ここ最近、攻めの姿勢で高性能かつ独創的なスマートフォンを世に送り出しているASUS。日本のスマホ市場でも存在感を急速に高めつつあるが、その人気をさらに確固たるものにしそうなのが「ZenFone 6」だ。

  • 切り欠き(ノッチ)のない完全な全面ディスプレイを実現した「ZenFone 6」

超高画質のアウトカメラが180°回転してインカメラとしても使用できるという、「発想の転換」を具現化したような機構が搭載されているのだ。この独自の「フリップカメラ」を採用したことで、画面上部のノッチ(切り欠き)のない完全な全面ディスプレイも同時に実現。それにより、動画やゲームも広々とした画面で臨場感たっぷりに楽しめるようになった。

  • 背面には、180度回転する電動駆動式のフリップカメラが搭載されており、アウトカメラとしてもインカメラとしても使用できる

ASUSのラインナップの中ではフラグシップモデルに位置する製品だが、通常価格は6万円代半ばと比較的リーズナブルなのも魅力のひとつ。ちなみにMVNOの老舗、IIJmioでは9月30日までの期間限定でキャンペーンを実施しており、条件を満たせば同製品の購入で5,000円分のギフト券がプレゼントされ、RAM 6GBの場合、実質59,800円で購入できるというから嬉しい。

ここでは、そんなZenFone 6の特徴を詳しく紹介していこう。

ノッチレスの6.4インチ全面ディスプレイが快適!

最近のスマホは、ボディに対する画面の割合を表す「画面占有率」をできるだけ高くし、大画面と小型軽量を両立するのがトレンドになっている。その際、ネックになるのがインカメラのあるノッチ部分のスペース。ZenFone 6は独自のフリップカメラを採用することでノッチをなくし、画面占有率約92%を達成しているのが大きな特徴だ。

実際に製品を手に取ってみると、その表示領域の広さに改めてびっくりする。画面サイズは6.4インチだが、ノッチがない分、同クラスのスマホと比べても画面が広々としているように感じる。

  • 6.4インチのフルHD+(2,340×1,080ピクセル)の全面ディスプレイを搭載。色域が広く、鮮やかな色もリアルに再現してくれる。明暗差をダイナミックに再現できるHDR10にも対応する

しかも単に大画面なだけではなく、発色がよいのもポイント。ZenFone 6は設定で画面のカラーモードを変更することができるが、「広い色域」にすると、デジタルシネマ制作で使用される色域規格(再現できる色の範囲を定義したもの)であるDCI-P3を100%カバーし、標準的なディスプレイでは表示できないような鮮やかな色も忠実に表示することが可能だ。

  • カラーモード設定画面。「広い色域」を選ぶと標準的なディスプレイではくすんでしまうような鮮やかな色も忠実に再現される

実際に見比べてみると、その差は歴然。標準的なディスプレイだとくすんでしまうような色、たとえばエメラルドグリーンの海や澄み渡った青空、ビビッドな赤い花などが、まるで目の前に実物があるかのようにクリアに再現される。

色再現性だけでなく解像度も高く、フルHDを超える2,340×1,080ピクセルを実現している。肉眼ではひとつひとつの画素が判別できないほど高精細で、写真や動画を表示すると撮影した場所の空気感や被写体の息遣いまで伝わってくるほどリアルだ。

大画面ながらベゼルが細いため、本体幅が約75.4mmに抑えられているのも特徴。しかも背面パネルのエッジがカーブ状になっているため手のひらにしっかりフィットし、片手でも思った以上に持ちやすい。

  • 大画面ながら極細ベゼルの採用で本体幅が約75.4mmに抑えられており、手のひらにもフィットしやすい

ちなみに本体背面はガラスで覆われており、透明感のある美しい光沢がエレガントさを醸し出している。ボディカラーはトワイライトシルバーとミッドナイトブラックの2色が用意されている。今回はトワイライトシルバーを試すことができたが、背面パネルがカーブしていることもあって光の当たり具合で反射の仕方が複雑に変化するのが印象的だった。

  • 背面はガラスで覆われており美しい光沢がある。カラーバリエーションは、今回試したトワイライトシルバーのほかにミッドナイトブラックが用意されている

超広角と標準のデュアルカメラを搭載

ZenFone 6のもっとも目を引く特徴が、独自のフリップカメラだ。通常は本体背面パネルに格納されているためごく普通のアウトカメラにしか見えないが、カメラアプリでカメラ切り替えボタンをタップすると前面に飛び出すように180°回転する。

  • ZenFone 6のフリップカメラ。4,800万画素のメインカメラと、1,300万画素のセカンドカメラを搭載する

カメラの角度は0度~180度の間で調節することも可能で、普通のスマホでは撮りづらいアングルでの撮影も無理なくできる。たとえば赤ちゃんが歩く様子をローアングルで撮影しようとすると、通常なら腰を屈めたり腹ばいになったりしてスマホを構えることになるが、ZenFone 6ならそんな無理な体勢をとらなくてもフリップカメラの角度を調節すればすむ。動画撮影の際はとくにありがたみを感じる機能だ。

被写体に向かってシャッターボタンを押すだけで、カメラを自動で動かしてパノラマ写真を撮影してくれる「オートパノラマ」などのユニークな機能も。自分でスマホを動かしてパノラマ撮影できる機種は数多く存在するが、うまく動かせなくてきれいにパノラマ写真が撮れなかったという経験を持つ人は少なくないだろう。しかしZenFone 6なら、ただ構えているだけでカメラが勝手に動いて撮影してくれる。180°回転するフリップカメラならではの便利な機能だ。

