企業のイメージ戦略や販売戦略には欠かせないWebサイト。その運用・管理に携わっている方にとって、顧客満足度の向上や同業他社との差別化は大きな課題です。世界中の企業を相手に競争しなければならない現代、どうすれば魅力的なWebサイトをつくっていくことができるでしょうか。本稿ではビギナーの方々にも分かりやすく、効果的なWebサイト構築に必要な考え方をまとめました。

また後半では、すでにビギナーの域を脱しているエキスパートの方々、たとえば「CMS(コンテンツマネジメントシステム)やデジタルマーケティングツールを入れているが、コストや労力の割に効果が上がらない」という悩みをお持ちの方々にも役立つ情報をご紹介します。

お弁当づくりとWebサイト運用の共通点とは

Webサイトづくりのポイントとして、しばし「ユーザーエクスペリエンス(UX)」という言葉が使われます。閲覧者がWebサイトでの体験に満足できればUXは高いということになりますが、これを分かりやすく説明するために、Webサイトをお弁当にたとえてみましょう。

あなたが昼休み、お弁当を食べようとする瞬間のことを想像してみてください。出勤前に家の人から受け取って、「今日は何が入っているんだろう」と楽しみにしていたお弁当です。

ところが「さあ、食べようと」とお弁当箱のフタを開けたとき、中身があっちに寄ったりこっちに寄ったりして、ごちゃごちゃになっていたら……、ちょっと、残念ですよね。

またおかずの種類が少なければ、ガッカリしてしまうでしょう。たとえば、ご飯に梅干し1粒だけのお弁当だとしたら「愛情がこもっていないのかな」という疑いすら抱いてしまうかもしれません。

逆にお弁当箱を開けて嬉しいのはどんなときでしょう? 彩りや栄養について考え抜かれたおかずがきれいに並んでいれば、食事が楽しくなりますよね。さらに「ハンバーグが食べたいな」と思っているとき、まさにハンバーグが入ったら、つくってくれた人への親しみがより大きくなるのではないでしょうか?

Webサイトも同じです。表示されたサイト(開いたお弁当箱)をパッと見たとき、コンテンツ(おかず)が脈絡なく並べられているだけでは、そこから欲しい情報を探すのが面倒になります。さらに必要としている情報(ハンバーグ)がなかったり、自分には関係のない情報ばかりが掲載されていたりすれば、ガッカリしながらほかのサイトをさがすことになるでしょう。

  • お弁当づくりから学ぶ、ユーザー満足度の高いWebサイトのつくり方_001

    「欲しい情報がパッとみつかるWebサイト」と「『ハンバーグが食べたい』と思ってフタを開けたら本当にハンバーグが入っているお弁当」のイメージ

「食べる人の好物や、必要な栄養を考えて選ばれたおかずが、きちんと整理されて入っているお弁当」が好まれるように、「自分に必要な情報・関心のある情報が、きちんと整理されて掲載されているWebサイト」、高いUXを備えたWebサイトの方が好まれるということです。当たり前の話に聞こえますが、運営側が一方的に情報を発信するだけのWebサイトでこれを実現することは困難です。その理由は後述します。

豊富なおかずの「見た目」を調えるには、CMSが必要

マイナビニュースがサイト管理担当者にアンケートをとってみたところ、サイト運用において重視しているポイントとして、「運用コスト」の次に「掲載コンテンツの充実」「最新情報の更新頻度・スピード」と考えている方が多いことが分かりました。お弁当のたとえでいえば、おかずの「品揃え」に力を注がれているということですね。

〇アンケート実施概要

  • 対象:マイナビニュース読者会員(自社のWebサイト管理に携わる社会人)
  • 回答方法:インターネットによるアンケート
  • 有効回答者数:444人
  • 実施期間:2019年4月16日~22日
    • お弁当づくりから学ぶ、ユーザー満足度の高いWebサイトのつくり方_002

    では、それらをお弁当箱にきれいに詰める…つまり情報を整理して掲載するための手段について考えてみましょう。コーディングから公開データの上書きまで手作業で行う運用だと、扱うコンテンツ量が増えてきたり、キャンペーンに合わせて迅速にページを更新しなければならなくなった場合、人手では限界があります。コンテンツの管理・配信を一元化して、自動化・効率化を図っていくために、CMSの導入が必要になってくるでしょう。

    CMSを使うことで、多くのコンテンツを体系的に管理できますし、労力をかけずスピーディにレイアウトできるようになります。つくり置きのおかずも、つくりたてのおかずも、ササッとバランス良くお弁当箱に詰められるわけです。

    実際、どのくらいの企業がCMSを利用しているのでしょうか? こちらもアンケートで確かめています。

    導入済み・導入検討中のWeb関連ツールは?

