今年の4月から、ママが育休から復帰してお子さんが保育園に通い始めるというご家庭も多いのではないでしょうか。お子さんの保育園入園は、パパママともに生活のサイクルや働き方が大きく変わるタイミングです。

今回、10カ月の娘さんを保育園に預けたご夫婦に、保育園に通い始めてからの生活の変化や、家事の分担、活用している家電やベビーグッズ、病気のときはどうするかなどを伺いました。これから保育園入園を控えるパパママに役立つヒントがあるかもしれません。


都内に住むパパ・Aさん、ママ・Hさんご夫婦は、昨年4月、Hさんの職場復帰にあわせて、当時10ヶ月の娘さんを認可保育園に預けました。夫婦ともに実家が遠方なので、これまで2人で協力して乗り切ってきたそうです。

▼今回お話を聞いた家族

パパ・Aさん
IT企業勤務


ママ・Hさん
WEBメディアの編集職


娘・Yちゃん
現在1歳9ヶ月。2018年4月(10ヶ月の時)から保育園に通っている


送り迎えはどう分担する? 保育園に通う娘のいるパパママの1日

――今日はよろしくお願いします。パパママともに働かれていますが、保育園の送り迎えなど、1日のスケジュールを教えてください

保育園への送り迎えは、朝、僕が保育園まで送って行き、ママが夕方迎えに行く、という役割分担をしています。仕事柄、帰宅は夜遅い時間になるので、夕ご飯はママにお願いしています。帰宅したら寝かしつけをして、洗濯や皿洗いなどの家事をする、というスケジュールです。


私は時短で働いていて、9時~17時で勤務しています。職場復帰をした当初はもっと勤務時間を短くしていましたが、徐々に延ばして、今は18時頃迎えに行っていますね。その後買い物をして、家に帰ったらご飯を作ってお風呂に入れています。


だいたいその頃、21時くらいに僕が帰ってくる感じですね。


  • パパ・Aさん(左)、ママ・Hさん(右)の平日のタイムスケジュール

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入園前の準備、やってみたら実は…?

――お二人で分担するサイクルができているんですね。さて、昨年保育園入園が決まってから、ママの職場復帰と娘さんの保育園入園に向けてどのようなことを準備しましたか

入園の1~2ヵ月前に必要なもののリストを渡されるので、それを見て準備を進めました。ネットのニュースで「手作り品が多くて大変」という記事をよく目にして不安でしたが、お昼寝で使用するシーツ類や、食事のときのエプロンなど既製品でも問題ない保育園だったので助かりました。通う園によって用意するものは結構違うんですよね。


入園のしおりで「布オムツ」と書いてあったのでちょっと驚いたんですよ。でも先生と話したら、「紙オムツで大丈夫ですよ」と言われて紙オムツを使っています。不安や疑問点は話してみると解決することも多いので、園への確認は大切だと感じました。


アレルギーのある食材がないか、自宅で事前に確認するタスクもありました。食材を買ったり調理をしたり、結構慌ただしかったです。あと、ずっと母乳で育てていたので保育園の入園を機にミルクに慣れさせようとしたのですが、なかなか飲んでくれなくて困りました。


  • 保育園に入るタイミングで、赤ちゃんの食生活も変わるもの(※画像はイメージです)

わが家は朝の登園前と夜帰ってきた時に授乳して、徐々にミルクに慣らしていきました。さく乳器を活用して、保育園に母乳を持っていくママもいるそうですね。


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頼るところは頼る! 役立ったアイテムは?

――普段の生活サイクルのなかで、入園前後で変わったことはありますか?

朝の準備の時間は増えましたね。着替えや食事の準備もですが、連絡帳の記入が、意外と時間がかかるんです。昨日の自宅での様子を記入する箇所があって、でも毎日劇的なことがあるわけじゃないので、毎朝2人で「昨日何があったっけ?」と相談しながら記入しています(笑)


それから保育園での着替えが頻繁なので、とにかく洗濯の量が増えましたね。


洗濯は僕が担当しているんですが、毎日洗濯物が返ってくるので、ドラム式の洗濯乾燥機が大活躍しています。しわが気になるものなどは、浴室乾燥機も使っていますね。洗濯乾燥機や食洗機など、家事を効率化できる家電を導入して、時間のやりくりをしています。


  • 保育園入園後、想像以上のに増えたという洗濯物。Aさん・Hさんご夫婦は家電を活用するなどして効率化しているそう(※画像はイメージです)

――購入した中で、特にこれはオススメ! というものを教えてください

毎朝役立っているのは、「電子体温計」です。おでこに1秒タッチするだけで測れるものは、毎朝保育園の連絡帳に体温を記入しなくちゃいけないので、本当に助かっています。子どもは体温を測っている間じっとしていてくれないので(笑)



あと、最近「B形ベビーカー」を買いました。これまでずっと抱っこ紐で送り迎えしてたんですが、娘の体重が10kgを超えた頃から大変になってきたので、そろそろ買い時かなと思ったんです。


お迎えの時は食材を買ったりして荷物が増えがちなので、ベビーカーを買ったことでだいぶ楽になりました。駅の改札を抜けられるコンパクトなタイプを選んだので、移動がスムーズなのもいいですね。


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――洗濯物はパパのAさんがご担当されているとのことですが、家事分担はどう決められましたか?

