郡山市ふれあい科学館スペースパーク(福島県郡山市)は、来館者のスマートフォン(スマホ)やタブレット端末に館内のWi-Fi(無線LAN)を経由して展示資料の情報を配信できるシステム『エアサイネージ』を導入した。エアサイネージはインターネット回線が不要で、館内に設置した専用サーバが発するWi-Fiの届く範囲内において、コンテンツを閲覧・利用できる新感覚プラットフォーム。利用者は特別な設定をすることなく、各自が所有するスマホやタブレットから指定されたネットワークに接続するだけで、サービスを利用することができる。

プラットフォームであるエアサイネージはフルノシステムズが提供し、ネットワークの構築や展示資料のテキスト・画像・音声およびクイズなどコンテンツの作成は、システムインテグレータである日本リテイルシステムが担当した。

5つの言語に対応

スペースパークは、JR郡山駅西口そばの高層ビル「ビッグアイ」の最上部(20階-24階)にある、宇宙がテーマの科学館。「地上から世界で一番高いところにあるプラネタリウム」としてギネスブックに認定されており、年間約14万人の来館者が訪れる。小学校低学年の児童の来館者数も多く、漢字が読めない子どもたちにも展示資料の説明をわかりやすく理解できる仕組みが求められていた。また、最近では訪日外国人観光客の増加に伴い、日本語以外での展示資料の紹介が課題となっていた。

スペースパークでは、各世代の来館者や外国人客、目が不自由な人など、幅広く多くの人に展示資料を理解してもらうためのシステムとして、エアサイネージを採用した。館内の21階と22階に展示されている全ての展示資料の情報を、館内のWi-Fiに自身が所有するスマホ・タブレットを接続することで取得・閲覧できる。テキスト、画像、音声データの取得が可能。テキストと音声は、日本語、英語、中国語(簡体語、繁体語の2種類)、韓国語の合計5言語に対応しており、外国人客の展示資料内容の理解をサポートする。

  • 館内のWi-Fiに接続すれば、手持ちのスマホ・タブレットで展示資料の情報を取得できる。5つの言語に対応している

    館内のWi-Fiに接続すれば、手持ちのスマホ・タブレットで展示資料の情報を取得できる。5つの言語に対応している

  • 各展示コーナーに設置してあるORコードをスマホのカメラで読み込むことで簡単に情報を取得できる

    各展示コーナーに設置してあるORコードをスマホのカメラで読み込むことで簡単に情報を取得できる

手持ちのスマホ・タブレットで閲覧可能

エアサイネージは、各自が所有しているスマホ・タブレットから、指定されたネットワークに接続するだけでコンテンツを閲覧できるサービスだ。特別な設定やアプリケーションのダウンロードが不要で、来館者は館内のWi-Fiにつなぐだけで、展示資料の案内データを取得できる。スペースパークでは、各展示コーナーに設置されているQRコードにスマホのカメラをかざせば、展示物の情報を取得できるよう設定している。展示コーナーの情報以外にも、宇宙や天体に関するクイズを用意しており、展示資料から学んだ知識を、楽しく身につけられるような工夫が施されている。

  • エアサイネージの基本の仕組み

付加価値のある無線LANインフラで貢献

博物館では、あらゆる来館者に対応できる使い勝手のよいコンテンツの導入が求められている。外国人観光客の増加に伴い、多言語への対応が求められているほか、小さな子どもや高齢者、障害を持つ人など、あらゆる来館者が展示物を理解でき、また、楽しんで知識を深められる工夫が必要とされる。フルノシステムズは、博物館や美術館以外にも、店舗や空港、観光地などのあらゆるシーンにおいて、付加価値の高い無線LANソリューションとして、エアサイネージの普及に注力する方針だ。

エアサイネージの詳しい情報はこちら
http://www.furunosystems.co.jp/airsignage/

郡山市ふれあい科学館スペースパークのホームページはこちら
http://www.space-park.jp/

日本リテイルシステムのホームページはこちら
http://www.oakis.co.jp/

[PR]提供: フルノシステムズ