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    CMSは約25%が導入済み、約35%が今後導入を検討しているとの結果が出ています。合計60%以上の企業が、サイト運用の効率化を図っている(図ろうとしている)ということです。

    それぞれの「好物」を把握するデジタルマーケティングツールとCMSの連携

    またアンケート結果からは、CMSとほぼ同じくらいの割合で「MA(マーケティングオートメーション)」「レコメンド」といったデジタルマーケティングに関する機能が導入・検討されていることが分かります。これらにより、サイト来訪者の閲覧履歴や検索したワードなどから、「誰がどんな情報を欲しいと思っているのか」を把握し、適した情報を提示することが可能になります。

    上手く使えば「ハンバーグを食べたい人のお弁当にはハンバーグを」「野菜が足りない人のお弁当には野菜を」と、閲覧者ごとにコンテンツやレイアウトを変えて配信できるようになります。いわゆる“Webサイトのパーソナライズ”です。

    先に「一方的に情報を発信するだけのWebサイトでは、UXを高めるのは難しい」と説明したのは、これからの時代、パーソナライズがUX向上の要となってくるからです。マーケティングで閲覧者の趣味嗜好を捉えたうえで、それぞれに適切な情報提供をしていかなければ、UXが低いと見なされるようになってしまうでしょう。

    "Webサイトのパーソナライズ"を行うには、デジタルマーケティングツールとCMSとの連携が必須です。マーケティング活動で集めた大量の情報を処理し、それぞれの閲覧者に適したコンテンツを選別して、見やすく・探しやすく・すばやくレイアウトすることは、手作業では無理だからです。仮に人力でできたとしても、公開したころには閲覧者の興味がほかのことに移ってしまっていることでしょう。

    アンケート結果からも、デジタルマーケティングを使っているユーザーの96%以上が、CMSとマーケティングツールを併用している、あるいは併用を目指している企業が多いことが分かります。

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    もし皆様がまだ手作業で情報収集やサイト更新を行っているなら、この機会にCMSやデジタルマーケティングツールを導入して、高いUXを備えたWebサイトづくりを目指すことを検討してみるべきでしょう。

    多種多様なツールから、必要なものだけを選んで連携できるCMS「NOREN」

    とはいっても、そうした基盤をつくるには、CMSや各種ツールの導入、さらにそれらを連携させるためのSI費用など、高いコストがかかってしまう可能性があります。オールインワンでさまざまなマーケティング機能を提供してくれるCMSもリリースされていますが、「部分的に自社の運用に合わない機能が搭載されていて割高」「複雑で使いきれない」という声もあがっているようです。

    また、Webサイトの成長や会社の方針変更に伴い、サイトの目的・役割は変わるものですが、必要なマーケティング施策が変わっていった時に、既に導入されている一昔前のマーケティング機能が足かせになる可能性もあります。

    そうした不安や不満から逃れるための選択肢のひとつとして、本稿ではCMS「NOREN」を紹介します。「NOREN」はCMSとして十分な機能を備えているのはもちろん、多彩なマーケティングツールのなかから、自社に必要なものだけを選んで連携させられるのが特長です。レコメンドエンジンやMA、サイト内検索、アクセス解析など、デジタルマーケティングによく利用されるソリューションが用意されています。不要な機能にライセンス料を支払ったり、連携の手間をかけたりすることなく、Webサイトを簡単にパワーアップさせることができるのです。

    NORENの詳細はこちら

    下記リンクからは、CMS「NOREN」を基盤に、Webサイトでマーケティング施策を実践されている企業の事例をご覧いただけます。これからCMSやマーケティングに取り組もうとされている方はもちろん、従来のCMSの使い勝手に不満を持っている方にも、役立つものといえます。失敗を未然に防ぐためにも各社の具体例を参考に、貴社サイトのUXや販促力の向上、運用の効率化を目指してみてはいかがでしょうか。

    本稿で紹介したCMS「NOREN」の導入事例を下記、株式会社のれんのホームページからご覧いただけます。

    • お弁当づくりから学ぶ、ユーザー満足度の高いWebサイトのつくり方_005

    CMS「NOREN」の導入事例
    https://noren.ashisuto.co.jp/contact/lp/MyNavi2019/


    ご覧いただける導入事例

  • 株式会社日本旅行
  • 株式会社日本能率協会マネジメントセンター
  • 大日本印刷株式会社
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