本製品のサイズはW395.7×D263×H26.6mm、重量は約2.6kg。3辺のベゼルを細くした狭額縁仕様とすることで、従来の同社の15.6型ゲーミングノートPCと同等の横幅のボディに、17.3型の液晶ディスプレイを搭載している。画面占有率は84.77%となっており、ゲームへの没入感を高めることにも一役買っている。

バッテリーはリチウムイオン充電池。バッテリー容量は公表されていないが、「powercfg /batteryreport」コマンドを実行したところ、設計容量、フル充電容量ともに4,6740mWhと表示された。

バッテリー駆動時間は約5.8時間と、昨今のモバイルノートPCには及ばないが、ゲーミングノートPCは、元々フルパワーを発揮するためにACアダプタに接続するので問題にはならないだろう。

  • 本体の実測重量は2518g。最新3Dゲームを快適に動作させられるパフォーマンスを携帯できると考えれば決して重くはない。ナップザックなどに入れればゲーム大会会場への往復も楽勝だ

    本体の実測重量は2,518g。最新3Dゲームを快適に動作させられるパフォーマンスを携帯できると考えれば決して重くはない。ナップザックなどに入れればゲーム大会会場への往復も楽勝だ

  • ACアダプタと電源ケーブルの合計重量は実測591.5g。電源ケーブルをサードパーティー製変換プラグと交換すれば、ある程度の軽量化は可能だ

    ACアダプタと電源ケーブルの合計重量は実測591.5g。電源ケーブルをサードパーティー製変換プラグと交換すれば、ある程度の軽量化は可能だ

  • ACアダプタの仕様は、入力100-240V~2.3A、出力19.5V 9.23A、容量180W。メーカー保証は国内限定だが、スペック的には世界各地で利用可能。変換プラグさえ用意すれば海外のゲーム大会でも利用できる

    ACアダプタの仕様は、入力100-240V~2.3A、出力19.5V 9.23A、容量180W。メーカー保証は国内限定だが、スペック的には世界各地で利用可能。変換プラグさえ用意すれば海外のゲーム大会でも利用できる

  • バッテリー容量をチェックする「powercfg /batteryreport」コマンドを実行したところ、設計容量、フル充電容量ともに46740mWhと表示された

    バッテリー容量をチェックする「powercfg /batteryreport」コマンドを実行したところ、設計容量、フル充電容量ともに46740mWhと表示された

  • ディスプレイの最大展開角度は実測約136度

    ディスプレイの最大展開角度は実測約136度

最大4画面の同時出力に対応した豊富なインタフェース

インタフェースは全モデルで共通。USB Type-C 3.0(背面×1)、USB Type-A 3.0(右側面×2)、USB 2.0(左側面×1)、HDMI(背面×1)、Mini DisplayPort(背面×2)、ギガビット(10/100/1000)LAN(左側面×1)、マルチカードリーダー(右側面×1)、ヘッドフォン出力(左側面×1)、マイク入力(左側面×1)と豊富に用意されている。

映像端子は同時出力に対応しており、本体の画面と合わせて最大で4画面のマルチディスプレイ環境を構築できる。動画編集などのクリエイティブワークでマルチディスプレイ環境は重宝するはずだ。

また、全USB端子が常時給電に対応しており、本製品をシャットダウンしていてもスマートフォンやタブレットを充電可能。泊まりで国内、海外のゲーム大会に参加する際も、別途USB充電器を持っていく必要はない。

  • 本体天面は金属製で、ヘアライン仕上げの表面加工が施されている。ハイパフォーマンスにふさわしい高級感だ

    本体天面は金属製で、ヘアライン仕上げの表面加工が施されている。ハイパフォーマンスにふさわしい高級感だ

  • 本体底面。プロセッサー、グラフィックス、メモリ、ストレージ、ヒートシンクなどがある、発熱が集中する場所に大型の放熱口が設けられている。ハイパフォーマンスを安定して持続するための放熱設計だ

    本体底面。プロセッサー、グラフィックス、メモリ、ストレージ、ヒートシンクなどがある、発熱が集中する場所に大型の放熱口が設けられている。ハイパフォーマンスを安定して持続するための放熱設計だ

  • 本体前面。本体側中央にはLEDライトバーが埋め込まれている。点灯方法はカスタマイズ可能だ

    本体前面。本体側中央にはLEDライトバーが埋め込まれている。点灯方法はカスタマイズ可能だ

  • 本体背面。左右に大型の放熱口を装備。中央には左からMini DisplayPort×2、HDMI、USB Type-C 3.0、電源端子が用意されている

    本体背面。左右に大型の放熱口を装備。中央には左からMini DisplayPort×2、HDMI、USB Type-C 3.0、電源端子が用意されている

  • 本体右側面。左からマルチカードリーダー、USB Type-A 3.0×2、放熱口を配置している

    本体右側面。左からマルチカードリーダー、USB Type-A 3.0×2、放熱口を配置している

  • 本体左側面。左からセキュリティスロット、ギガビット(10/100/1000)LAN、USB 2.0、マイク入力、ヘッドフォン出力が配されている。セキュリティスロットは、不特定多数が出入りする会場にマシンを設置する際の必須装備だ

    本体左側面。左からセキュリティスロット、ギガビット(10/100/1000)LAN、USB 2.0、マイク入力、ヘッドフォン出力が配されている。セキュリティスロットは、不特定多数が出入りする会場にマシンを設置する際の必須装備だ