MousePro P120A シリーズ」には、12型ワイドグレア(2,160×1,440ドット、10点マルチタッチ、硬度6H、Microsoft Pen Protocol対応)液晶ディスプレイが採用されている。グレア(光沢)液晶を採用しているだけに、映像は鮮やかで精細感が高い。発色も特にクセはない。ディスプレイのスケーリングは標準では150%に設定されているが、100%に変更すればデスクトップをさらに広く利用できる。ただ文字がかなり小さくなるので、一般的な用途であれば150%がよいだろう。

  • 輝度、色域、コントラスト比は公表されていないが、発色に特に癖はなく、また十分な明るさが確保されている。グレア(光沢)の表面処理が採用されているので精細感が高いが、照明などの映り込みはやや気になる。とはいってもディスプレイの角度を調整できるので、実用上は問題ないだろう

    輝度、色域、コントラスト比は公表されていないが、発色にクセはなく、また十分な明るさが確保されている。グレア(光沢)の表面処理が採用されているので精細感が高いが、照明などの映り込みはやや気になる。とはいってもディスプレイの角度を調整できるので、実用上は問題ないだろう

  • 文字やアイコン、アプリのサイズは、「設定→システム→ディスプレイ」の「拡大縮小とレイアウト」で変更できる。今回試用したかぎりではデフォルトの150%がちょうどいいスケーリングだと感じた。100%に設定すればさらにデスクトップを広く活用できるが、よほど特殊な用途でなければデフォルトのスケーリングで十分だ

    文字やアイコン、アプリのサイズは、「設定→システム→ディスプレイ」の「拡大縮小とレイアウト」で変更できる。今回試用したかぎりではデフォルトの150%がちょうどいいスケーリングだと感じた。100%に設定すればさらにデスクトップを広く活用できるが、よほど特殊な用途でなければデフォルトのスケーリングがよい

キーピッチ約18mm、キーストローク約1.5mmを確保

本製品のキーボードはキーピッチが約18mm、キーストロークが約1.5mm確保されている。打鍵感は基本的に良好。ただ強く底打ちすると、やや音が大きく感じられた。クリック感はしっかりあるので、軽めの力で打鍵すれば、比較的タイピング音を抑えられる。

タッチパッドはWindows 10の高精度タッチパッドに対応しており、各種ジェスチャーをスムーズに利用できる。ただしクリック感は少々固めに感じられた。タッチパッドは、クリックではなく、タップ操作主体で利用したほうが快適に操作できそうだ。

  • キーピッチは約18mm、キーストロークは約1.5mmが確保されている

    キーピッチは約18mm、キーストロークは約1.5mmが確保されている

  • 一部記号キーを除けば、キーの幅はそろえられており、初めて試用したときから快適にタッチタイピングできた

    一部記号キーを除けば、キーの幅はそろえられており、初めて試用したときから快適にタッチタイピングできた

  • 本製品はWindows 10の高精度タッチパッドに対応。Windows 10の各種ジェスチャーをすべて利用できる。タッチパッドの広さも実測97×65mmと、快適にジェスチャー操作できるスペースが確保されている

    本製品はWindows 10の高精度タッチパッドに対応。Windows 10の各種ジェスチャーをすべて利用できる。タッチパッドの広さも実測97×65mmと、快適にジェスチャー操作できるスペースが確保されている