m-Book Fシリーズ」には、15.6型フルHDノングレア(LEDバックライト、1,920×1,080ドット)ディスプレイが採用されている。ノングレア(反射防止)タイプを採用したのは、光源の多いオフィスなどの照明の映り込みを避けるためだろう。

液晶ディスプレイの最大解像度は1,920×1,080ドットだが、HDMI端子経由で4Kディスプレイを接続すれば、3,840×2,160ドットの解像度を出力、表示できる。高解像度を必要とするクリエイティブ系アプリケーションを利用する際や、動画ストリーミングサービスの4Kコンテンツを視聴する際に活用しよう。マウスコンピューターの直販サイトでも、「iiyama ProLite B2875UHSU」40,900円(税別)などの4Kディスプレイをセット購入可能だ。

  • 輝度、色域、コントラスト比は非公表だが、基本的に素直な発色。ノングレア仕様のおかげで照明の映り込みもほとんど目立たない。ただ視野角がやや狭いのが気になった。姿勢に合わせてディスプレイの角度をこまめに調節しよう

    輝度、色域、コントラスト比は非公表だが、基本的に素直な発色。ノングレア仕様のおかげで照明の映り込みもほとんど目立たない。ただ視野角がやや狭いのが気になった。姿勢に合わせてディスプレイの角度をこまめに調節しよう

  • 文字やアイコン、アプリのサイズは「設定→システム→ディスプレイ」の「拡大縮小とレイアウト」で変更可能だ。スケーリングはデフォルトで125%に設定されている。アプリケーションのウィンドウがデスクトップからはみ出してしまうときは、スケーリングを100%に設定しよう。15.6型と大きなディスプレイなので、筆者は100%のスケーリングでも視認性に問題はなかった

    文字やアイコン、アプリのサイズは「設定→システム→ディスプレイ」の「拡大縮小とレイアウト」で変更可能だ。スケーリングはデフォルトで125%に設定されている。アプリケーションのウィンドウがデスクトップからはみ出してしまうときは、スケーリングを100%に設定しよう。15.6型と大きなディスプレイなので、筆者は100%のスケーリングでも視認性に問題はなかった

キーピッチ約18mm、キーストローク約1.8mm。剛性は実用十分

本製品のキーボードはキーピッチが約18mm、キーストロークが約1.8mm。キーとキーの間にすき間があるアイソレーションキーボードが採用されているので、誤って2つのキーを同時に押してしまう心配は少ない。テンキーは表計算ソフトで数字を連続入力する際に便利だ。

キーを部分的に強く押せば多少たわむが、キーボード全体の剛性はしっかりと確保されている。キーの反発力は柔らかめだが、打鍵音は比較的低め。「\(バックスラッシュ)」、メニューキー、右Ctrlキーは横幅が狭められているが、それ以外のキーは等幅にそろえられており、配列も素直だ。総合的にノートPCのキーボードとしては打ちやすい部類に入ると感じた。

  • キーピッチは約18mm、キーストロークは約1.8mm。英数字キーは「\」以外は横幅がそろえられており、どのキーにも違和感なく指が届く。タッチパッドは物理ボタンが備わっているが、個人的にはやや感触が柔らかく感じた

    キーピッチは約18mm、キーストロークは約1.8mm。英数字キーは「\」以外は横幅がそろえられており、どのキーにも違和感なく指が届く。タッチパッドは物理ボタンが備わっているが、個人的にはやや感触が柔らかく感じた

  • ボディサイズを活かしてパームレストは広く確保されている。手首をパームレストに預ければ、長時間のタイピングでも疲れは少ない

    ボディサイズを活かしてパームレストは広く確保されている。手首をパームレストに預ければ、長時間のタイピングでも疲れは少ない

  • 本製品はWindows 10の高精度タッチパッドに対応している。Windows 10に搭載されているジェスチャーはすべて利用可能で、今後のアップデートで新ジェスチャーが追加されても、すぐに利用できる可能性が高い

    本製品はWindows 10の高精度タッチパッドに対応している。Windows 10に搭載されているジェスチャーはすべて利用可能で、今後のアップデートで新ジェスチャーが追加されても、すぐに利用できる可能性が高い