日々さまざまな形で進歩を遂げている医療だが、EDにおいても新たな治療法が見出されてきている。今回は、泌尿器科の専門医として長年医療に携わり、現在はED専門クリニックであるイースト駅前クリニック名古屋栄院で診察にあたっている犬塚医師に、低衝撃波による最新の治療法やED治療を取り巻く現状などについてお話をうかがった。

――本日はよろしくお願いします。犬塚先生は泌尿器科医として長年診察に当たられていたとうかがいました。

犬塚医師:20年以上、東海地方の一般総合病院で泌尿器科医として勤務しておりまして、手術がメインになるんですが、腫瘍や結石、感染症などの泌尿器科のさまざまな診療をおこなってきました。日本泌尿器科学会の認定専門医および指導医の資格も保有しています。専門医とは学会に入会してから5年以上経つと試験を受けることができるようになるもので、指導医はそこからさらに5年経つと試験を受けられます。それぞれ合格することで資格を保有することができるようになります。

  • イースト駅前クリニック名古屋栄院 犬塚医師

――いわば泌尿器科のスペシャリストですね。一般総合病院での診察でもED治療の相談などはありましたか?

犬塚医師:高齢化が進む中で、泌尿器科医としてED治療に興味は持っていました。ですが、一般総合病院ではなかなか患者さんのほうから言いにくいということがありました。待ち時間が非常に長かったり、女性の看護師がいたりすることで言いたくても言えない。ですので、こちらからお話を誘導してお聞きするようなケースもありました。EDに関しては、なかなか診察の手が行き届かないというもどかしさはありましたね。

――男性特有の相談しにくい悩みだからこそ、ED専門クリニックの必要性を実感されてらっしゃったんですね。こちらのクリニックは名古屋の栄という繁華街にありますが、どのような患者さんが多いのでしょうか。

犬塚医師:多くは名古屋市内、愛知県内の患者様ですね。世代としては20代から80代まで幅広い年齢の方が来院されています。オフィス街ということもあり、お昼休憩などのお時間にも来院される方が多くいらっしゃいます。当クリニックは20時(水曜から金曜)まで受け付けておりますので、お仕事の後に来られる方も多いです。予約も不要ですし、当日来ていただいて、短時間で処方できるようにしておりますので、お忙しい方でも来院しやすいとお声をいただいています。あとは、出張で来られた方や遊びに来られた方など、全国のさまざまな地域からいらっしゃることもありますね。

カウンセリングだけで気持ちが楽になる場合も

――患者さんのお悩みの声ではどのようなものがありましたか?

犬塚医師:若い世代の方ですと妊活でご相談に来られる方が多いですね。またお仕事やご家庭などでのストレスなどが影響して、メンタル面で気持ちが乗らずにうまくいかないというお話もよくあります。以前の失敗の経験をひきずってしまって、不安が残っているという人も少なくありません。このような心因性EDの方の場合には、メンタルのケアが必要です。カウンセリングなどでお話をするだけでも気分が楽になるという方もいらっしゃいます。

――心因性のED以外にはどのようなものがあるのでしょうか。

犬塚医師:加齢や疾患による器質性EDがあります。器質性のEDの中でも多いのが血管に問題がある場合ですね。陰茎は血管のかたまりのようなもので、血流があって勃起します。血流が不足することで維持できなくなります。具体的には動脈硬化ですね。年齢的には40代半ば以降の方に多いかと思います。高血圧や高脂血症、糖尿病、肥満、喫煙など動脈硬化を促進するようなリスクファクターがいくつも重なってしまうと、進行が早まってしまいます。メタボリックシンドロームとも重なる部分が多いですので、メタボの方はEDになりやすいといえますね。このようなリスクファクターを改善していくことは、EDだけでなく成人病や心筋梗塞、脳梗塞などになるリスクも下がります。そのほか、薬剤の服用による薬剤性EDも知られています。

  • EDの原因は大きく分けて「心因性」「器質性」「薬剤性」の3つに分類されるという。より詳しく理解されたい方は、バイエルが運営する専門サイト「EDネットクリニック.com」をチェックしてみてほしい

最新のED治療・低衝撃波治療とは

――EDだけではなく、さまざまな病気について考えるきっかけになりそうですね。こちらのクリニックではどのようなED治療を行っているのでしょうか。

犬塚医師:まずはお話をうかがって、EDの原因となるリスクを減らすようにカウンセリングをします。また、当院ではED治療の選択肢の幅を広げるために低衝撃波による治療も導入しています。

