さて最後に「MousePro P120A シリーズ」のパフォーマンスをチェックしてみよう。今回は「PCMark 8 v2.9.811」「3DMark v2.4.4264」「CINEBENCH R15」「CrystalDiskMark 6.0.0」でベンチマークを実施してみた。

PCMark 8 v2.9.811
Home Accelerated 3.0 1584
Creative Accelerated 3.0 1904
Work Accelerated 2.0 2248
3DMark v2.4.4264
Fire Strike 302
CINEBENCH R15
OepnGL 12.56 fps
CPU 114 cb
CrystalDiskMark 6.0.0(SSD)
Q32T1 シーケンシャルリード 186.498 MB/s
Q32T1 シーケンシャルライト 109.096 MB/s
4K Q8T8 ランダムリード 29.230 MB/s
4K Q8T8 ランダムライト 15.387 MB/s
4K Q32T1 ランダムリード 31.749 MB/s
4K Q32T1 ランダムライト 16.282 MB/s
4K Q1T1 ランダムリード 5.820 MB/s
4K Q1T1 ランダムライト 8.572 MB/s

本製品は、プロセッサーとして「Intel Celeron プロセッサー N3450(1.10/2.20GHz)」を採用、メモリは4GBを搭載している。ベンチマークのスコアはスペックからすると順当な結果だ。総合ベンチマークPCMark 8で、Home Accelerated 3.0が1584、Creative Accelerated 3.0が1904、Work Accelerated 2.0が2248と決して高くはない。基本的にはオフィスアプリケーション、ウェブブラウジング、YouTubeやNetflixなどの動画視聴などの用途に利用するタブレットと考えたほうがいい。

ストレージを64GB搭載している点は評価したい。ストレージが32GBしかないと、Windowsの大型アップデートのたびに、アプリケーションをアンインストールして空き容量を確保する必要があるが、64GBあればアプリやデータをたくさん入れなければ、そのような苦労はない。

オフィス系アプリを主に使うならメインPCとなり得る2 in 1タブレット

キーボードカバー付きで5万円台の「MousePro P120A シリーズ」は、2 in 1タブレットPCとしては安価な価格設定が魅力。またMicrosoft Pen Protocolに対応しており、対応デジタイザーペンを用意すれば、ペンタブレットとしても活用できる点も見逃せないポイントだ。オフィス系アプリケーションを主に使うならメインPCとなり得るし、デスクトップPC、クラムシェル型ノートPCを使っている方のサブ機としても活躍してくれる製品といえる。

※ここで紹介した各パーツは、今回試用した機種のものです。出荷時にメーカー、型番などが変わる可能性もあります。ご了承ください。

標準スペック

メーカー マウスコンピューター
型番 MousePro-P120A
ディスプレイ 12型ワイドグレア液晶(2,160×1,440)
CPU Intel Celeron N3450
メモリ 4GB PC3-1866 LPDDR3 SDRAM
ストレージ 64GB(eMMC)
チップセット
光学ドライブ
グラフィックス Intel UHD グラフィックス 500
OS Windows 10 Pro 64ビット
LAN IEEE 802.11 ac/a/b/g/n対応無線LAN
インタフェース USB 3.0 Type-C×1(右側面)
サイズ W286×D210×H21.8mm(キーボードカバー含む)
重量 約1.2kg(キーボードカバー含む)
バッテリー駆動時間 約8.4時間
価格 59,800円(税別)

上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。

価格・構成については、2018/5/16(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。

マウスコンピューター/MousePro_P120A

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