たまには仕事を放り出して、ゆっくりしたい……。
そんな心の声が漏れ聞こえてきそうなほど、お疲れ気味のビジネスマン。
マイナビニュースが20代~50代の男性社会人502名に「仕事をする上で『疲れた』と感じることはありますか?」と尋ねてみたところ、約95%もの人が「はい」と回答しました。
では、世のビジネスマンは、どのようにストレスを解消しているのでしょうか。
アンケートからは、
・食べたいものを食べて飲みたいものを飲む(41歳・神奈川県)
・気の合う仲間と飲みに行く(44歳・岐阜県)
といった回答のほか、
・国内一人旅をして、写真を撮ったり誰も行かない所まで足を踏み入れたり、徹底的に満喫する(49歳・東京都)
・自家用車で県外へ遠出に出かけます。行ったことがない道を走ったり、知らない地元のショッピングセンターに入って買い物したりすると、疲れが和らぎます(51歳・富山県)
など、気分転換のために旅行するといったコメントが多数寄せられました。
日々の仕事で最高のパフォーマンスを発揮するには、やはり休息が必要。疲れ果てた心と身体を癒やしたいのなら、日常から離れて旅に出かけるのが一番です。
アンケートでも、8割を超えるビジネスマンが「国内旅行好き」と回答するほど。旅行は、まさに“癒やしの鉄板”と言っても過言ではありません。
そこで今回は、日頃の疲れを癒やす“自由気ままな男のひとり旅”をご提案。行き先は、うずしおで有名な徳島県鳴門市。大阪から車で約2時間、東京からも飛行機なら1時間ほどで訪れることができる、四国の玄関口です。
では、癒やしがいっぱいの徳島・鳴門を巡る旅にお連れしましょう。
▼名画に思いを馳せて非日常体験を - 「大塚国際美術館」
最初にやってきたのは「大塚国際美術館」。館内には、古代の壁画から世界の美術館が所蔵する現代絵画まで、実に1,000点を超える西洋名画が陶板で原寸大に再現されています。原画を撮影した写真を陶器の板に転写し、1,000~1,350℃の高温で焼きつけ、画家のタッチや傷みといった細部まで忠実に再現した陶板名画からは、オリジナルに宿る息遣いさえ感じます。
レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」や「モナ・リザ」、ピカソの「ゲルニカ」など、誰もが知っている名画を間近で観ることができ、その光景は圧巻の一言。
また、絵画のみならず、イタリアのパドヴァにある「スクロヴェーニ礼拝堂」のように、空間を丸ごと再現した展示も。地下3階から地上2階まで約4キロメートルにもおよぶ鑑賞ルートを歩くうち、どこか遠くの国にでも来たような錯覚に陥ります。
今年は20周年記念事業として、ゴッホが描いた7つの「ヒマワリ」を陶板で原寸大に再現し、一堂に常設展示しています。戦禍で焼失した2作目は、ここでしか観られない貴重な「ヒマワリ」です。
名画に思いを馳せながら自由に鑑賞するのもよいですし、毎日開催されているガイドツアーに参加して、知識を深めるのもおすすめです。
◆大塚国際美術館
徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦字福池65-1
開館時間:9:30~17:00(入館券の販売は16:00まで)
休館日:月曜(祝日の場合は翌日)、1月は連続休館あり。その他、特別休館あり、8月無休。詳細はカレンダーを要確認
入館料:一般3,240円、大学生2,160円、小・中・高生540円(いずれも税込)
公式サイトはこちら
▼徳島・鳴門が誇る自然美にため息 - 「うずしお観潮船」
世界のアートに癒やされたあとは「うずしお観潮船」に乗って、徳島・鳴門が誇る自然美を堪能しましょう。乗り場は「大塚国際美術館」のすぐ近く。潮の香りが心地よく、乗船前からクルージングへの期待がふくらみます。
徐々にスピードを上げる船。海風を全身に浴びながら、徳島と淡路島を結ぶ大鳴門橋の下、世界三大潮流のひとつである鳴門海峡に向かって進んでいくと、それまで静かだった海に変化が生じます。
荒々しくぶつかり合う波と波。すると、そこにうずしおが。大きなものになると直径20メートルにも達するそうですが、どんなうずしおに出会えるかは、その日の天候や海の状況、そしてあなたの運次第。現れては消え、を繰り返す気まぐれなうずしおを、見逃さないようにしましょう。
黄昏時、船から望む鳴門の海と山と空は、頭をからっぽにしたままずっと眺めていられるほど綺麗でした。これからの季節は防寒対策を忘れずに。
◆うずしお観潮船
徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦字大毛264-1
営業時間:8:00~17:00
定休日:年中無休
運賃:大型観潮船「わんだーなると」 大人1,800円、子ども(小学生)900円(税込)
小型水中観潮船「アクアエディ」 大人2,400円、こども(小学生)1,200円(税込・要予約)
公式サイトはこちら
▼「ボートレース鳴門」で、エキサイティングな“大人の遊び”に挑戦
そして、徳島・鳴門には、一度は挑戦してみたい“大人の遊び”があります。それは「ボートレース」。エンジン音を響かせて、水しぶきを上げながら滑走するエキサイティングなレース展開に、胸が高鳴ります。
「ボートレース鳴門」は、スタンドから水面までが手を伸ばせば届きそうなほど近く、それゆえに迫力満点。旅の開放感も相まって、溜め込んだストレスは一気に吹き飛んでしまいます。