ちなみにフリップカメラ部には、メインとセカンドのふたつのカメラが搭載されている。メインカメラは4,800万画素のソニー製イメージセンサー「IMX586」が採用されており、一眼カメラ上級機並みの高精細な画像を撮影できる。セカンドカメラは1,300万画素のセンサーと超広角レンズが採用されており、メインカメラより広い範囲を写すことが可能。ポートレートなど被写体を大きく美しく写したい場合はメインカメラ、雄大な風景や室内での集合写真を撮りたいときはセカンドカメラという具合に、利用シーンに合わせて使い分けることができて便利だ。

  • セカンドカメラ(左)とメインカメラ(中央)の写る範囲の違い。セカンドカメラの方がより広い範囲を撮影できる。なお、メインカメラの解像度を12M以下に設定していると、最大8倍のズーム機能も利用できる(右)

  • メインカメラで撮影した作例。フリップカメラは角度を調節できるため、このようなローアングルでも撮影しやすい

  • メインカメラで撮影した作例。デジタルカメラが苦手な紫色の花も、見た目のままきれいに撮影できた

  • メインカメラで撮影した作例。鬱蒼と生い茂る樹木のディテールや吊り橋の雰囲気がリアルに再現された

  • セカンドカメラで撮影した風景。手前の木と、背景の青空のどちらも適切な明るさで撮影できた

撮影機能も充実しており、明暗差の激しいシーンで暗部の黒つぶれやハイライトの白とびを防ぐ「HDR++モード」や、自動的に露出を変えながら複数枚撮影して合成し、見たままの美しさでイルミネーションなどを再現する「夜景モード」、動画撮影中に被写体の動きに合わせてカメラを自動で動かし、被写体が画面からはみ出すのを防いでくれる「モーショントラッキング」などを搭載。ベテランでも失敗しがちな難しいシーンで、撮影ミスを減らすことができるのが嬉しい。

  • メインカメラで撮影した夜景。普通なら黒く潰れてしまうようなところも見た印象のまま美しく撮影できた

  • セカンドカメラで撮影した夜景。手持ちでもブレずにきれいに撮影できた

高性能&大容量バッテリーでアプリがサクサク

ZenFone 6には、ハイエンドスマートフォン向けのSoC、Qualcomm Snapdragon 855が搭載されており、一般的なアプリもゲームもサクサク動作する。しかもパフォーマンスを最適化する「AIブースト」機能が搭載されており、オンにすることで負荷の高いゲームなどをより快適にプレイできるようになる。実際にグラフィックのリッチなゲームをいくつか試してみたが、ほとんどもたつきを感じることなく楽しむことができた。通常の使い方なら性能面で不満を感じることはまずないはずだ。

  • ASUS独自の「AIブースト」機能が搭載されておりゲームも快適

性能が高いと心配になるのが電池持ちだが、ZenFone 6には一般的なスマホの倍近い5,000mAhという超大容量バッテリーが搭載されている。これにより、連続待受は最大約35日間、連続通話は約40時間、Wi-Fi接続時のWebブラウジングは約23時間という驚異的な駆動時間を実現している。しかも急速充電規格QuickCharge 4.0に対応しており、約2.1時間でフル充電が行える。

  • 5,000mAhという超大容量バッテリーが搭載されている

これだけ持つと、モバイルバッテリーを一緒に持ち歩かなくても電池残量が気になることはほとんどない。旅行などで一日中外を出歩くような場合も安心だ。

機能満載のハイエンド機が実質5万9,800円で手に入る!

このほか、ZenFone 6には指紋認証や顔認証などのセキュリティ機能、デュアルスピーカーによるクリアで迫力あるサウンドなど、フラグシップ機にふさわしい機能が数多く搭載されている。また、ハイレゾにも対応しており、製品にはハイレゾ対応のイヤホン「ZenEar Pro」も標準で付属する。

これだけ充実した機能を備えていながら、一括払い価格は6万4,800円と比較的リーズナブル。しかもMVNOの老舗、IIJmioの場合、9月30日までならIIJmioを6カ月以上利用しているユーザーには5,000円分のギフト券がプレゼントされるキャンペーンを実施中。つまり、実質5万9,800円で手に入るというわけだ。

キャンペーンの適用を受けるには、IIJmioのWebサイトから音声通話機能付きSIM(みおふぉん)の申し込みと同時に購入するか、mioサプライから端末を購入する必要がある。いずれの場合もギフト券は希望の電子マネー(Amazonギフト券やApp Store & iTunesギフトカード、Google Playギフトコード、nanacoポイントなど)から好きなものを選ぶことが可能だ。

しかも、今なら音声通話機能付きSIM(みおふぉん)の月額割引キャンペーンも実施しているので、音声SIMとセットに申し込みとダブルでおトクだ。

ハイエンドスマホの注目機種をおトクな価格で手に入れて格安で運用したいなら、この機会を逃す手はない。スマホのカメラ機能にこだわりを持つ人や、電池持ちの心配をせずにスマホゲームや動画を楽しみたい人、洗練されたデザインの端末を探している人は、ぜひ同社のキャンペーンサイトをチェックしてみてほしい。なお、なくなり次第終了とのことなので、キャンペーン期間内であっても早めの購入をお勧めする。

  • 独創的なフリップカメラが魅力的な「ZenFone 6」

※なお、ZenFone6は、大人気端末のため現在在庫切れをしております。 9月下旬に再入荷を予定しておりますので、是非Webをチェックしてください。

[PR]提供:IIJmio