20歳の若さで、ホスト業界トップクラスの巨大組織"冬月グループ"を創業。既存のホスト業界のイメージをカジュアルかつクリーンに変化させたことで、たった6年で年商60億円という実績を残した細矢義明氏。起業して以来、一度も売り上げを落としたことがないという奇跡の手腕を持つ彼が、冬月グループとは異なる業界で、新たな会社となる「株式会社Leading Communication」を設立した。どのような想いでグループを育て、新たに踏み出した先に何を見ているのか。その人柄とビジョンに迫った。

個人の売上で評価されるホスト業界に革命を起こした"コミュニティ主義"

――本日はよろしくお願いします。スーツなど、フォーマルな服装でいらっしゃるのかと想像していたんですが、思いの外ラフな感じで驚きました(笑)。

  • 株式会社Leading communication 代表取締役社長 細矢義明氏

出来るだけラクな格好で居たくて。窮屈だとパフォーマンスが下がりますからね。

――そんなところもお仕事に繋がるんですね。細矢社長は起業家として若い頃から御活躍されていましたが、起業のために動き始めたのはいつ頃だったんでしょうか。

19歳の時、起業を目的にホスト業界へ飛び込みました。起業のために必要な知識や人脈、お金、経験、スキルなどを効率的に得られるのがホストだと考えたからです。ホストになりたかったわけではなく、起業するために最適な業界がここだったんです。なので1年ほどホストを経験した後は、マネジメント側にまわりました。

――小さい時から起業したいという考えがあったんですか?

小さい頃から釣りに興味があり、小学生の時は一人で海に行って、釣りが趣味のおじさんたちのコミュニティに混ぜてもらったりしてました。子どもの頃から、常識にとらわれず新しいコミュニティに入っていくのが好きでしたね。 そんな幼少期を過ごしていたこともあり、「世間の常識が作った"正しいレール"から外れないこと」を評価するという教育に疑問を持つようになりました。私自身も、そのレールから脱線したときに周りからの評価が著しく落ちてしまったんです。

新しいアクションを起こそうとすると反対される。その人の本質ではなく経歴で評価される。世間の常識で物事を判断するのは、新しく考えることを放棄しているのではないだろうか――。自分の考えを証明するため、新しいことを始めるときには必ず結果を出し、周りの声を変えて来ました。その手応えが「マネジメント」や「経営」、そして「起業したい」という気持ちに繋がっていったんだと思います。

――子供の頃から、常識にとらわれない視点を持っていたんですね。20歳の時に独立して冬月グループの前身となるホストクラブを創業されますが、経営していくうえで意識していたことはなんでしょうか。

ホストの仕事って、自分とお客さんの1対1という形をイメージしがちなんですが、実際に経験してみて、そうじゃないと気付きました。自分を好きになってもらうのではなく、自分を含めた"コミュニティ"を好きになってもらうことが大切なんですね。お客さんがそこに入りたいと思える場所を作ることで、組織自体のファンになってもらえるんです。

  • 「やりたくない事をやれといって出せる力は60%、その事をやりたいと思わせてアクションに繋げられれば120%の力を発揮できると思ってます。だから人が120%のパフォーマンスを出せる環境を作っていきたい」と語る社長。やはり人にとって居心地の良いコミュニティ作りを大切にしているようだ

だからこそ経営者になっても、働いてくれるホストがコミュニティの一員となれるように、ビジョン・マインドの共感という点を最も大切にしていました。

――個人主義のイメージが強い業界で、その考えは革新的だと感じます。

個人の売上さえ良ければいいという風潮は確かにありましたね。だからこそ、"コミュニティ"を大事にするという考えで、業界をもっと変えられるんじゃないかと思いました。自分が経営する組織での評価軸は、売上だけではなく"役割と責任"をどう果たし、コミュニティにどう貢献できたか、が最優先。どんなに売り上げていても、そこに共感してもらえない人は評価しませんでした。

違うな、と思ったらすぐ指摘してとことん話をしましたし、そのポリシーに共感してもらえる人ならば、たとえ私自身とやり方が違ったとしても、最終的に目指すところが大きくズレくることはないですからね。

経験を活かして設立した新会社、Leading Commnicationとは

――ホスト業界の第一線を離れ、現在は新たに「株式会社Leading Communication」を立ち上げられたとのことですが、そのきっかけを教えてください。

働いてみて感じたことですが、ホストには高いコミュニケーションスキルとコミュニティ形成スキルを持った人材がたくさん居るのに、業界自体が閉ざされている。この人材を活かして新たなコミュニティを形成できるのではないか、と考えたのがLeading Communication設立の大きな理由です。 また30代になると、いつまで続けられるのかと誰しも不安を抱える職業でもあります。彼らの才能を活かし、セカンドキャリアを描ける場を違う業界に作りたいと思い、事業を展開することに決めました。

