生活をしていくうえで必要なものはいろいろあるが、やはり最近ではインターネットにつながる環境は必須だろう。ニュースを見たり、動画を見たりはもちろん、ほとんどの買い物をネットで済ませている人も多い。
「それならスマホでもいいじゃん」という声が聞こえてきそうだが、スマホだけでいいやといっていた友人が、「やっぱりPC買うわ」となったのを、筆者は何人も見てきた。
今回は、そんなライトユーザーにもオススメできる製品を紹介したいと思う。
PCとスマホの決定的な違いとは
PCとスマホの決定的な違いは、画面の大きさと一度に表示できる情報量だ。これは使えばわかるが、一度PCの画面と解像度に慣れてしまうと後戻りすることは難しく、逆にPCから離れていたユーザーが戻ってくるケースも多いのだ。
そうした買い替え組や新規購入組の人たちが「PCを買おう!」となったときに、重視するのはコストパフォーマンスだろう。もちろん予算に余裕があれば、ハイスペックマシンを購入してもいいが、ライトユーザーにはオーバースペックになることも多い。
ネットが使えて、たまにドキュメントや画像編集といった用途なら、ハイパフォーマンスに固執するよりも、使い方とのバランスがいいスペックを搭載したマシンのほうが扱いやすいはずだ。
そこで筆者的には、ディスプレイなどの周辺機器を別途購入することなく、一台で一通りのことができるノートPCをオススメしたい。
15インチクラスのフルHDディスプレイは、スマホと比べればかなり広大に感じられるし、それでも足らないときには、別途ディスプレイを購入してデュアルディスプレイにすればいい。対応する周辺機器が多い上に、応用範囲も広く、さまざまなことができるのがノートPCのいいところだ。
そこで今回は、コストパフォーマンスの高さで定評のあるマウスコンピューターのm-Book N シリーズから「m-Book N510SD-M2SH2」を紹介したいと思う。
15.6型ディスプレイで画面を広く使える
「m-Book N510SD-M2SH2」は15.6型ディスプレイを搭載した、いわゆるA4サイズのノートPCになる。グレーの天板に25.4mmという比較的薄型デザインの本体は、光学ドライブ内蔵でこのサイズでありながら約2.2kgと軽量だ。これならインテリアにもよく馴染むし、ちょっとした持ち運びなら苦にならない。必要なときにPCを出し、使い終わったらしまうというスタイルにも最適といえる。
インタフェースは外部ディスプレイ用にD-subとHDMIポートが用意されるほか、USB 2.0ポートとType-C形状を含むUSB 3.0ポートがそれぞれ2個ずつ用意されている。また、SDメモリカード対応のカードリーダーもあるので、これだけあれば、ほかのデバイスを接続するのに困ることはないだろう。
ディスプレイの解像度は1,920×1,080。いわゆるフルHD対応のノングレアパネルが採用されている。映り込みが少ないので、長時間画面を見続けても疲労度が低く、体に優しい仕様だ。
またこの製品には、本体右側面に格納される形でDVDスーパーマルチドライブが標準で搭載されている。映画などの視聴はもちろん、動画や画像、データなどをDVDメディアに気軽に書き込むことができるので便利だ。