本製品のサイズは364.5×258×28.4mm、重量は約2.2kg。パネルの上左右3辺のベゼルを細くした狭額縁仕様が採用されており、従来モデル「NEXTGEAR-NOTE i5560シリーズ」に比べて、ディスプレイサイズはそのままで天面の面積を約89%に小型化している。携帯性は大きく向上したと言える。

  • 本体の実測重量は2,154g。厚みは28.4mmとそれなりにあるが、ゲーミングノートPCとしては軽量な部類に入る

バッテリは交換式のリチウムイオン充電池。ラベルに記載されているバッテリ容量は48.96Wh。「powercfg /batteryreport」コマンドを実行したところ、設計容量は48,024mWh、フル充電容量は44,410mWhと表示された。

  • ACアダプタと電源ケーブルの合計重量は実測598.5g。軽量化したい場合には、電源ケーブルをサードパーティー製変換プラグなどと交換しよう

  • ACアダプタの仕様は、入力100-240V~2.5A、出力19.5V 9.23A、容量180W。メーカー保証は国内限定だが、スペック的には世界各地で利用可能だ

  • バッテリ容量は公式スペックとしては48.96Wh

  • バッテリ容量をチェックする「powercfg /batteryreport」コマンドを実行したところ、設計容量は48,024mWh、フル充電容量は44,410mWhと表示された

「NEXTGEAR-NOTE i5565シリーズ」には負荷の高い3Dグラフィックス処理を行なわないときに、自動的に外部グラフィックスから低消費電力のCPU内蔵グラフィクスに切り替える「MS-HYBRID」機能が採用されている。

従来モデル「NEXTGEAR-NOTE i5560シリーズ」のバッテリ駆動時間は約5.5時間だったが、「NEXTGEAR-NOTE i5565」シリーズはその約1.75倍に相当する約9.6時間のバッテリ駆動時間を実現しているとのこと。これだけバッテリが保てば、モバイルPC的な用途にも活用できそうだ。

  • ディスプレイの最大展開角度は実測約134度

豊富なインタフェースで最大4画面の同時出力に対応

インタフェースは全モデルで共通。USB Type-C 3.1(背面×1)、USB Type-A 3.1(右側面×1)、USB Type-C 3.0(左側面×1)、USB 2.0(左側面×1)、HDMI(背面×1)、Mini DisplayPort(右側面×1)、マルチカードリーダー(右側面×1)、ヘッドセット端子(左側面×1)、マイク入力(左側面×1)と豊富に用意されている。

背面のUSB Type-C 3.1は映像出力に対応しており、HDMI、Mini DisplayPortと合わせれば合計3台の外部ディスプレイを接続できるので、本体の画面を含めて最大で4画面のマルチディスプレイ環境を構築可能だ。

  • 本体天面は強化プラスチック製。G-Tuneのロゴは印刷だ

  • 本体底面。プロセッサー、グラフィックス、メモリ、ストレージ、ヒートシンクなど、発熱が集中する場所に放熱口が設けられ、大型の冷却ファンが透けて見える。効率的に放熱、排気することで安定してハイパフォーマンスを発揮できそうだ

  • 本体前面。本体右寄りに、アクセスランプ、機内モードランプ、バッテリランプ、電源ランプが配置されている

  • 本体背面。左右に大型の放熱口を装備。中央には左からUSB Type-C 3.1、HDMI、有線LAN、電源端子が並んでいる

  • 本体右側面。左からUSB Type-A 3.1、Mini DisplayPort、マルチカードリーダーを搭載している

  • 本体左側面。左からUSB Type-A 3.0、USB 2.0、マイク入力、ヘッドセット端子が配されている