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今、世の中は空前のAIブームを迎えている。各企業もAIエンジニアの採用に本腰を入れており、アルゴリズム開発を行うエンジニアや、AIシステムの開発、企画に携わる方など、AIエンジニアの需要は高まっている。転職支援を行うパソナキャリアカンパニーでも、直近1年間で110%~120%ほど新規求人の取り扱いが増えているという。

その一方で、今後を見据えてAIエンジニアに転職したいと考えるものの、どうすれば転職できるのか、また変化が激しい分野での生き残り方に悩む人もいるだろう。

人材不足と言われているが、 未経験からAIエンジニアとして「求められる人材」になるためには、どのようにキャリアを積めばよいのだろうか。

AIエンジニアのキャリア事情について、ITエンジニアの求人サービス「GeekOut」を運営するパソナキャリアカンパニーのキャリアアドバイザー・高坂将大氏に伺った。

またこの記事の最後に「Developers Summit 2018 Summer(デブサミ2018夏)」のプログラム「AI時代におけるエンジニアの生存戦略」のレポートも紹介する。

  • パソナキャリアカンパニー 人材紹介事業部門 マーケティングチーム・高坂将大氏

AIエンジニアが25万人足りない未来が来る!?

――世間のAIブームを受けて、AIエンジニアの方の転職や求人は増えているのでしょうか。

高坂:そういった傾向は強く感じています。すでにAIエンジニアだという方だけでなく、未経験でもこれからAI領域に携わりたいエンジニアの方や、学生時代にAIを学んでいて今は別の仕事をしているけれど、もう一度AIに携わりたいという方も増えていますね。

――それだけ転職市場でもAIが盛り上がっているということですね。現在のAIエンジニアの市況感について教えてください。

高坂:いま、AIでビジネスや現実世界の課題解決ができる時代になり、企業もAIを使って何かしなきゃいけないという考え方になっています。明確に比較できるわけではありませんが、AIエンジニアやデータサイエンティストの需要はその他のエンジニアよりも増えている印象ですね。将来的にはAIエンジニアが25万人も不足するという予測もあり、求人もさらに増加していくでしょう。

今後、AIはさらに一般化され、パッケージ化されていくと思われます。AIを理解していることが、エンジニアとして当たり前になる時代も来ると考えています。

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未経験者でも転職できる? AIエンジニアに求められること

――AIエンジニアが活躍する場としてどのような業界・職種がありますか?

高坂:事業会社でのマーケ部門や、SI・コンサル業界、ウェブやメーカー企業のR&D等、幅広い業界でAIエンジニアが必要とされています。AIスピーカーなどの音声認識・自然言語処理に関わる分野、また画像処理の分野は、特に多くのAIエンジニアが活躍していますね。

ただ、AIエンジニアと一口に言っても、求められるタイプは様々です。職種を分解して考えてみましょう。

アルゴリズムを作るだけに限らず、データ活用やデータ整備を始めAIエンジニアの職種はより細分化されてきています。細分化される一方で、募集する企業側が求める人物像を明確にすることが出来ない事もあり、企業と求職者間のミスマッチも起こっています。

――どのようなAIエンジニアが求められているのでしょうか。

高坂:AIはあくまで課題を解決する手段に過ぎません。ビジネス課題を見極め、AIを適切に選定し、モデルを構築して実際に適用する…というところまで落とし込める人が求められます。

またAIを活用するためには、アルゴリズムを作るエンジニアだけでなく、そのAIを理解して現場に適用する人、さらに得られたデータを活用するデータサイエンティスト、そしてビジネスという観点では、AIとビジネスを結びつけて意思決定できる人などが必要になります。一人でなんでもできるのが理想ですが、現実的にはそれぞれに特化した人材でチームを組むということになるでしょう。

そうなると、自己満足ではなく実際に使う現場のことまで考えられるか、目的意識を持ってAIを活用できるかなど、コミュニケーション力を求められる場面が多いですね。

――求める人物像に対して、エンジニアはどのような勉強をしていけばよいでしょうか。

高坂:最新事例をピックアップしながら、自分の強みの分野に近いAIの分野に携わることが良いと思います。例えばECサイトのシステム開発を担当している方でしたら、本当に簡単なレコメンドエンジンを構築してみる等、自分の業務に近い方が始めやすいと思います。また今の業務の延長線にてAIを導入してみるのもスキルアップに繋がります。学んだだけか、実務で携わった経験があるかは大きな違いになります。

