今回は、マイナビニュースでも多くの記事を執筆されている
デジタル家電ライターことコヤマタカヒロ氏が原稿を執筆。
実際に製品を使用してもらい、感想をうかがった。

家電ライター【コヤマタカヒロ】
マイナビニュース内記事リンク:
https://news.mynavi.jp/author/1530/

長年いわれている大気汚染の問題について皆さんはどのように考えているだろうか。
鼻がむずむずしてマスクが手放せないひとや、身のまわりの生活環境における、目に見えない大気汚染について気になる人も多いのでは? 気温が低下し、冬場の乾燥した空気の中で、ウイルスや菌が非常に飛散しやすくなる。つまり、冬こそ空気をきれいにすることが大切だ。

出典:村上周三・東京大学名誉教授
(住まいと人体-工学的視点から-臨床環境医学 第9巻第2号、pp49-62)

▼1日に吸う空気の量は
 ペットボトル約30,000本分?

人は生まれてからずっと、寝ている時間も呼吸をしている。食品や水分など多くの物質を摂取しているなかでも、実は最も身体に入る物質は空気だという。そしてそれは、人が生涯で摂取する物質の約83%をしめているというのだ。

また1日に吸う空気の量を500mlのペットボトルで計算したら、28,800本分もの空気を吸っているという調査結果もある。つまり、人は膨大な空気を摂取しているということになるのだ。

  • 出典:村上周三・東京大学名誉教授
    (住まいと人体-工学的視点から-臨床環境医学 第9巻第2号、pp49-62)

成人は1日に平均約15時間自宅内で過ごしているという報告もある。まずは室内の空気のことを大事にする必要があるのではないだろうか。

▼子どもと暮らす生活と空気
筆者の家庭には9歳の長女を筆頭に3人の娘がいるが、子どもたちが学校や幼稚園から帰ってから、寝るまでの間、主に過ごしているリビングには、やはり空気清浄機が欠かせない。

大人と比べ子どもたちは自宅内での活動量が多く、室外よりも床やソファーなどについたハウスダストやほこりなどが飛散している。そしてなかでも、アレルギーの原因になりやすいダニの死骸や糞などは、床上30cmを浮遊する。床に直座りして遊んでいる子どもたちの周りを飛んでいるというわけだ。しかも子どもたちが呼吸によって取り込む空気中の物質量は大人の約2倍※と、影響も大きいのではないだろうか。

※子どもの体重は1~6歳児の平均体重15kg、大人の体重は日本人の標準モデル50kgとして試算。

さらに最近では、住宅の気密性が高いため、換気が足りないと汚れた空気が溜まってしまうことになりやすい。

米国消費者連盟は、
「室内の空気は、換気が足りない場合、室外の空気の10倍も汚れていることがある」
と報告している。

汚染物質が飛散しやすく、室内での生活時間が伸びるこれからの季節こそ、空気環境をきれいにしたい。そこで欠かせない家電といえるのが空気清浄機だ。室内の汚れた空気を吸い込み、汚染物質をフィルターが漉しとって空気をきれいにしてくれる。

 子ども達が咳き込んだり、身体をかゆがったりするのを減らすために、リビングの空気をきれにしておくことも大切だと考える。そのために、空気清浄機をしっかり使いたい。小さな子どもがいる家庭では、それだけ空気清浄機の必要性は高くなる。

▼市販の空気清浄機は主に2タイプ
市販されている空気清浄機には、空気清浄機能だけを搭載するタイプと加湿機能も搭載するハイブリッドタイプがある。
これまでに多くのメーカーの空気清浄機を試してきたが、国内メーカー製の空気清浄機には加湿機能を内蔵した複合型モデルが多く、独自のイオンなどを放出する機能も搭載しているのが特徴。それに対して、海外メーカー製の空気清浄機の多くは、強力なフィルターと空気の循環機能だけを搭載するシンプルなモデルが中心だ。

コンパクトさや、設置スペースを考えるとハイブリッドタイプにもメリットはあるが、空気清浄機能を重視するなら、空気清浄専用タイプが最適だ。

色々試した結果、室内の空気を効率よく吸い込み、フィルターできれいにするという点では、海外メーカー製の単機能型空気清浄機が効果を体感しやすい。さらに具体的なモデルの選定は、室内の空気を吸い込んで清浄するスピードや、パワー、フィルターの除去性能を重視して選ぶこととなる。

AHAM(米国家電製品協会)認定の空気清浄機「アトモスフィアスカイ 空気清浄機」をレビューしていこう。

▼「アトモスフィアスカイ 空気清浄機」
 スマート空気清浄機の実力をチェック

  • アムウェイ初のスマート家電『アトモスフィア スカイ 空気清浄機』

まずは基本性能を見ていこう。本体サイズは幅411mm×奥行301mm×高さ747mmで、質量は12.6kg、少し重く感じるが本体後方にローラーがついているため、持ち上げることなく自宅内を移動できる。

  • 本体背面に電源ケーブルを装着する。下部にはローラーを装備

  • コントロールパネル裏側がハンドルとなっており本体を後ろに倒すことで軽い力で運べる

空気の清浄能力を表すCADR(Clean Air Delivery Rate )は8.5㎥/分で、ターボモードなら10畳の部屋の空気を4分42秒で送風できるパワーを搭載している。


また、フィルターについてはプレ、粒子用、カーボンの3つのフィルターが搭載されている。 本体内部には手前にプレフィルターを配置。続いて、327種もの微粒子をキャッチできる粒子用HEPAフィルターと、サッカー場の約226倍の活性炭表面積を持つカーボン脱臭フィルターを搭載。14種類の汚染物質が除去できるという。

「アトモスフィアスカイ 空気清浄機」では吸い込んだ空気をこの3つのフィルターに通すことで、2.4nm(0.0024μm)のナノレベルの粒子まで99.99%除去できる。
さらに本体には毎分1,200回空気の状態を測定する粒子センサーを内蔵。オートモードでは、検知した汚れに合わせて最適な風量で自動運転できる仕組みだ。