――ホスト業界のスキルやノウハウを、もっと広く活用していきたいということですね。

やはり女性が求めるものを先回りして考え、コンテンツや演出によってファンにさせることに関しては我々は長けています。毎月200人ものイケメンが面接に来るようなところは他にないと思いますからね。冬月グループの創業者として、業界をまたいでもそのアセットは活用していきたい。今、女性が求める男性コンテンツは、高い需要があると思うんです。アイドルや2.5次元舞台俳優、声優など、男性コンテンツは様々なジャンルが生まれ、現在過渡期にきていますからね。

  • Leading Communicationの社員との会議中。普段の社長について聞くと、「こう見えて、社長はお酒が飲めないんです。女性社員の方が強いんですよ」と意外なエピソードも飛び出した

"イケメン"の中身を作り、世の女性を熱狂させる事業展開

――そういった需要に対して、具体的には今後どのような事業を展開していくのでしょうか。

"カッコイイは作れる"をコンセプトに、世の中に影響を与える男性コンテンツをさまざまな形でリリースしていく予定です。重視しているのは、コンテンツとなっていく男性の"中身"をどう提供するか。"イケメン"は実は入口でしかない、というのが私の考え。女性にとっては、"イケメン"をきっかけに興味を持って、"中身"と"ストーリー"を知ってから、ファンになる。その中身の提供を、プロフェッショナルである私たちがプロデュースすることで、女性を熱狂させる男性コンテンツが実現できると考えています。

9月11日には、メンズメディアdanCe(ダンシー)をリリースします。danCe(ダンシー)は、「カッコイイは作れる」がコンセプトのメンズメディアです。カッコイイの定義が多様化する現代においては、そのアイコンは一つではありませんが、それでも時代にかかわらず共通するのは「女子にカッコイイと思われたい!」というひそかな願望だと思っています。そこでdanCeではそれぞれのカッコイイに一歩近づくための等身大の情報やアイデアを、女子目線からお届けします。

  • 今の自分を変えたい、もっとカッコよくなりたい気持ちを抱えている男子のための情報をお届けするメディア『danCe』。”女子目線”で情報提供を行っている点がポイント

他には、Fogg株式会社と共同で『toU』というコミュニティツールアプリを10月リリースに向けて開発しています。このアプリは、弊社育成アーティストが女性ファンに対し、オンライン配信を行うというもので、ファンはアーティストにハートを送り応援することができます。このアプリが唯一無二なのは、一番多く応援した女性は、配信後3分間アーティストと2人きりでトークを行うことができる点。これは、コミュニケーションスキルが高い男性を多く抱える弊社ならではのサービスだと思います。

  • Leading Communicationが展開する事業について、真剣に語る細矢社長

また、ホストのセカンドキャリアを支援する事業では、メンズの美容クリニックのプロデュースや、PR・マーケティング代理店業等を幅広く展開予定です。

――男性コンテンツのプロフェッショナルとして、大きなコミュニティをまた作り上げていくんですね。ビジネスの広がりに伴って、志を共にする仲間も増えるかと思いますが、細矢社長はどんな人材を求めていますか。

常識を疑うことができる人ですね。みんながやっているからこう、とか、私が言っているからその通りに、とかじゃなく、自分なりのやり方や新しい方法を見つけられる人。もちろん土台の部分では会社のミッション(個が消費されている世の中を解決したい)ビジョン(個人のコンテンツ化と可能性の最大化する仕組みを作る)に共感してくれた上でのことですが、どんどん自分で開拓していきたいという"熱量"のある人と、新しい市場を盛り上げていければと思います。

――楽しみにしています。本日はありがとうございました。

20代でこれまでにない新しい業界のスタイルを確立。一大グループを作り上げてきた細矢社長が、新たに描くビジョンがどのような形で具現化されていくのか。今後、続々とリリースされる新感覚のコンテンツにぜひ注目していただきたい。



◆プロフィール
株式会社Leading communication
代表取締役社長 細矢義明氏

「起業したい」という思いから、起業に必要なスキルを効率的に手に入れるため、19歳のときにホスト業界へ入り、20歳で独立。2012年に冬月グループを立ち上げ、6年で年商60億へと成長させる。2018年には、ホスト業界から離れ、新会社Leading communicationを設立。イケメンが世の中に影響を与えるためのコンテンツづくりを行い、ファンを巻き込んだ熱狂的なコミュニティづくりとサービス展開を行っていく予定だ。

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