RTX 2060と144Hz液晶を搭載した17.3型ゲーミングノートPC「NEXTGEAR-NOTE i7930シリーズ」

「NEXTGEAR-NOTE i7930」シリーズに採用された17.3型フルHDディスプレイには、144Hzのリフレッシュレートに対応した高速液晶パネルが採用されている。フレームレートの高い3Dゲームを動作させても、滑らかに映像が表示される。

ディスプレイとしての基本性能も優秀。視野角は垂直・水平ともに85度、sRGB比95%色域に対応しており、広い角度で階調が保たれ、カラーキャリブレーションすれば発色も正確だ。

ディスプレイの表面処理はアンチグレア(非光沢)を採用している。グレア(光沢)と好みが分かれるところだが、照明が多く設置されているような環境で使用する際には、映り込みの影響をほとんど受けないアンチグレアディスプレイのほうが有利だ。

ディスプレイは垂直・水平ともに85度の広視野角タイプ。色域はsRGB比95%に対応しており、階調表現が豊かだ。写真現像などのクリエイティブワークに利用する際はカラーキャリブレーションをオススメするが、発色に癖はない。ゲームをプレイする際に設定を変更する必要はないだろう
「設定→システム→ディスプレイ→テキスト、アプリ、その他の項目のサイズを変更する」から表示スケールを変更可能。デフォルトで100%に設定されているので、これ以上細かく表示することはできない。逆に文字が小さすぎると感じたなら、125%や150%などに設定するといい

キーボードは、ゲーミングノートPCの使い勝手を大きく左右する重要な装備。本シリーズには、ゲーム向けに全キー同時押しに対応したメカニカルキーボードが採用されており、複数キーの同時押しを多用するFPSゲームなどでプレイヤーの意図通りの操作が可能だ。

キーピッチは約18mm、キーストロークは約2mmを確保。キースイッチには押下圧60g(±10g)のパーツが採用されており、打鍵感は良好だ。エキサイトして多少ラフなキー操作をしたとしても、誤操作の恐れは少ない。

対戦ゲーム中にWindowsキーを押してしまうと致命的な操作ミスとなるが、「Fn＋F2」キー、または管理アプリケーション「GamingCenter」でいつでも無効にできる。ハードウェア的にもソフトウェア的にもゲームに特化したキーボードといえよう。

キーピッチは約18mm、キーストロークは約2mmが確保されている。タッチパッドは操作性を重視して、127.6×70.1mmと大型のダイビングボード構造タッチパッドを採用。なおゲーム中の誤操作を防止するために、タッチパッド左上をダブルタップすればいつでも有効/無効を切り替え可能だ
キースイッチは押下圧60g(±10g)。適度な反発力が心地良く、ゲーミングノートPCではあるが長文入力に適したキーボードでもある