LUV MACHINES AR410SN」を実際に操作してみると、本機の価格帯では考えられないような充実のパフォーマンスが体感できる。アプリケーションも軽快に動作し、高精細動画の再生なども快適だ。これなら、長期間使用するパソコンとして十分なスタートが切れるだろう。スペックバランスの確認のために、本機のWindowsエクスペリエンスインデックスとPCの総合的なパフォーマンスを計測する「PCMark 10」の結果を紹介しておくので参考にしていただきたい。

  • Windowsエクスペリエンスインデックス

    「Windowsエクスペリエンスインデックス」基本スコア:5.9

  • PCMARK 10

    「PCMark 10」
    Essentials:5723、Productivity:4980、Digital Content Creation:3375

標準構成でも十分なパフォーマンスを得ることができるが、もし予算に余裕があれば、BTOを活用してストレージにSSDを追加してみるのもいいだろうと感じた。OSやアプリケーションの起動、大きなファイルの読み込みなどは圧倒的に速くなるので、さらに快適さが増すはずだ。参考までにレビュー執筆時(2018年5月)の追加価格は、M.2の256GB SSDで10,800円(税別)、6Gbps対応の120GB SSDで6,800円(税別)となっている。

また、メモリも標準では8GBメモリが1スロットとなっているが、これでも十分ではあるものの、デュアルチャネル動作させることでさらに、CPUとオンチップグラフィックス両方のパフォーマンスの向上が期待できる。そこで、こちらもBTOを活用して8GB×1枚から4GB×2枚のデュアルチャネルにすることも可能だ。こちらの現時点でのBTO価格は1,800円(税別)となっているので参考にしていただきたい。そのほか、光学ドライブやカードリーダーなども追加でき、液晶ディスプレイもお得にセットで購入することができるので、用途に応じてうまく組み合わせるといいだろう。

  • 一般的な21.5インチワイドディスプレイとの組み合わせ。コンパクトなスタイルと拡張性の高さを融合したデザインだ

    一般的な21.5インチワイドディスプレイとの組み合わせ。コンパクトなスタイルと拡張性の高さを融合したデザインだ

LUV MACHINES AR410SN」の標準構成での価格は69,800円(税別)となっている。この価格で充実のパフォーマンスと高い拡張性が手に入るモデルはそう多くない。入手しやすく、将来にわたって長く使えるパソコンが欲しいと考えているユーザーに、ぜひオススメしたい製品といえる。

  • コストパフォーマンスに優れ、長く使える「LUV MACHINES AR410SN」

    コストパフォーマンスに優れ、長く使える「LUV MACHINES AR410SN」

※ここで紹介した各パーツは、今回試用した機種のものです。出荷時にメーカー、型番などが変わる可能性もあります。ご了承ください。

標準スペック

メーカー マウスコンピューター
型番 LUV MACHINES AR410SN
CPU AMD Ryzen 5 2400G
メモリ 8GB PC4-19200 DDR4
HDD 1TB Serial ATAIII
チップセット AMD B350 チップセット
光学ドライブ
グラフィックス AMD Radeon Vega 11 グラフィックス
OS Windows 10 Home 64ビット
LAN ギガビット(10/100/1000)LAN
インタフェース USB 3.1 Type-A×2(背面×2)、USB 3.0×4(背面×4)、
USB 2.0×2(背面×2)
サイズ W170×D403×H360mm
ディスプレイ
価格 69,800円(税別)

上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。

価格・構成については、2018/5/22(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。

マウスコンピューター/LUV_MACHINES_AR410SN

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