SQL Server 2008/2008 R2は2019年7月9日、Windows Server 2008/2008 R2は2020年1月14日に延長サポートが終了する。あらためて述べるまでもなく、OS/アプリケーションのサポート終了後に障害発生時の対応を望む場合、日本マイクロソフトと特別な有償契約を結ばなければならない。オンプレミスで稼働している現在の環境を新システムに移行させようにも、検証を含めた本番環境の稼働に至るまでには時間も足りなく、企業によっては移行を諦めているIT部門担当者もいるだろう。その救い手となるのがクラウド環境である。

製品 リリース日 延長サポート
終了日
Windows Server 2008 2008年5月6日 2020年1月14日
Windows Server 2008 R2 2009年10月22日

Windows Server2008/2008R2をご利用中のサーバーはおそらく老朽化が進んでいるはずである。そのような標準保持期間を超過したサーバーで新しいOSに移行するのは極めてリスクが高いのは当然だろう。しかしながら再び数年後に同じような問題で苦労することになるオンプレミス環境を用意するよりも、高水準のセキュリティや稼働率を誇るクラウドへ移行させた方が、日々高まる社内の不満や顧客要求への迅速な対応も可能となるだろう。打つべき手段が不明確なサーバー移行担当者や、1人情シス(情報システム部門)・ゼロ情シスで対応に苦しんでいる中堅企業の経営者は、ぜひ本稿をご一読いただきたい。

国産クラウドという選択肢

既に各クラウドベンダーは、オンプレミス環境をクラウドへリフト&シフトするさまざまなソリューションを提供している。その意味ではAWS(Amazon Web Services)やMicrosoft AzureなどIT担当者の選択肢は多い。だが、クラウドが未経験だと、AWSやMicrosoft Azureが用意するPaaSの数が多すぎて、何をやっていいのかわからない、というのが正直な感想ではないだろうか。

また、クラウドに対する漠然とした「不安」を拭い切れないIT担当者や経営者もおられるだろう。「重要な社内データを外部に置くなんて」という方も大手メガバンクすら基幹システムをクラウドに移行している様子を見て減少しつつあるが、「それでもなんだか心配」と、そこはかとない懸念を持つ方の気持ちは重々理解できる。

だが、既にオンプレミス(自社で物理サーバーを所有する)サーバーの時代ではないことに気づいてほしい。Windows Server 2008が登場した2008年当時を振り返ると、仮想サーバーはちょうど黎明期。データ分析への投資も始まった頃である。だが、この10年で大手企業の8割がクラウドファースト戦略を採用し、AI(人工知能)に対する投資額は300%も増加。日々流通するデータ量も2020年までにZB(ゼタバイト。テラバイトの10億倍)級に達する。クラウドを活用する企業は競合企業よりも優位であることは数値で証明されており、オンプレミスに固執する理由は皆無と述べても過言ではないだろう。

それでもクラウドに不安を覚えるのであれば、日本のクラウドベンダーという選択肢がある。富士通クラウドテクノロジーズの「ニフクラ」は、大手IT企業である富士通グループが提供する国産クラウドコンピューティングサービスだ。VMwareを基盤とした国産パブリッククラウドとして着実にシェアを拡大しつつある。

他のクラウドベンダーと同じく高いSLA(品質保証制度)や第三者認証を受けたセキュリティ対策、日本人による24時間365日対応可能なメールサポートと、豊富な日本語ドキュメントをもつニフクラは、クラウドに不慣れなエンジニアの救いとなるだろう。また、データセンターの所在地はセキュリティ上非公開ながらも、利用時は東日本もしくは西日本リージョンを選択できるマルチリージョンのため、ビジネス上の都合で海外にデータを持ち出せないケースにも安心だ。

