さて最後に「m-Book W880XN-M2S2」のパフォーマンスをチェックしてみよう。今回は「PCMark 8 v2.10.901」「3DMark v2.5.5029」「CINEBENCH R15」「CrystalDiskMark 6.0.1」でベンチマークを実施してみた。
| PCMark 8 v2.10.901 | |
|---|---|
| Home Accelerated 3.0 | 4156 |
| Creative Accelerated 3.0 | 5067 |
| Work Accelerated 2.0 | 5261 |
| 3DMark v2.5.5029 | |
|---|---|
| Time Spy | 1905 |
| Fire Strike | 5744 |
| CINEBENCH R15 | |
|---|---|
| OepnGL | 111.23 fps |
| CPU | 1093 cb |
| CPU(Single Core) | 173 cb |
| CrystalDiskMark 6.0.1(SSD) | |
|---|---|
| Q32T1 シーケンシャルリード | 523.387 MB/s |
| Q32T1 シーケンシャルライト | 499.260 MB/s |
| 4K Q8T8 ランダムリード | 277.879 MB/s |
| 4K Q8T8 ランダムライト | 332.754 MB/s |
| 4K Q32T1 ランダムリード | 271.940 MB/s |
| 4K Q32T1 ランダムライト | 286.964 MB/s |
| 4K Q1T1 ランダムリード | 23.652 MB/s |
| 4K Q1T1 ランダムライト | 75.764 MB/s |
「m-Book Wシリーズ」には全モデルに「Intel Core i7-8750H」(2.20/4.10GHz)と外部グラフィックス「GeForce GTX 1050」が搭載されている。6コア12スレッドのCPUと外部グラフィックスを搭載しているだけに、総合ベンチマークPCMark 8で、Home Accelerated 3.0が4156、Creative Accelerated 3.0が5067、Work Accelerated 2.0が5261と好成績を記録した。3DMarkでもTime Spyが1905、Fire Strikeが5744と高いスコアを叩き出している。クリエイティブ系アプリケーション、リッチなグラフィックスのハイエンドゲームも快適に動作させられる、パフォーマンスを備えているといえる。
なお、ストレージはシーケンシャルリードで500MB/s超えにとどまっているが、これは今回の「m-Book W880XN-M2S2」がM.2形状Serial ATAIII接続のSSDを搭載しているため。M.2形状PCI Express x4接続のSSDを搭載すればシーケンシャルリードは3000MB/s前後を記録するはずだ。OS、アプリの起動、データの読み書きをさらに高速化したいのであれば、PCI Express x4接続のM.2 SSDにアップグレードするのがよいだろう。
デスクトップPC並みの性能とノートPCの利便性を両取り!
「m-Book Wシリーズ」は、17.3型という大画面ディスプレイに、デスクトップPC並みのパフォーマンスを組み合わせつつ、124,800円からという購入しやすい価格を実現している。フルHD(1,920×1,080ドット)という解像度を低く感じるかもしれないが、デスクトップPC用のフルHDディスプレイは21～23型が一般的。それと比較すると画素も細かく、サイズ比率の違和感も少ないだろう。
「m-Book Wシリーズ」は、デスクトップPCのようにCPUや外部グラフィックスをアップグレードすることはできないが、本体だけでどこにでも持ち歩けるというのは得がたいメリット。デスクトップPC並みの性能と、ノートPCの利便性を両取りしたいという方にはもってこいのモデルだ。
※ここで紹介した各パーツは、今回試用した機種のものです。出荷時にメーカー、型番などが変わる可能性もあります。ご了承ください。
標準スペック
| メーカー | マウスコンピューター |
|---|---|
| 型番 | m-Book W880XN-M2S2 |
| ディスプレイ | 17.3型フルHDノングレア液晶(1,920×1,080) |
| CPU | Intel Core i7-8750H |
| メモリ | 16GB PC4-19200 DDR4 SODIMM |
| M.2 SSD | 256GB Serial ATAIII |
| チップセット | モバイル Intel HM370 チップセット |
| 光学ドライブ | － |
| グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX 1050 |
| OS | Windows 10 Home 64ビット |
| LAN | ギガビット(10/100/1000)LAN×1、 IEEE 802.11 ac/a/b/g/n対応無線LAN |
| インタフェース | USB 3.1 Type-A(左側面×1)、 USB 3.1 Type-C(左側面×1)、 USB 3.0 Type-A(右側面×1)、USB 2.0(右側面×1) |
| サイズ | W418.5×D288.7×H27.9～34.9mm(折り畳み時) |
| 重量 | 約2.8kg |
| バッテリー駆動時間 | 約6.2時間 |
| 価格 | 139,800円(税別)～ |
上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。
価格・構成については、2018/7/18(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。
[PR]提供：マウスコンピューター
