• 須磨海浜水族園1

フルノシステムズは、神戸市立須磨海浜水族園(神戸市須磨区)で情報配信プラットフォーム「エアサイネージ」を用いた実証実験を行っています。

須磨海浜水族園で実施する実証実験「ウォーキング水族園」の一環で、安全な見学環境の構築と来園者の運動促進を目的に、アシックスと須磨海浜水族園と連携して実施しています。子どもたちや視覚障がい者の方々が安心して使える仕組みを用意し、水族園をより楽しく安全に見学してもらえる環境構築を目的としています。

実証実験は5月20日(月)に開始し、6月7日(金)まで(平日のみ)の実施を予定しています。 ※実証実験は、上記期間内でも予告なく終了する場合があります。

来園者に園内を活発に周遊してもらうための仕掛けとしてエアサイネージを設置

  • フルノシステムズの情報配信プラットフォームの最新版「エアサイネージ2」

エアサイネージは、来園者のスマートフォンやタブレット端末にWi-Fiを経由して展示資料の説明など情報コンテンツを配信するシステムです。このたびの実証実験では、須磨海浜水族園を訪れる子どもや視覚障がい者向けの案内コンテンツを配信するためのプラットフォームとして「エアサイネージ2」を園内2カ所に設置しています。

ウォーキング水族園において、エアサイネージは来園者に楽しく活発に園内を周ってもらうための仕掛けとなります。魚や動物たちの展示のなかで、視覚以外でも楽しめるコンテンツをアシックスが企画し、エアサイネージを活用いただくことで園内を積極的に周遊してもらうことを期待しています。

  • 園内に設置している「エアサイネージ2」

    園内に設置している「エアサイネージ2」

エアサイネージに格納している魚や動物たちに関する解説文を、スマートフォンの読み上げ機能を活用して音声で再生することが可能で、視覚障がい者の方々にも展示情報を理解していただけるよう設定しています。また、来園者がニックネームやコメントを登録・入力し、撮影した動物たちの写真や動画を自由にアップロードできるコーナーを設けました。子どもからお年寄りまで楽しめるコンテンツとなっています。

  • コンテンツ画面のイメージ

アシックスは視覚障がい者の声から生まれた試作品を紹介

5月24日、須磨海浜水族園に来園された視覚障がい者の方々を対象とした見学イベントを実施しました。魚やイルカなどの模型や、サメの歯、亀の甲羅といった展示資料を実際に手に取って体感してもらい、水族園の職員が説明にあたりました。

フルノシステムズは、展示物を陳列した会議室に特設でエアサイネージを設置し、訪れた方々にスマートフォンやタブレット端末でコンテンツを体感してもらいました。

  • スマートフォンやタブレット端末でコンテンツを体感
  • 案内ボードと特設のエアサイネージ2

    案内ボードと特設のエアサイネージ2

参加された方はスマホやタブレットを自ら操作し、コンテンツの音声ガイドに耳を傾けていました。とある参加者の方は「水族館はガラスの向こうに魚がいるから、目が見えないと楽しむことが難しくて訪れる機会が少なかった」といいます。実際に模型を手に取ってみることや、エアサイネージによる音声ガイドを体験することで、須磨海浜水族園の展示を身近に感じてもらうことができたようです。

  • スマホで音声ガイドを体験
  • タブレットで音声ガイドを体験

アシックスは、2018年8月に神戸市内で開催した「アイデアソン・ハッカソン」で、視覚障がい者の方から寄せられた意見をもとに試作したシューズ(参考展示)を、今回の見学イベントで視覚障がい者の方に体験いただきました。

「フラット磁気点字を踏むと振動し、視覚障がい者の移動をサポートする」シューズで、つま先に取り付けた装置がターゲット(今回は磁力)を感知して振動し、視覚障がい者の移動に対して警告や誘導を行う仕組みです。

アシックスでは、障がい者を含むあらゆる立場の人々の運動関心喚起や、新たなスポーツ体験の可能性の検証を目的に、最新のIoT(モノのインターネット)/ICT技術を活用した実証実験に取り組んでおり、このたびの「ウォーキング水族園」を主導しています。

  • 「フラット磁気点字を踏むと振動し、視覚障がい者の移動をサポートする」シューズ

    「フラット磁気点字を踏むと振動し、視覚障がい者の移動をサポートする」シューズ

  • 視覚障がい者の移動をサポートするシューズを体験
  • フラット磁気点字につま先を近づけるとシューズが振動します

    フラット磁気点字につま先を近づけるとシューズが振動します。

誰もが楽しく安全に見学できる環境構築を目指して 

  • 須磨海浜水族園2

    須磨海浜水族園

須磨海浜水族園のエントランス正面には、多くの魚たちに加え大型のサメやエイが泳いでいる大水槽があります。同じ建物の上層フロアに行けば、大水槽を上からのぞき込むことができます。潮の香りや揺れる水の音が聞こえてくるため、視覚以外でも水槽の中の世界を感じることができます。

また、イルカライブの会場や、ペンギンやアザラシを飼育しているエリアでも、仕切りのガラスや柵をある程度の高さに抑えることで、鳴き声や水しぶきを体感できるようになっています。より身近に動物たちを観察して臨場感を味わえるよう、須磨海浜水族園では展示スペースにあらゆる工夫を施しています。

24日に見学イベント取材で水族園を訪れた際、園内には平日にも関わらず多くの子どもたちや家族連れ、カップル、外国人の団体客など、あらゆる人たちが訪れていました。障がいの有無に関わらず、誰もが楽しく安全に見学できる環境構築を実現するツールとして、エアサイネージの機能が活用されることを期待したいものです。

  • 須磨海浜水族園のアザラシ

神戸市立須磨海浜水族園のホームページはこちら
http://sumasui.jp/

アシックスのホームページはこちら
https://corp.asics.com/jp/

エアサイネージの情報はこちら
http://www.furunosystems.co.jp/airsignage2/

[PR]提供: フルノシステムズ