仮想サーバー移行の選択肢

本稿をご覧のIT担当者・経営者は、「仮想サーバー」というキーワードを耳にしたことがあるだろうか。物理的なサーバー上で複数の仮想化環境にWindows Serverなどをインストールし、基幹業務アプリケーションやファイルサーバーを構築することで、サーバー台数の集約によるコスト削減や管理工数の削減といった利点を持つ。従来は高額なオンプレミスサーバーで仮想サーバーを構築するのが主流だったものの、現在はクラウド上の仮想マシンを利用するのが一般的である。さらにオンプレミスサーバーと異なり、BCP(事業継続計画)の担保や、利用者増加に伴うスケールアップの容易性も魅力のひとつだ。

ニフクラは仮想化手法で群を抜くVMware vSphereを基盤として、パブリッククラウドを提供している。前段で述べたように、サポート期間終了が迫る、Windows ServerやSQL Serverの移行先としては理想的な存在だ。ニフクラで稼働する仮想マシンの管理は日本語はもちろん多言語対応した「コントロールパネル」で行い、仮想マシンのロードバランサーや、作成した各仮想サーバーやルーターなどで構成されたネットワークを可視化する機能も備えている。基本的なネットワーク知識を持つ担当者であれば、容易に使いこなせるだろう。さらに仮想サーバーの起動やシャットダウンなどの各種操作はAPI経由で行えるため、業務内容に即した簡単なコードで管理や監視の自動化も可能だ。他部門の業務を兼任する1人情シスの負担も軽減されるだろう。

また、オンプレミスからニフクラへ移行する際も、「VMインポート機能」を利用すれば、ダウンタイムを最小限に抑えたクラウド移行が可能になる。既にVMwareの仮想サーバーイメージがある場合はそのまま、オンプレミスなら物理マシンをイメージ化するVMware vCenter Converterを使用し、ニフクラにアップロードすればよい。VMware vSphereもしくは無償で利用できるVMware vCenter Converterを使って作成したサーバーの仮想マシンイメージ(VMイメージ)を、ニフクラのコントロールパネル上の操作でインポートすることで、OSやアプリケーションの再構築が不要となり、移行にかかる時間を大幅に短縮できるという。移行後は、サーバーのコピーやサーバーへのディスクの増設など、ニフクラの各機能が利用可能だ。

データ量が膨大な場合は、富士通クラウドテクノロジーズが用意する専用ディスクに格納し、送るだけで、ニフクラ上に展開してくれる「ディスク受取サービス」の利用も視野に入れ検討してみてはいかがだろうか。今回のようにOS/アプリケーションのサポート期間終了直前や、保守期限が迫る物理サーバーからの移行、災害対策といったあらゆる場面で活用できる。

現在、富士通クラウドテクノロジーズは、「Windows Server 2008/2008R2ニフクラ移行キャンペーン」を実施している。2018年9月20日から2019年3月31日までの期間、Windows Server 2008/2008 R2を運用する企業がニフクラを新規申し込み、もしくは現在利用中で新OSに移行完了予定である顧客を対象に、利用料金から最大10万円まで値引きを行う(シンプルVPNや専有コンポーネント、プライベートクラウドは除く)。特典有効期間は2019年6月1日から2019年11月30日までの6カ月間となる。詳しくはWindows Server 2008/2008R2ニフクラ移行キャンペーンをご覧いただきたい。

  • 「Windows Server 2008/2008R2ニフクラ移行キャンペーン」の概要

    「Windows Server 2008/2008R2ニフクラ移行キャンペーン」の概要

Windows Server/SQL Serverの延長サポート終了に伴い、各クラウドベンダーは自社クラウドを訴求するため、さまざまな施策を打ち出している。だが、述べてきたように長年オンプレミス・DC環境で稼働させてきた基幹システムのクラウド移行に戸惑う企業は少なくない。数あるクラウドベンダーのなかでも、6,500件を超える導入実績(2018年3月末時点)で既存IT資産をリフト&シフトし、ノンストップの業務遂行を可能にする国産クラウドベンダーであるニフクラは、サポート終了を共に乗り越える強力なパートナーとなり得るだろう。

[PR]提供: 富士通クラウドテクノロジーズ