改正割賦販売法への円滑な対応とキャッシュレス推進に向けた主導的取組

日本クレジット協会

大久保:久保様には副会長をお務めいだだきましたが、日本クレジット協会が果たすべき役割はどのようなことであるとお考えでしょうか。

久保:改正割賦販売法施行に向けた自主ルール制定等については、これまでにない「性能規程」の考え方が導入されたこともあり、大変ご苦労されたと思いますが、無事施行を迎えることができ、ご尽力に感謝しています。また、「クレジット取引セキュリティ対策協議会」の実行計画が、改正割賦販売法の実務上の指針として位置付けられ、関連プレーヤーのまとめ役、推進役として協議会の事務局である協会の責務もますます重要になってきます。改正割賦販売法への対応については個社としても最注力しておりますが、協会員各社が円滑に対応できるよう、自主規制団体として、また、業界団体として、引き続き最大限のサポートをお願いしたいと考えています。  加えて、FinTech企業等、異業種からの決済業務への進出、台頭により、これまでのビジネスモデルが通用しなくなりつつあるなかで、政府の重要政策でもあるキャッシュレス決済推進において、私たちクレジット業界がその中心として役割を果たしていくための、活発な業界活動や、今後の進むべき方向性の議論といった前向きな活動も期待しています。

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