登山のスタート地点は西武池袋線の高麗駅。駅の入り口に標高を示す看板がかかっていたので、さっそく高度補正。「108m」に合わせる。PRW-60側面の電子式リューズスイッチを回して補正操作を行う「スマートアクセス」は、PRW-6100やPRX-8000など近年発売されたアナログタイプのモデルと共通する機能である。
駅から20分ほど歩くと、日和田山の登山口に到着。登山口からはゆるやかな山道がしばらく続き、ほどなく男坂と女坂の分岐が現れる。男坂方面へと進んでいくと、ところどころに急な岩場が出てくる。
牛山さんは慣れた感じで両手を使いながらひょいひょいと登っていくが、あとに続く初心者3人組は大きな段差に乗りあがるところなどで少々手こずっていた。やがて樹林帯を抜け、金刀比羅神社が建つ中腹の展望ポイントへと出た。
鳥居のそばで休憩をかねて、眺望を楽しむ。眼下には、高麗駅や巾着田を見下ろすことができた。ちなみに「巾着田」とは、大きく蛇行した高麗川に囲まれた平野部が巾着のようなかたちをしていることから名づけられたそうだ。実際、ここから眺めると、そのかたちがよくわかる。