメラとブラウザのみですぐにウェビナーを開催できるネクプロ

    簡単な配信であればWebカメラとブラウザのみですぐにウェビナーを開催できるネクプロ。業務用機材に最適化した配信、簡単配信と幅広いニーズに対応できるのはネクプロの特徴の一つ

集客と開催に対する不安に対しては、申込ページの自動生成や、ボタン一つで配信開始できるわかりやすいインターフェースで対応。面倒な設定を行わずとも、すぐにウェビナーを開催できます。ネクプロは他のツールと比べマーケティング用途を意識した設計となっているため、負担を少なく、効果的にウェビナーをマーケティング施策に取り込むことが可能です。また、オフラインセミナーの受付管理も行える同時開催可能な仕組みを備えているため、より多くの集客が見込めます。もし運用面で不安を感じる場合は、効果的な広告展開などの代行をお願いすることも可能です。

集計と分析もすぐに取得可能です。各コンテンツへの申込者・参加者の情報やアンケートなどの集計はもちろんのこと、チャット履歴の管理に対応。ウェビナー開催中のチャットによる質問にもリアルタイムで返信が可能です。マーケティングタグを埋め込み、外部ツールを使って効果測定も行えます。ウェビナーの開催で得られた情報はすぐにデータ化でき、次回開催やマーケティングに活かすことができるでしょう。

  • その場ですぐにアンケートが取得可能

    その場ですぐにアンケートが取得可能

  • 参加者情報やアンケート結果はすぐに集計、分析が行える

    参加者情報やアンケート結果はすぐに集計、分析が行える

ウェビナーを効果的に利用する際にもっとも重要なのが、継続して配信を続けることです。「この会社のウェビナーはほしい情報を与えてくれる」と認知されることにより、リピーターが増え、参加者も増えていきます。

ウェビナーはセミナーを録画し、オンデマンド配信、疑似ライブ配信することが可能です。セミナーを再度開催せずとも、セミナーに参加できなかった人や見逃してしまった人、再度受講したい人に向けてアーカイブを配信できるのです。少ない負担でセミナーを継続的に開催でき、その都度顧客との接点を得ることが可能です。

ネクプロは特にこの継続性を意識したウェビナーツールです。ライブ配信で録画したものを簡単にオンデマンド配信や疑似ライブ配信を別イベントとして再利用できたり、ライブラリのように整理して公開することも可能です。

  • ウェビナーを継続的に開催することにより、ストックされた録画コンテンツや他の動画資産をアップロードして、独自のウェビナーチャンネルとして公開できるネクプロ

    ウェビナーを継続的に開催することにより、ストックされた録画コンテンツや他の動画資産をアップロードして、独自のウェビナーチャンネルとして公開できるネクプロ

マーケティング手法として普及が進むウェビナー

今回マイナビで行ったセミナーのように、実際の会場とWebに同時中継する事例は徐々に増えています。しかし、「現在主流のオフラインセミナーはまだまだ根強く、ウェビナーに及び腰だ」と、ネクプロの営業担当者は言います。そのため実際の会場での成功を担保しつつ、オンラインを試験的に同時配信することが多いようです。

しかし、過去数年間同時中継してきた事例の中で興味深い数字も出てきています。初年度こそ実会場の集客が勝っていたものの、3年後にはオフラインでの集客に比べ、ウェビナーで3倍もの集客に成功したというものです。参加率もオフラインセミナーよりもウェビナーのほうが近年では高いケースも散見されるようになってきています。

  • ウェビナー参加者推移

    ウェビナー参加者推移

さらにネクプロの調査によると、オフラインセミナーのみを開催した例と比較して、アンケートの取得数が約4倍にまで増加するという統計もあります。その一方で、アンケート1件当たりの取得コストは77%削減したという調査結果もあります。興味深いのはアンケートの質についてもオフラインセミナーと比べ、同水準だということです。

また、ウェビナーは集客だけではなく、顧客ライフサイクル上で幅広く活用され始めているということです。ウェビナーは営業がフォローしきれない顧客への情報発信や、既存顧客のサポートを効果的に行うことが可能です。北米では約6割が顧客ライフサイクル上でウェビナーを利用しており、顧客サポートでの利用が多く占めています。日本においても今後さらに普及していくことが予想されます。

特に、医療業界のような専門性の高い業界での需要が高く、各企業独自で所有しているコンテンツをウェビナーで公開する事例が多く、いずれも成功を収めています。定期的にライブ配信や、オンデマンド配信を開催したり、顧客が直接アクセスして、その企業のさまざまな情報を取得できるようなウェビナーオウンドメディアを構築しています。このように、継続的に顧客との接点を作り続けるような施策を行う企業が増えていると言われています。

つまりウェビナーは、LTV(顧客生涯価値)を高めるのに有効であり、セミナーの効果を飛躍的に高め、顧客の開拓・育成に強い効果を発揮するマーケティング手法です。顧客の囲い込みに大きな力を発揮するだけでなく、コストを抑えて効果的なマーケティングが行えるウェビナーは、BtoBマーケティングにおいてこれからさらに重要度が増していくことでしょう。

今回利用したネクプロの詳細は以下を参考にしてください。
https://nex-pro.com/

[PR]提供: ネクプロ