皆さんは「トレイルランニング(以後、トレラン)」というものをご存知だろうか。

ランニングは一般的に硬いアスファルトなどの上を走るものだが、トレランは登山道を走るマウンテンスポーツだ。当然山の中なのでアップダウンが激しく、平地で行うランニングよりも更に安全面に考慮する必要がある。

飲み物と食料だけでなく、雨具やライトなどの事前準備も欠かせない。また、迷子になる危険性もあるので、走るコースをいつでも確認できるマップは必須だ。

そこで心強いアイテムとなってくれるのが、カシオのスマートアウトドアウオッチ「PRO TREK Smart WSD-F21HR」(以後、「WSD-F21HR」)。同製品は、人気のPRO TREK Smartシリーズの新製品で、心拍計測機能が搭載されたモデルだ。

  • カシオのスマートアウトドアウオッチ「PRO TREK Smart WSD-F21HR」
    従来モデルの地図表示機能に加え、心拍数、ペース、距離や高度などの、アクティビティ中に知りたい情報を表示することができる。また、登山・トレッキングアプリ「YAMAP」、ランニング・サイクリングアプリ「STRAVA」など、Wear OS by Google対応のアプリが使えるのもポイント

驚いたのは、走るコースをGoogleドライブ経由で、取り込めるだけではなく、設定すれば残りの距離ばかりか、到着予測時刻も弾き出してくれる点。たいがい、トレラン初心者が不安になるのは、到達するまでの距離と今いる現在地なので、この機能は非常に心強い。トレランだけでなく山登りやランニングなど、アウトドアにおいてなにかと重宝するだろう。

今回は「WSD-F21HR」を身に着け、同製品の開発者であるカシオのCさんとトレラン初心者のマイナビニュース編集部のTくんに挑戦してもらった。なお、トレラン経験者の筆者は、指導役として同行している。

  • 「WSD-F21HR」は赤と黒の2色のバリエーションを用意

走っていく場所は色々悩んで、初心者でも挑戦しやすい「南高尾」にすることに。コースは以下だ。

■今回のコース
【スタート:橋本駅】⇒[バス]都井沢⇒城山湖⇒草戸山⇒四辻⇒
【ゴール:京王高尾山温泉(高尾山口駅前)】
※総時間:約2時間半、総距離:約5km

このコースなら登山道の幅もあって、起伏も少なめ。平日となれば登山客もまばらで走りやすい。トレランというスポーツに触れてもらうにはうってつけのフィールドだ。

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8月某日。JR橋本駅で待ち合わせし、マイナビニュースTくんと筆者の2人でバスに揺られること、約30分。バス停「都井沢」到着 。

最寄りのコンビニで、食料と飲み物を調達する。初心者のTくんに「水の量はどれくらいがいいんだろう」「補給食は何がおすすめですか?」など、必要なものをあれこれ聞かれたので、相応のアドバイスをする。
(※目安としては、飲み物:水1L、補給食にはゼリーなど、手軽に摂取できるものがおすすめだ)

身支度が概ね整ったところで、城山湖コミュニティ広場へ。登り坂を準備運動もかねて軽く走ったり、途中歩きながらおしゃべりしたり、約30分かけて登っていく。

  • 聞けば、Tくんは20代後半頃から、運動する機会が減っているという……。心配だ。ちゃんとアテンドしないと

城山湖コミュニティ広場に到着。

トイレと自販機があり、ちょっとした休憩所となっているので、本格的に山に入る前の最終準備をここで行う。

カシオのCさんも合流し、さっそく「WSD-F21HR」を身に着ける。

  • 3人とも腕には『WSD-F21HR』が

事前に自分のスマートフォンと「WSD-F21HR」をBluetoothで接続しておいたので、あとは現在(スタート前)の心拍数を設定するだけ。

また、今回はトレラン初心者もいるので道に迷わないよう、筆者が先日同じコースを走った際のGPSログデータを、皆に共有しておく。全部の準備は終わったら、トレランモードの画面でスタートを押せばOK。

  • いよいよトレラン、スタート!

  • 専用ウオッチフェイス 「ハートレート」を設定。心拍計測機能と連動したウオッチフェイスで、内蔵の加速度センサーが動き(歩く/走る/自転車)を感知すると、自動で計測。計測された心拍情報は5段階の心拍ゾーンで表現される

いざ、トレランへ。とはいえ、いきなり走り出すのは危険なので、傾斜がきつめのところは歩きで。

  • ちなみに、「WSD-F21HR」はウオッチ上の表示データ3段を自分の好みに設定することが可能だ


「WSD-F21HR」の特徴のひとつが、ウオッチ上の表示データをカスタマイズできるという点。設定には1画面に3つ(上段/中段/下段)セットできる。なので、自分が確認することの多い項目を設定しておけば、必要な情報をよりスピーディに確認することができるのだ。また、その画面は最大4パターンまで保存可能なので、その時々に合わせ変更可能。さらに、この設定はスマートウオッチ上でタッチ操作できるので、その点も非常に魅力的だ。

筆者のおすすめとしては、心拍数、ゴールまでの残り距離、現在時刻、ランニングタイム、ゴール到着予測時刻、高度、上昇高度、下降高度。このあたりを設定しておくといいだろう。

