みなさんは普段、夕食を自炊していますか? 「安く済ませたいけど面倒」「帰りが遅くて買い物する余裕や気力がない」……そうそう、やろうと思っても結構大変ですよね。

そんな忙しい方にオススメしたいのが、「冷凍食品」に食材をちょい足しした夕食作り。「でも冷凍食品って、チンすれば完成じゃない?」なんて声が聞こえてきそうですが、実は冷凍食品はちょっと手を加えるだけで、時短でかつ簡単に美味しいごはんが食べられるのです!

今回、フードライターの白央篤司さんに「冷凍食品にちょい足しでアレンジした、簡単で美味しい夕食メニューと作り方のヒント」を教えてもらいます。


白央さんに聞く、冷凍食品ちょい足しアレンジのヒント!

突然ですがこれ、今日の私の晩ごはんです。パスタ入りのトマトスープに、たっぷりとホウレン草を加えたもの。寒い時期に体もあったまるし、何より野菜がしっかり摂れるのが嬉しいところ。

これ、実は冷凍食品なんですよ。おいしい冷凍食品ってホント最近、増えてますねぇ。定期的に新商品をチェックしては驚いています。

「自炊はしたいけど、時間がない」
「帰りが遅くて、買い物する余裕や気力がない」
「なるべく料理は楽にすませたいけど、やっぱりそれなりにおいしいものが食べたい」

こういう声、とても多く聞かれます。

きちんと料理できればそれに越したことはないですが、実際はそうもしていられないですよね。お気に入りの冷凍食品を見つけてキープしておけば、「時間がないとき」、「どうにもおっくうなとき」でも便利なのは間違いなし。

そしてちょっとした工夫で、冷凍食品はよりおいしく食べることができます。

▼Check!:冷凍食品&活用レシピをチェックするなら……?


冷凍食品のアレンジレシピを探すなら、レシピサイト「冷食.com」がオススメ。「冷食×ちょっとしたアレンジ」で簡単に美味しい食事を作るヒントが見つかるサイトです。

しらすのパスタに「ひきわり納豆」でひと工夫

そのままでおいしいのはもちろんですが、冷凍食品は簡単なトッピングや風味づけをすることで、よりおいしく、かつ栄養バランスもアップさせることができます。でも、手の込んだことはしたくないですよね。そこで今回は、ごく簡単なアレンジをいくつか紹介させてください。

まずは、『日清スパ王プレミアム しらすのペペロンチーノ』。

しらすのうま味がしっかり感じられて、ニンニクのきかせ具合も絶妙。ひと工夫、なんていうのもお恥ずかしいぐらいですが、私はよくひきわり納豆をプラスして楽しんでいます。

▼Recipe:納豆✕しらすのペペロンチーノパスタ

1.ひきわり納豆1パックを付属のカラシ全量、タレは3分の1量入れて、軽く混ぜておく。
※タレを全量入れると味が濃くなりすぎてしまうので注意。薄味好きの方はタレ無しでもOK

2.『しらすのペペロンチーノ』をパッケージの表示どおり加熱する。

3.納豆をのせて全体をよく混ぜる。

これだけ!

もしできれば、カイワレや青ネギを刻んで散らすと味わいもさらに良くなります。「しらす×ニンニク×納豆」って実によく合うんですよ。納豆プラスで、たんぱく質もアップ。

アレンジヒント1:納豆をプラス!

何かを調理して加えるのは手間だけど、納豆はそのまま気軽にプラスできて、たんぱく質の量をアップさせるのにも便利。

ペペロンチーノのほか、ボンゴレやオイル系のパスタに好相性です。また和風パスタにもいいですよ! チャーハンにのせるのもおすすめ。

冷凍パスタやピラフのトッピングに「冷凍インゲン」

さて、続いては『日清スパ王プレミアム 海老いかあさりが入った海の幸のペスカトーレ』。

魚介のコクがしっかり感じられて、満足度の高い一品。これを私流にアレンジすると……

こんな感じに! トマトソースには緑が入るとやっぱり、鮮やかになりますね。たっぷり散らしてあるのは、冷凍インゲンをチンしたもの。

手順は以下のとおり、冷凍のペスカトーレと冷凍インゲンを温めて混ぜ合わせるだけです。ちょっと粉チーズも足しました。コショウをひいてもおいしい。

▼Recipe:冷凍いんげん✕ペスカトーレ

1.冷凍インゲンを40g程度、食べやすい長さに切って、パッケージにあるとおりに加熱する。

2.『海の幸のペスカトーレ』をパッケージどおりに加熱する。

3.1のインゲンと2のペスカトーレをよく混ぜる。

野菜を買って下ごしらえして、保存して使い切る……日頃料理しなれてないと、ちょっと大変ですね。冷凍野菜は基本、解凍してすぐに使えるのが嬉しいところ。何より保存できる期間も長い! 栄養も生鮮の野菜に負けず劣らず摂れるものも多いので、普通の野菜のようにどんどん活用したいアイテムです。

アレンジヒント2:冷凍インゲンをプラス!

