エンジニアであれば「自分のスキルを武器にしたキャリアアップ」は、常に意識していたいもの。しかし、実際に「転職」を決断するまでには、さまざまな不安があるのも事実だろう。転職経験者は、どのようなきっかけで会社を移り、現在はどのような思いで仕事に取り組んでいるのだろうか。

今回、「Oracle Database」のエキスパートとして、システム開発・インテグレーション事業を展開する「システムサポート(以下、STS)」に中途入社したエンジニアに、転職の動機や現在の職場環境についての話を聞くことができた。今後のキャリアを考えているエンジニアにとって、参考になるのではないだろうか。

  • 今回インタビューに協力いただいた、STS 東京支社 インフラソリューション事業部 村上太郎氏。いまの職場について本音を語ってもらいました。

    今回インタビューに協力いただいた、STS 東京支社 インフラソリューション事業部 村上太郎氏。いまの職場について本音を語ってもらいました

Oracle Databaseのエキスパートが感じた「不安」とは

-本日はよろしくお願いします。村上さんは、STSに入社されてどのくらいで、現在はどのような業務に携わっているのですか。

入社は2017年の8月ですから、もうすぐ2年になります。業務としては、主に、Exadataで稼働しているOracle Databaseの環境維持に、DBAとして関わっています。

-以前の職場でも、データベース管理を手掛けておられたのですか。

会社はいくつか変わっているのですが、最初はビジネスアプリケーションのエンジニアとしてキャリアをスタートしました。仕事として、Oracle Databaseを専門的に扱うようになってからは7年ほどですね。

-アプリケーションエンジニアから、Oracle DatabaseのDBAへ、というキャリアは少しユニークですね。何かきっかけがあったのでしょうか。

アプリケーションエンジニアだったころに、あるWebサイトの開発に携わったのですが、その時、サイトのオープンと同時に大量のアクセスがあり、サイトがほとんど機能しなくなるということがありました。慌てて状況を調べたところ、データベースの負荷が大きくなりすぎてしまい、処理が滞ってしまっていたのが原因でした。しかし、当時の自分はデータベースに関する知識がほとんどなかったため、何もすることができず、ただ大量に流れるログファイルを眺めることしかできませんでした。非常に悔しかった思い出です。

その経験をしてから、「システムのパフォーマンスをチューニングする」というのは、つまるところ「データベースをチューニングする」というのとほぼ同義だと考えるようになりました。この先、エンジニアとして仕事をしていくのであれば、データベースに関する知識は絶対に身につけなければいけないと感じ、そこから本格的に勉強をはじめましたね。

データベースは、Oracle Database以外にも、いくつか触ってみたことがありますが、特にビジネスアプリケーションの分野では、Oracle Databaseが多く使われていますし、DBAの立場で構築や運用を行いたいと思った時に、使いやすい仕組みが多く用意されているというのも魅力でした。

-以降、Oracle DBAとしてお仕事をされてきたのですね。その中で、今回の転職を考えたきっかけを教えてください。

ここに来る以前は、あるベンチャー企業に勤めており、客先常駐の形でDBAをやっていていました。客先常駐という働き方自体には特に問題がなかったのですが、客先で仕事をしていく中で、少し困ったことになりました。

その現場で、オラクル以外のテクノロジーに関する少し詳しい知識が必要になったのですが、会社に何らかのサポートを求めても、他の人からの手助けは得られない状況だったのです。客先でも、自社でも、業務に必要な技術について詳しい相談ができる人がいないという状態で、自分1人でやれることに限界を感じたというのが、転職を考えはじめた直接の動機ですね。

-転職先を検討する中で、STSはどのように候補として挙がってきたのですか。

「Oracle DBAとしての専門性を生かせる職場」を探していたところ、エージェントの方から候補として名前が出たというのがきっかけです。実際に、人事担当の方の話を聞く中で、自分が前職で感じていた不安は解消できそうだと感じたのが、転職先として、ここを選んだ最大の理由です。

  • 村上太郎氏

「1人じゃない」と感じながらエンジニアリングに取り組める安心感

-実際に転職されて、いかがでしたか。

前職での最大の不安は「身の回りに技術的な相談をできる人がいない」ということだったのですが、STSに来て、それはたしかになくなりました。身の回りに、Oracle Databaseをはじめとする、オラクル技術のエキスパート、それこそ「Platinum」クラスの認定資格取得者が大勢いるのです。ちなみに自分も、入社後にPlatinumを取得しました。

