ビジネスシーンで大活躍!

前項では、キャプチャやビデオ・音声のダウンロード機能について触れたが、ここではビジネスシーンで大活躍するであろうParallels Toolboxの機能について紹介する。

  • こちらはアラーム機能。プレゼン時の時間管理などにも使えそうだ。※Mac版のみ

~プレゼンに役立つ主な機能一覧~
・アラーム:アラームをセットできる。iOSの「時計」アプリのアラーム機能と類似。※Mac版のみ。
・タイマー:タイマーをセットできる。iOSの「時計」アプリのタイマー機能と類似。※Mac版のみ。
・ストップウォッチ:ストップウォッチをセットできる。iOSの「時計」アプリのストップウォッチ機能と類似。※Mac版のみ。
・スリープオフ:一時的にデバイスが画面スリープしないようにする。
・デスクトップの非表示:デスクトップ上のアイコンを隠す。画面キャプチャやプレゼン時などに余計なファイルを見せないため片付けずに済む。
・プレゼンテーションモード:ワンタッチでデスクトップを隠し、通知をオフにする。また自動的に外部ディスプレイを検出し、以降同じディスプレイに接続するとモードをオンにしてくれる。

「アラーム」や「ストップウォッチ」「タイマー」といった、タイムキーパー的な機能も嬉しいが、目を引くのがデスクトップ画面を非表示したり、通知をオフにするといった機能だ。プレゼン中に思わぬ通知や、アイコン、社外秘のファイルなどを誤って投影する心配がなくなるというわけ。こうした、かゆいところに手が届くのがParallels Toolboxだと言える。

  • 上の画像が通常時、下の画像がデスクトップを非表示にしたところ。プロジェクターなどに自身のデバイスを投影する際には、あらかじめ非表示にしておくといいだろう

これらの機能は、先と同様「Presentationパック」として、1,149円(税込、パラレルス オンラインストアのみ)で用意されている。なお、「Presentationパック」に含まれる他の機能は以下の通り。

~そのほか、「Presentationパック」に含まれる機能一覧~
・機内モード:ワンタッチでWi-FiやBluetoothをオフにしてくれる。iOSの同名機能と類似。※Mac版のみ。
・残り日数通知:設定した予定までの日数をカウントダウンしてくれる。※Mac版のみ。
・画面の録画:画面全体を動画としてキャプチャできる。
・ウィンドウの録画:指定したウィンドウを動画としてキャプチャできる。
・おやすみモード:通知などを一時的にオフにする。iOSの同名機能に類似。
・ボリュームを取り出す:接続されている外部ディスクやネットワークボリュームなどをワンタッチですべてマウント解除する。
・画面をロック:ワンタッチでログイン画面に切り替えてパスワードがわからないとアクセスできないようにする。
・起動:ワンタッチであらかじめ指定したアプリ・ファイルなどのセットを開ける。プレゼンのときなどに必要なファイルを探して右往左往しなくて済む。
・音声の録音:マイクを使って音声を録音できる。
・解像度の切り替え:ワンタッチで指定の解像度に変更できる。macOSの場合、標準で表示される解像度リストよりも広い選択肢が表示される。