特に話し合ってはいませんが、元々夫は掃除や洗濯が好きだったというのもあって今の分担になっています。


家事・育児の中で、「母親しかできないこと」ってたくさんありますよね。わが家は保育園に入るまで母乳をメインで与えていたので、授乳は妻しかできないことでした。料理も僕より妻の方が頼りになります。でも、洗濯や掃除なら別に誰がやってもいいから、じゃあ僕がやろう、と考えていますね。


子どもが体調不良! その時どうする?

――保育園に通わせていると、子どもの体調不良などで急に休みや早退をしなければならないこともありますよね

先日、娘がインフルエンザにかかって1週間休みました。インフルエンザは、熱が下がっても数日休まないといけない決まりですよね。だから病院で「インフルエンザ」と診断が出てすぐに夫に連絡して、どの日にどちらが休むかを相談しました。


普段から仕事の状況は互いに把握するようにしています。共働きだからこそ、仕事の内容やスケジュールの共有は大事ですね。


  • 子どもが病気になるのは本当に突然のこと。インフルエンザは熱が下がった後も自宅待機の時間が長いため、誰が自宅で子どもを看病するかの調整が必要です

――病児保育などは利用されたことありますか

病気の子どもを慣れない場所に預けるのはどうなのかなと、少し気持ちの面で抵抗があります。とはいえ実家や親戚が遠方なので、これから病児保育やベビーシッターも活用しないと、とは考えています。


保育園にあずけてみて、どうだった?

――Hさんがお話された通り、子どもを新しい環境に預けるのは不安ですよね

そういえば、最初は保育園に預ける前も心配だって言ってたよね。


保育園で起きるトラブルのニュースなどをみると「人に自分の子どもを預けること」が心配になってくるんですよね。でもいざ預けてみたら「保育園最高!」という気分になりました。子どもが毎日楽しそうに通っている姿を見て、不安が吹き飛びました。遊びに夢中で、迎えに行っても気づかれないくらい(笑)


自宅にいる頃よりも、いろいろな経験をさせてもらっているみたいです。工作をする中で、実はシールが好きだと気づいたり、友達と遊んで体力がついたり。日々連絡帳で昼間の様子を教えてもらっていますが、「新しいことができるようになったんだな」「日々成長しているんだな」と実感しますね。


  • Yちゃんが保育園で作った作品

連絡帳を通して先生とコミュニケーションを取るうちに、保育園に預ける心配はなくなってきました。ネットやメディアの情報だけで不安にならない方がいいのかもしれませんね。


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――改めて、これから保育園に預ける方、職場復帰をする方に伝えたいことはありますか?

私たちにとって娘は初めての育児で、保育園も初めてだったので、よく分からないことだらけで不安でした。でも、不安や心配なことはその都度保育園の先生方に相談して解決してきたように思います。だから、困ったら保育園の先生に相談することをオススメします。


子どもは病気をするものなので、その時にどう調整するのかを話し合っておくことは大事だと思います。特に、仕事のスケジュールを共有することは大切です。


とにかく生活サイクルが変わるので慣れるまで大変です。今から入園後の一日の生活サイクルを、お互いにイメージしておくといいかもしれません。娘が通っている保育園は保護者会や行事の負担は少ないほうですが、保育園によっては大変なところもあるようです。メディアなどの情報よりも、まずは通う保育園の情報を集めるのがいいですよ。



今回の取材で、「保育園に預けることに最初は抵抗があった」というママのHさんの言葉が印象的でした。同じ職場復帰をするにしても、「保育園でいっぱい遊んでおいで」と送り出せる人もいれば、産まれてからずっと一緒にいる子どもを、誰かに預けることを不安に感じる人もいます。

Aさん・Hさんご夫婦も、不安に思うパパ・ママの一人でした。そういった時は、思い切って不安な気持ちを保育園の先生や周りの人に相談してみると良いかもしれません。コミュニケーションが不安を解決してくれることも、きっとあるはずです。

実家や家族のサポートがある人、全くサポートがない人、人によって子育ての状況は様々です。いろいろな家族の子育てのスタイルをヒントに、「わが家だったらどうしよう?」を考え、保育園入園をきっかけに始まる新しい生活に備えてみてはいかがでしょうか。

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