マーケティング分析とは？ 課題と共に見る、おすすめBIツール13選

ここではBIツール13製品を取り上げ、「①バッチ 発見型」「②リアル 発見型」「③バッチ 把握型」「④リアル 把握型」のどの分類に該当するのかを整理しながら紹介する。なお、BIでは複数のソース元にあるデータを一元化して分析することが求められる。そこで必要なデータ連携についても各製品のポイントをまとめているので、参考いただきたい。

データ変換から分析までをカバーする
「Yellowfin」

Yellowfinは、リアルタイム性を重視して市場情報を可視化したい、分析したいといったニーズにおすすめの製品だ。データ変換や自動インサイト、コラボレーションツールなど分析領域のすべてを網羅しており、Yellowfinのみでデータ変換から分析までをカバーすることができる。

対応する主なデータソース ：
各種DB（JDBC接続）、クラウドDWH、CSV、Webアプリ（コネクター利用）。
データ連携における強み：
豊富な対応データソースに加え、ETL機能やAI・機械学習と連携するプラグインあり。
製品資料など詳細情報は、こちらのページから。

リアルタイム性に強く強力な地図表現を備える
「MotionBoard」

MotionBoardは、リアルタイム性に強く、強力な地図表現によって、「エリア」という視点を可視化、分析に加えてくれるBIツールだ。クラウドサービスは月額30,000円～となっており、手軽に始められる点もメリット。

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10億件の集計を1秒で処理実行する、圧倒的な性能
「Dr.Sum」

10億件の集計を1秒で処理実行する圧倒的な性能が、Dr.Sumの最大の特徴だ。独自開発のインメモリエンジンにより、各種システムのデータをDr.Sumに蓄積することで、データの高速な集計、レポーティング、分析が実現できる。膨大な量のデータから相関関係を分析する場合には打ってつけのツールといえるだろう。

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様々な視点・条件からデータを集計・分析できる
「PowerFolder」

BI指向のデータ管理ソフトであるPowerFolder。同製品は、データの蓄積から分析までを誰でも行うことのできる「使い易さの追求」をコンセプトに掲げている。大量に蓄積されたデータを上手に整理・分類・抽出し、様々な視点・条件からデータを集計・分析することにより、隠れているシグナルや市場傾向、兆しを発掘、炙り出すことができる。

対応する主なデータソース ：
csv形式、Excel形式、ODBC接続可能なDBシステム。
データ連携における強み：
Windowsのタスクスケジューラにより自動化が可能、基幹システムの負荷が最小化。
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プログラム不要のレポーティングツール
「Ｘシリーズ」

Ｘシリーズは、プログラム不要のオールラウンド帳票/レポーティングツールだ。使い慣れたExcelで帳票デザインができるほか、多次元分析はもちろん、大量データへの対応も可能。データを多角的にみてキャンペーン立案を行いたい、実行施策の成果をみたい場合に有効に活用できる。特に中小企業において親和性が高い製品だ。

対応する主なデータソース ：
Oracle、SQL-SVR、MySQL、PostgreSQL、Office等。
データ連携における強み：
OLEDB接続により、データベースから高速でのデータ抽出が可能。
製品資料など詳細情報は、こちらのページから。

Gartner MQで7年連続リーダーを獲得
「Qlik Sense」

クリックテックは7年連続 Gartner MQでリーダーを獲得する、評価が高いベンダーだ。同社製品はリアルタイム性に優れ、またプランニング機能もそなえるため、データをもとにした自由な探索を可能にする。

対応する主なデータソース ：
ODBC、OLE DB、REST 準拠のデータソース、ファイル、Webサイト。
データ連携における強み：
あらゆるデータを収集・統合し、総合的なデータ主導の意思決定を可能にする。
製品資料など詳細情報は、こちらのページから。

ユーザーの分析ノウハウを共有する機能を備える
「Data Knowledge」

Data Knowledgeでは、市場の実態が蓄積されている様々な社内サーバーのデータから、簡単にレポートを作成することが可能。特にユニークなのが、分析ノウハウを共有する機能「情報活用ナレッジデータベース」を有する点だ。既存のデータだけでなく、社員のデータ活用が加速していくにつれて、マーケティングの精度を高めていくことができる。

対応する主なデータソース ：
SQLServer、Oracle 、ODBC接続可能DB（ANSI規格準拠）。
データ連携における強み：
種類の異なるDBのデータやPCのCSVデータを結合してレポート作成が可能。
製品資料など詳細情報は、こちらのページから。