※なお、表示できる項目は、心拍数+心拍ゾーン/心拍数/心拍数グラフ/トータルタイム/ランニングタイム/予測タイム/ゴール到着予測時刻/ラップ/平均ラップ/ペース/平均ペース/最大ペース/総距離/ゴールまでの残り距離/速度/平均速度/最高速度/速度グラフ/エネルギー消費量/気圧/気圧グラフ/高度/高度推移グラフ/ゴール標高/ゴールまでの残り標高/上昇高度/下降高度/現在時刻/電池残量。上段・中段・下段で設定できる項目は一部異なる場合がございます。
  • 登山道をすすむと、眼前には城山湖が。景色を楽しみながら登るのも、トレランの醍醐味のひとつ

ちなみに「WSD-F21HR」のマップ表示を見てみると、城山湖を一望できるポイントはログデータにより、マーキング済みだとわかる。

今回事前に取り込んだGPSデータには、休憩ポイントや分岐点をマーキングしてあるので、これを確認しながら登っていけば安心だろう。

最初の分岐点。草戸山か榎窪山か。通常なら山岳地図で確認するところだが……。

「WSD-F21HR」のマップで確認することができる。しかも、現在地も表示されるのでまず間違えることはない。草戸山方面へGO!

  • 南高尾は休憩ポイントが多いので、トレラン入門者にはおすすめ

  • ウオッチ上が、モノクロ画面表示に。「WSD-F21HR」は電池を長時間持たせるために、自動的にカラーからモノクロに変化する仕様となっている。カシオによると、GPSトラッキングのバッテリー優先設定にて最大20時間まで持つように作られているそうだ

  • このような急傾斜は木の根っこに引っかかりやすいので注意!

  • トレランの下りは、一気に駆け下りると気持ちいい。もちろん、無理しない程度にだが

  • ところどころ休憩を挟み、メンバーとペースを合わせながら進んでいこう。山のなかなのでそよ風が心地いい

しばらく進むと、草戸山に到着!標高364m。「WSD-F21HR」は標高363mと表示。山の気圧や天候は変わりやすいので、トレランでは「標高表示」も重要な要素。

  • 都心から近い高尾といえども、山は山。アップダウンが激しい道が続くので、足元に気をつけながら森林の囲まれた道をいく

  • 道の途中には道標が立てられているので、そちらも合わせて確認するとよいだろう。ようやく「四辻」の表示が。ゴールは近いが、細かい分岐があるので気を緩ませずしっかりとWSD-F21HRを確認しながら進む

  • 心拍数の上がりすぎには注意が必要。後でバテテしまうかも……

トレランでペースや距離と同じくらい重要な数値が「心拍数」。最大限の負荷がかかった状態での、心臓の毎分拍動回数の最高値が、最大心拍数だ。(最大心拍数。一般的に220から自分の年齢を引いた数値が、自身の最大心拍数と考えられている。)

【カシオ担当者のワンポイントアドバイス】
特に上りは、無理して仲間についていこうとしてしまいがちです。しかし、心拍数や心拍ゾーンを確認しながらしっかりと自分のペースを守ることが、後半までバテないために重要なポイントとなります!

  • 思わず、直進してしまうそうな分岐。WSD-F21HRで正しい道筋を確認!

  • ここにも”道迷い注意”のマークが……

  • WSD-F21HR上にもしっかりと表示がされている

  • 高尾山口駅まであと少し。ラストスパートだ

  • コース最後のダウンヒル!

  • 高尾の街並みが見えてきた。トレランの時間を惜しみながら下山。山の景色や空気を楽しみながらだったので、終わってみると意外にもあっという間に感じる

  • 全力で下りてきた後のストレッチ。怪我することなく一安心

  • 最後の締めはやっぱりココ、「京王高尾山温泉/極楽湯」。ココで汗をきれいさっぱりと流すのだ。それでこそ、トレランの楽しみである

  • 風呂上りに皆でビールで乾杯。山の中で体を動かした後の一杯は格別!

また、今回計測したデータはGoogleドライブに自動保存され、Googleカレンダーでアクティビティの履歴をチェックできる。再度同じコースを走るときや別の山にチャレンジするのにも参考となるだろう。

  • ※イメージ画像となります

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記事中で紹介したカシオのスマートアウトドアウオッチ「PRO TREK Smart WSD-F21HR」。今回使用して感じたのは、トレランをするにあたり、表示データとGPSでマップ(現在地とコース)表示できる点がかなり便利だった。

  • カラーバリエーションは、赤と黒の2色を用意

  • 光学式センサーにより、手首に装着することで心拍数の測定が可能

  • 柔軟性と耐久性を兼ね備えたソフトウレタン素材を使用

表示データのカスタマイズは、そんなことと思う人もいるかもしれないが、トレラン中は極力余分な体力を使いたくないので、最低限かつ自分に必要な情報だけをスムーズに取得できるのは助かる。また、現在地とコースの表示は、紙の山岳地図ではできないので安心かつ楽ちんだ。

ちなみに、Google Play Musicなども使えるので、例えばランニング中に音楽を聴く、なんてことも可能だ。

このようにトレランのみならず、アウトドアに最適な機能が多く搭載された「WSD-F21HR」。使えば、使いこむほど、その使用範囲は無限大。アウトドアを楽しむユーザーには、ぜひおすすめしたいアイテムだ。(⇒詳しくはこちら)

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