冷凍インゲンってペスカトーレに限らず、あらゆるパスタ類との相性がいいんです。野菜をちょい足ししたいときに活躍してくれるし、ソースも少量で味がよく絡みます。トマトソース系の彩りにも◎。


すじ取りの手間がいらない「ニチレイフーズ そのまま使える いんげん」

また、ピラフやチャーハンなどのご飯ものとも好相性。 「もっと野菜摂りたいんだよな」という人、ガンガン使ってみてください。

インゲンに限らずですが、野菜をパスタに足すなら30〜40g程度を1食の目安にするといいです。といってもキッチンスケール、多くの人は持っていないですよね。ざっくりですが、上の写真のように自分の手のひらに冷凍野菜が軽くおさまるぐらいを目安にするといいですよ。

栄養素もアップ! 「冷凍ほうれん草」「冷凍サラダチキン」

野菜のちょい足しには、冷凍ほうれん草もおすすめ。

私のお気に入りその3、『日清どん兵衛 カレーうどん』

だしのうま味がきいてて麺はもっちり。そして香ばしいカレースープとほうれん草の相性が抜群なんです。

たっぷりひとつかみの冷凍ほうれん草をチンしておいて、できたて熱々のところに載せるだけ。温泉玉子なんか足すとグッと豪華になりますな。辛いのが好きな方なら七味をパラリとかけるとなお良し! 

アレンジヒント3:冷凍ほうれん草をプラス!

カレーうどんに限らず、普通のかけうどんや蕎麦などにもほうれん草、合います!

冷凍食品でもあったかいうどんやお蕎麦のメニューはいろいろあるので、チェックしてみてください。


下ごしらえ済みですぐ使える「ニチレイフーズ そのまま使える 九州産のほうれん草」

あ、そうそう。トップであげていたパスタ入りのスープにもほうれん草、入れてましたね。

左の『ニッスイ デリシャスKitchen スープパスタ ミネストローネ』に冷凍ほうれん草をひとつかみ加えて、粉チーズを少々ふりました。野菜のコクがしっかりと感じられるんですよ。そして右の『ニッスイ デリシャスKitchen スープパスタ きのこチャウダー』も最近の個人的ヒットのひとつ。

こちらにも冷凍ほうれん草、そして冷凍サラダチキンをチンして食べやすい大きさに切って、加えています。野菜とたんぱく質をプラスして、食べごたえもかなりしっかりしたものに。

この『きのこチャウダー』、もともとの食物繊維量が1パック14.8gというのも優れもの。日本人は総じて食物繊維が不足しているので、もっとドンドン摂りたいところなんです。ほうれん草をプラスしたので、さらにアップですよ。

ちなみにミネストローネときのこチャウダー、インゲンもよく合うし、ブロッコリーもマッチします。冷凍野菜ミックスを使うのもいいですね。

アレンジヒント4:サラダチキンをプラス!

コンビニなどで人気のサラダチキン、実は冷凍食品のものもあります。保存できる期間が長いのが嬉しいですね。 野菜も大切ですが、たんぱく質をしっかり食べられていない人はサラダチキンをスープ類などに足してみること、おすすめですよ。

応用レシピのチェックにも便利な冷食.com

冷凍食品をキープしておくと「安心感」が違いますね。

急に仕事が忙しくなって疲れてしまった時や、突然の雨などで買い物が面倒くさくなった時。理由はないけど、なにもしたくない時……そんな時に、「そうだ、冷凍庫にアレがあった!」というの、嬉しいんだよなあ。冷凍野菜もしかりで、私はほうれん草とインゲン、そしてブロッコリーは定番で買いおきしています。

冷凍食品は忙しいあなたをちょっと楽にしてくれるもの。うまく活用していきたいですね。


どれも簡単な白央さんのレシピ、いかがでしたか? 今回紹介した4つのアレンジヒントは、他の冷凍食品のチョイ足しにも役立つものばかりです。他の冷凍食品のレシピも、レシピサイト「冷食.com」でチェックしてみてはいかがでしょうか。

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執筆・レシピ考案:白央篤司(はくおうあつし)
日本の郷土料理がメインテーマのフードライター。著書に『にっぽんのおにぎり』ほか。 今年11月に新刊『自炊力 料理以前の生活改善スキル』が光文社新書から発売されたばかりで、この本の中でも「冷凍食品にちょい足し」での栄養バランスアップ術などを提案している。

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