例えば、「今常駐している現場で、こんな現象が起きています。サポートに問い合わせたらこんな回答だったのだけれど、皆さんのご意見はどうですか?」といったことをチャットツールで相談すると、社内にいる各分野のエキスパートが、色んな意見を出してくれます。ちょっとした視点の違いが、問題解決につながる気付きを与えてくれることも多いですね。

また、同じOracle DatabaseのPlatinum取得者であっても、それぞれに得意としている技術分野があります。そうした人たちの意見を聞きながら、業務やトラブル対応にあたれるという環境は、とても心強く思います。本当に技術が好きで、知識のあるエンジニアが、知恵を出し合い、助け合いながら仕事にあたっていると感じています。

-そういった社風があるというのはいいですね。

いわゆる「風通しが良く、意見が言いやすい」組織づくりのために、いろいろと試行錯誤をしていますね。派閥のようなものもないですし、仕事の内容やスタイルについても、会社側の都合だけでなく、当人のキャリアや希望を聞いて、それらを考慮してくれているように感じます。

私のように「客先常駐」のスタイルで仕事をしている社員も多いのですが、定期的に懇親会や部会は行われていますし、自分ひとりではなく、組織として仕事に取り組み、実績を上げているという実感は得やすいと思います。

  • STSのオフィス風景

    STSのオフィス風景。吹き抜けで空間としても風通しが良さそう

-その環境の中で、DBAとしては、どのような案件に取り組まれているのでしょうか。

ある大手通信事業者で導入されているExadataの設計構築、運用開始後の現在は、環境維持と管理を担当しています。業務部門からは、アプリケーション側のニーズに合わせて、データベースに対するさまざまな要望が出てくるのですが、Oracle Databaseのマルチテナントや、プラガブルデータベースといった機能を駆使して、効率的な運用の方法を確立するといったことをやってきています。

エンジニアとして「第一線」であり続けるための条件とは

-今後について、キャリアに関する目標やビジョンはありますか。

まずは、エンジニアとして第一線で働き続けていたいというのがありますね。合わせて、自分は今年で社会人生活が25年目に入るのですが、少しずつ、これまでに仕事の中で学んだことや感じたことを、新しいエンジニアにも伝えて行きたいと思い始めています。

STSの人事制度としても、いわゆる現場に近い「テクニカル特化型」のマネージャーと、会社全体のマネジメントに携わるマネージャーの、両方のキャリアパスが用意されていますので、自分としては、Oracle Databaseのエキスパートとしての専門性をさらに磨いていければと思っています。

-村上さんは、STSが運営する「DBひとりでできるもん」というサイトで「心臓外科医の術式」という連載ブログも担当しておられますね。

あれは、業務というよりも趣味の一環なのですが(笑)、システム開発やデータベース管理という仕事をしてきた中で、自分なりに身につけたものや、感じたことを書き残しておくことで、技術的に同じところでつまずいていたり、仕事上の悩みを持っていたりする人に、何らかのヒントになるといいなと思って書いています。

「DBひとりでできるもん」の紹介記事はこちら

-現在、転職を含めて今後のキャリアを考えているエンジニアに、経験者としてのメッセージをいただけますでしょうか。

まず、Oracle DatabaseのDBAとして、過去の私と同じような孤独を感じている方は、ぜひ一度、STSをのぞいてみてください。実際、どこの現場やチームでも、Oracle Databaseの話ができる人の数は少なくて、何か技術的な課題に直面しても、誰にも相談できないということが多いと思うんですよ。その点で、STSはOracle Databaseのエキスパートが集まっており、みんなが相談に乗ってくれます。もう、1人で悩むのはやめましょう(笑)。

  • 村上太郎氏

-最後に、どういったエンジニアが、今後必要とされるとお考えですか。

「スキルが高い」「知識が豊富」というのは、大切な要素だと思いますが、それ以上に「やる気と情熱」があるエンジニアは強いと思います。この業界は次々と新しい技術や考え方が出てきますので、そうしたものに出会ったときに「この分野については、自分が業界でトップクラスになる」という「自負」あるいは「危機感」のようなものを持てる人は強いですよね。そうした意識を持てれば、新しいことを自発的に学び、自分のものにしていくことが苦にならないと思うのです。

足りない技術や知識は、他の人から教えてもらったり、助けてもらったりすることも可能ですが、自発的に何かをやっていくための「やる気と情熱」は、自分の中でしか生まれないという意味で、この先、業界で生きていくエンジニアには必須のものだと思います。

また、STSは、そうしたエンジニアの思いを、組織として支えてくれる体制がある会社だと思います。それは、自分が実際にこの会社に入ってみて、実感しているところです。

-ありがとうございました。

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