空間的なデータ集計、マーケティング分析に特化
「MarketAnalyzer」

MarketAnalyzerは、自社保有情報を地図上に見える化して、空間的なデータ集計、マーケティング分析をおこなうことに特化したBIツールだ。人口・年齢・世帯といった国勢調査データ、商業施設の数・年間販売額といった商業統計など、エリアに関する様々なデータがあらかじめ用意されているので、即座にこれらと組み合わせたマーケティング分析が可能。

対応する主なデータソース ：
店舗データ（売上／商圏）、顧客データ（居住特性／購買データ）など。
データ連携における強み：
膨大なデータを地図に可視化する際、エリア単位で集計できるため秘匿化、圧縮が可能。
製品資料など詳細情報は、こちらのページから。

ユーザー数・データソース数無制限で利用が可能
「GoodData」

GoodDataは、データの可視化に特化したBIツールといえる。各部門や各システムからExcelでデータを集めて手作業で集計、分析レポートを作成する。こうした作業負荷に課題を感じるマーケターは多いだろう。GoodDataはユーザー数・データソース数無制限で利用ができるため、低コストにこうした課題を解消することができる。

対応する主なデータソース ：
API連携、DB接続、エクセル、CSV等々さまざまなデータソースとつながる。
データ連携における強み：
データソース数無制限。強力なETL機能でデータインテグレーションを実現する。
製品資料など詳細情報は、こちらのページから。

ノンプラミングでデータを取り込んで可視化する
「Actionista!」

データベースやSQLといった専門知識がなくても、ノンプラミングでデータを取り込んで情報の可視化を実現できる。Actionista!の優位性は、この容易さにある。自社や自身の部門に専任の技術スタッフがいなくても、データの取り込みや連携を行うことができ、簡単に市場の動向を可視化することができる。

対応する主なデータソース ：
ファイル及びOracle・SQL Server等、JDBC接続できるRDBMS。
データ連携における強み：
ノンプログラミングでデータ連携可。ETL機能により高度なデータ整備にも対応。
製品資料など詳細情報は、こちらのページから。

現場担当者の使いやすさを追求
「軽技Web」

メガバンクや製造業など民間企業・官公庁をはじめ1,200社超が採用する、軽技Web。数多くのBIツールの中から選ばれるその理由は、簡単操作で現場が使いやすい「活用されるツール」であることにある。データ検索の自由度が高いため、ユーザー自らが様々な視点でリアルデータを見ることが可能。定型帳票や報告レポートなどを自動出力することで、業務の効率化が図れるだろう。

対応する主なデータソース ：
Oracle、SQLServer、PostgreSQL、AWS Redshiftなど。
データ連携における強み：
業務システムDB直接接続でリアルタイムデータ参照、複数のデータマート利用が可能。
製品資料など詳細情報は、こちらのページから。

圧倒的なビジュアル性とカスタマイズ性
「Microsoft Power BI」

Microsoft Power BIは、組織全体に洞察を届けることをコンセプトとした、ビジネス分析ツール スイートだ。データの統合性、ダッシュボードのビジュアル性とカスタマイズ性に長けていることが特徴。マーケティング戦略の立案に際しては、各担当者がさまざまな角度からデータをみて判断をくだすことが求められる。そこで必要なパーソナライズ化したダッシュボードが、Microsoft Power BIの場合、だれでも容易に作ることができる。

対応する主なデータソース ：
Microsoft関連製品・サービスをはじめ、Oracle, IBM DB2等の主要DB, SalesforceやGoogleアナリティクスなどの各種クラウドサービスに対応。
データ連携における強み：
Excelからビックデータまで、多様なデータソースを気軽に分析し洞察を届ける。
製品資料など詳細情報は、こちらのページから。

30 年近い歴史を誇るエンタープライズBI
「MicroStrategy 10」

1989 年の創業から 30 年近い歴史を誇る世界最大規模の独立系 BI ベンダーであるマイクロストラテジー。同社のエンタープライズBIツールである「MicroStrategy 10」は、大規模データの分析を、独自のインメモリ技術によって高パフォーマンスかつリアルタイムに処理することができる。膨大な量のデータから相関関係を分析する場合の有力な選択肢になるだろう。

対応する主なデータソース ：
70超のRDB、ビッグデータ、OLAP、ERP、CRM、ソーシャルデータ等。
データ連携における強み：
多様なデータ加工機能で、複数データソースをBI上で整形。加工処理の保存も可能。
製品資料など詳細情報は、こちらのページから。

製品の詳細や資料ダウンロードは、IT Search+で

マイナビニュースが運営するIT Search+では、ここで取り上げたBIツール以外にも各社の製品を紹介している。無料で資料ダウンロードも可能なため、ぜひ参考にしてもらいたい。

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