「ボートレース鳴門」に足を踏み入れてみると、木目を基調とした内装はまるでホテルのロビーのようで驚きました。有料指定席のロイヤルシート(2,000円~)もあるので、ゆったりとレースを観戦したい方は利用を検討しましょう。
ボートレース初心者は、1着から3着を順に予想する3連単にチャレンジしてみては。勘を頼りにするもよし、級別や勝率を参考にするもよし。記入したマークカードとお金を機械に入れるだけで投票完了です。
ちなみに、今回初挑戦だった筆者は、残念ながらハズレ。それでも、自分が投票したボートを応援するのは楽しくて、目の前で繰り広げられるデッドヒートに興奮しました。
なお、「ボートレース鳴門」の担当者いわく、外側からは内側にいるボートを抜きづらいという特徴があり、どうしても1号艇が有利になるのだとか。逆にいうと、1号艇を外した投票ほどオッズが高くなる傾向があるので、そのあたりも考慮して大穴を狙うのも面白いそうです。
「ボートレース鳴門」では1日に12レースが開催され、1レースにつき100円から投票可能。1,200円あれば、1日遊んで過ごせるのです。
さらに、2019年3月31日までは「モーニングレース」も開催中。第1レースは8時49分頃からスタートするので、朝の時間を有効活用できるというのも魅力のひとつではないでしょうか。
レースで熱くなり小腹が空いたときは、施設内のフードコートで。徳島ならではの「なるちゅるうどん」や「すき焼き丼」、「なるちゃんたい焼き」が名物です。
白熱のボートレースを満喫したら、隣接する「鳴門天然温泉 あらたえの湯」で癒されましょう。自慢は、ボートレース場と海を見晴らせる景観の良さ。バラエティ豊かなお風呂に浸かり身体の芯から温まったあとは、ロイヤルラウンジで贅沢にくつろぐのも一興です。ここからも、レース場を見下ろすことができます。
また、今年の11月17日には、サイクルステーションやバスケットコートも併せ持つ、西日本最大級のスケートパーク「UZU PARK」がグランドオープン予定。「ボートレース鳴門」は徳島・鳴門の一大レジャースポットとして、今後ますます賑わいを見せそうです。
◆ボートレース鳴門
徳島県鳴門市撫養町大桑島字濘岩浜48-1
徳島阿波踊り空港から車で約17分
公式サイトはこちら
◆全国のボートレース場やイベント情報を紹介中!
「ボートレースイベントナビ」
パソコン版はこちら
スマートフォン版はこちら
▼地元民御用達、鳴門の味覚を味わえる居酒屋「あじの家」
男のひとり旅にお酒はつきもの。せっかく旅行に来たのなら、地元民御用達のお店を選んでみてはいかがでしょうか。JR鳴門駅から歩いて約5分のところにある居酒屋「あじの家」。暖簾をくぐれば、気風の良い大将が出迎えてくれます。店内はほっこりとした和の雰囲気で、漂うローカル感が旅好きにはたまりません。
脂の乗った新鮮な刺身6種盛り合わせが1,000円と、値段はとてもリーズナブル。すだちを醤油にちょいと絞れば、ほのかな酸味が魚の甘みを引き立たせ、口の中でとろけます。
おともには、フルーティーな香りが広がるご当地ならではの「すだちビール」を。刺身や黄金に輝くなると金時「里むすめ」の天ぷらをつまみに飲むのは、もう最高。
鳴門の味覚を存分に味わいつつ、カウンターで大将や常連さんとの会話に花を咲かせれば、旅の素敵な思い出になることでしょう。
◆あじの家
徳島県鳴門市撫養町小桑島字前組132
営業時間:17:30~ラスト
定休日:日曜、祝日
詳しくはこちら
▼お酒のシメにもぴったり。あっさり系の徳島ラーメン「ふく利 鳴門店」
お酒を飲んだあと、どうしても求めてしまうのがラーメン。普段は「太るから」と泣く泣く我慢しているかもしれませんが、旅行のときくらいは食欲を爆発させてもバチは当たりません。名物・徳島ラーメンは、ぜひとも食べておきたいところです。
居酒屋「あじの家」から歩いてすぐの「ふく利 鳴門店」。徳島ラーメンといえば「スープの色も味も濃い」といわれていますが、こちらのラーメンはあっさり系。お酒のシメにもぴったりです。バラ肉かチャーシューを選べますが、徳島らしさで決めるならバラ肉をチョイス。そこに玉子をトッピングすれば「これぞ徳島ラーメンだ!」と思わずうなりたくなります。
お腹に余裕があるなら、肉飯もご一緒にどうぞ。甘辛いタレに玉子をからめて、バラ肉とご飯をかきこめば至福のとき。ラーメンがあっさりしているため、肉飯とのセットでもペロリと完食できます。
◆ふく利 鳴門店
徳島県鳴門市撫養町小桑島前組128 1F
営業時間:11:00~21:00
定休日:年中無休(不定休あり)
価格:徳島らーめん(並)600円、生卵(トッピング)50円、肉飯450円(税込)
詳しくはこちら
***
今回ご紹介したように、徳島・鳴門には“癒やされスポット”が満載。アートや自然美に触れ、おいしいものを食べて、爽快なボートレースに興じる。日常のストレス発散に効果的な“自由気ままな男のひとり旅”へと、あなたも出かけてみませんか?
また、「ボートレースイベントナビ」では、鳴門以外にも全国のボートレース場とイベント情報を紹介しています。日々の生活でもボートレースを楽しみたい方は、ぜひチェックしてみてください。
パソコンの方はこちら。スマートフォンの方はこちら。
【私生活の癒やしに関するアンケート】
調査時期: 2018年10月17日
調査対象: 20代~50代のマイナビニュース会員(社会人限定)
調査数: 男性502人
調査方法: インターネットログイン式アンケート
[PR]提供:BOATRACE振興会