――低衝撃波治療とはどのようなものでしょうか。

犬塚医師:もともと低衝撃波はさまざまな治療に用いられているもので、泌尿器科では尿路結石の破砕にも用いられています。当院ではED治療のために作られている専用の低衝撃波治療器を導入しています。

  • 低衝撃波治療器。微細血管形成を促すことで陰茎の血流を改善させる

この治療器は低出力の衝撃波を陰茎に当てて、微細血管形成を促進させることで陰茎の血流を改善するもので、最新の治療法です。効果は個人差がありますが、患者様からも好評をいただいております。

――いろいろな選択ができるということですね。ED治療をとりまく環境の変化について、どのようにお考えでしょうか。

犬塚医師:一昔前は、恥ずかしい、怪しい、危険、どこに相談すればいいかわからない、といった印象を持たれていた方が多かったと思います。ですが、現在はED治療薬の種類も増え、ED専門クリニックも増えてきました。インターネットなどによる情報源の多様化もあります。そのような傾向から、ED治療に対するハードルは下がってきていると思いますね。

偽造薬などは数年後に健康被害が発覚する場合もある

――昨今ではインターネット通販などで出回っているED治療薬の偽物などもあります。

犬塚医師:判断が分かれるところではありますが、当院では個人輸入などによる海外からのED治療薬を謳ったものは多くが偽物だと考えています。通販サイトなどによっては正規品、正規の手続きを経て輸入などと記載しているところもありますが、あくまで海外から輸入するのに正規の手続きをとっているにすぎません。メーカーの正規品であるかどうかは確認されておりませんし、たとえ正規の海外メーカーの医薬品だったとしても、日本で認可されていない場合は有効成分以外の部分で健康に関して有害な可能性があります。

――インターネットでは、偽物の薬かどうかを見分けることはほぼできないのですね。

犬塚医師:非常に難しいですね。衛生管理できていない工場で製造されていたり、着色にペンキが使われていたりという報告もありますが、粗悪品の場合でも最近では見分けがつかないものもあります。何が混入されているかわからず、予測不能な副作用や発がん性物質など、継続して使用することで数年後にトラブルが起きることも考えられます。医療機関であれば、偽造品や類似品を取り扱うことはまずありません。不安な方は未開封の箱なども確認させてもらえるはずです。また、ジェネリックを勧められたら、製薬メーカーを確認すれば日本で認可されているものかどうかを確認できるでしょう。

――偽物による健康被害を受けないためには、きちんとした医療機関で処方してもらうのが一番ですね。

犬塚医師:そうですね。多くの方が「偽物のED治療薬が流通している」ことは認識しています。その一方で「自分の手元に来たこの薬は偽物ではない」とも考えているんですね。心理学では「正常性バイアス」と言うんですが、悪い情報や不都合なことは自分にだけは降りかからないだろうという思い込みが働くんです。そうやって偽物を飲み続けてしまっていることもあり得ますから。

――「自分だけは大丈夫」という思い込みは禁物ですね。ED専門クリニックなども増えましたから、恥ずかしがらずにクリニックにかかってほしいと思います。

犬塚医師:どうしても、人に話したくない、女性の看護師などがいて恥ずかしいなどのお気持ちがあると思います。当院では男性スタッフのみですし、診察料は無料です。駅から近く予約不要にすることで便利に来院することができるようにしています。お悩みの深い方にはカウンセリングなどでしっかりお話を聞くこともできます。いろいろな悩みを相談できる場として、これからも診察に臨んでいきたいと思います。

  • イースト駅前クリニック名古屋栄院は、予約不要で院内処方を受けられる。詳細なアクセスや診療時間については、こちらから確認してほしい

――本日はありがとうございました。

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最新のものから深い悩みを相談できるカウンセリングまで、ED専門クリニックにはさまざまな治療方法を選択できるところもある。ひとりで思い悩むのであれば、一度クリニックを訪れてみてはいかがだろうか。

【イースト駅前クリニック名古屋栄院】

名古屋市の繁華街・栄にあり、地下鉄東山線栄駅からは徒歩1分。仕事帰りにも立ち寄れるよう、診療時間は20時までの日も設けてある。医師をはじめスタッフ全員が男性なので、気兼ねなく診察ができる。低衝撃波治療機器を導入しており、最新のED治療も受けることが可能。再診であれば、来院不要のスマホ診察を受けることもできる。クリニックのHPはこちら

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