――未経験でもAIエンジニアとしての転職は可能なのでしょうか。

高坂:未経験での転職は確かにハードルは高いです。ただ私が担当させていただいた方の中でも未経験ながらチャンスをつかんだ方はいらっしゃいました。企業もAI人材を採用しにくいことはわかっています。まだ分野として新しいので、未経験でもやる気と素養のある人材や、楽しみながらキャッチアップできる人であれば採用して育てていこうという方針の企業もあります。

具体的にいうと、PHPなど一般的なプログラミングはできるけれどAIは未経験、という40代男性の方をご支援させていただいたのですが、その方は意欲を評価されて無事にAIエンジニアとして転職が決まりました。

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機械学習を学んだからわかる、AIエンジニアの働き方

――AIエンジニアに特化したキャリアアドバイザーと伺っていますが、ご自身も学生時代、機械学習に関する論文を執筆されていたそうですね。

高坂:はい。卒論で遺伝的アルゴリズムを用いたテストデータの生成手法の研究に従事しておりました。より良いもの同士を掛け合わせることで、さらに良くなっていくのではないか――という遺伝的アルゴリズムの考え方をシステム開発におけるテストの分野に応用できないか、という研究をしていました。

――なるほど。当時からAIはブームだったのでしょうか?

高坂:2015年頃だったので、ちょうどブームがやってきて盛り上がってきたところでしたね。

――そんな中、エンジニアではなく転職を支援するキャリアアドバイザーという道を選ばれたのはなぜですか?

高坂:エンジニアの道も考えたのですが、より人に焦点を当てた、誰かに喜ばれる仕事をしたいという強い思いがありキャリアアドバイザーになれる道を選びました。自分自身の経歴や、周囲にエンジニアの友人が多い環境にいることで、エンジニアの働き方や気持ちに寄り添って支援できることにやりがいを感じています。

膨大なデータを元に、企業とエンジニアをAIがマッチング

――パソナキャリアカンパニーでも、転職のマッチングでAIを使われているそうですね。

高坂:これまで キャリアアドバイザーの経験を元に求人マッチングをしていましたが、近年、過去の選考 データを活用したAIによるマッチングシステムも併用しています。たとえば、A社とB社に応募している方がいたとして、過去に同じような経歴、志向性の方がC社にも応募していたら、前者の方にC社もレコメンドするといった具合です。過去の書類選考の合格 率や内定率なども参考にマッチングしているため、転職成功につながる企業を紹介できる可能性が高くなります。

AIの精度はデータ量で変わります。その点で弊社は過去の蓄積がありますから、求職者の方に過去の実績を元にした求人のご紹介を実現する事が出来ます。とはいえ業務を全てAIに置き換えるのではなく、求職者に感動していただけるような価値を提供するために、AIを活用していきたいと思っています。

やりたいことのヒントが見つかる「GeekOut」

――最後にパソナキャリアが運営する「GeekOut」のご紹介をお願いいたします。

高坂:GeekOutは「いいところがあったら転職したい」エンジニアのためのサービスです。会員登録時に志向性を登録いただくだけで、その方に合った求人情報がフィードに集まるので、検索しなくても簡単に確認できます。転職に興味があるけれど、やりたいことは明確でない方でも気軽に使えます。会員登録時にいくつか質問に回答いただくことで、その方のやりたいことを明確にし、その方向に合った求人情報が流れてくるしくみになっています。

総合人材サービスのリーディングカンパニーとして培ってきた信頼と実績から、様々な業界のエンジニア求人を豊富に揃えています。

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また、いきなりエージェントに相談したいとまでは思わないけれど、求人情報や新しい仕事が気になる方のために、著名なエンジニアのインタビュー記事など、エンジニアの世界や視野を広げる情報を提供する「GeekOutコラム」というコンテンツも提供しています。

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新技術のトレンドや、その技術からどういった仕事が生まれているのかといった周辺情報もセットにした記事をお届けしています。ぜひGeekOutコラムを読んでイメージを膨らませながら、キャリアアップを考えていただきたいですね。

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『デブサミ2018夏』レポート公開中!

当記事でも一部のスライドを掲載しているが、2018年7月27日実施『Developers Summit 2018 summer(デブサミ2018夏)』にて、DATUM STUDIO株式会社 CTO安部 晃生氏とパソナキャリアの高坂さんが講演したトークセッション「AI時代におけるエンジニアの生存戦略」のレポートを、GeekOutで掲載中。
AIエンジニアのキャリアに関してより詳しく知りたい方は、ぜひチェックしてはいかがだろうか。


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