限りのある化石燃料に代わり注目を集めている「再生可能エネルギー」。CO2の排出を抑え、環境にやさしいこれからのエネルギーとして日本でも盛んに取り組みが始まっている。J-POWER(電源開発株式会社)は水力発電・風力発電など再生可能エネルギーの日本のトップランナーとして事業を展開。今後もますます力を入れていく予定だ。今回は、なかでも国内外で拡大を進めている「風力」分野の活躍を同社のウェブサイトから生まれた「でんき犬」に紹介してもらおうと思う。

でんき犬が教える! 再生可能エネルギーって?

「はじめまして!『でんき犬』です!普段はJ-POWERのホームページにいるけど、今回はマイナビニュースで『再生可能エネルギー』を取り上げてくれるというので、やってきたよ!」


そもそも再生可能エネルギーとは?

「石油や石炭といった化石燃料とは違い、繰り返し使えるエネルギーを指しているんだ。発電のときにほとんどCO2を排出しないから、環境にとても優しいよ。

水力発電や風力発電、地中のマグマの熱を利用する地熱発電、最近は大規模な太陽光発電も増えているね。それから木材資源や下水汚泥などをリサイクルして作られる燃料を使ったバイオマス発電もあるよ」


再生可能エネルギーが必要なわけ

「再生可能エネルギーへの取り組みが盛んになった理由は、第一に地球温暖化対策。再生可能エネルギーを使う比率を上げることで、温室効果ガスの1つであるCO2の発生が抑えられる。

また、日本はエネルギー資源の多くを海外からの輸入に頼っているけれど、水や風など自然の資源を用いる再生可能エネルギーは『純国産エネルギー』であり、エネルギー自給率の上昇につながるという狙いもあるよ」


  • 再生可能エネルギーでCO2の排出を抑えるとともにエネルギー自給率の向上を図る

J-POWERがやっていること

「J-POWERは再生可能エネルギーの利用拡大に力を入れているんだ。水力発電では全国61か所の発電所を持ち、国内の水力発電の約2割のシェアを占めているんだよ。地熱発電も40年以上の実績があるし、火力発電所でバイオマス燃料を石炭と混ぜて使用したり、いろいろやっているんだ。

そして風力発電でも国内2位の設備出力を持っていて、いまも国内で新しく建設を進めているだけでなく、海外での洋上風力発電事業にも参画しているんだ。実は今日、イギリスの洋上風力発電所建設プロジェクトに関わっている社員の人に話を聞けることになったよ。早速行ってみよう!」


  • 水力・風力発電では設備出力全国シェア2位を誇るJ-POWER

  • 地熱発電では40年以上の歴史を持つ