今回、渡邊さんが参加した撮影実習は、新宿区にある庭園・新宿御苑で行われました。受講生は約40名。種清先生と一緒に庭園内をまわり、前回の講義で学んだ知識を実際の撮影を通して確認していくという内容です。

写真家が撮影した写真と見比べられるのもEOS学園ならでは

  • 集合場所である新宿御苑の入り口に到着。天気は快晴で風はおだやか。絶好の撮影日和となった

  • まずは、この日の実習で意識すべきポイントを先生が説明。ただ何となくシャッターを切っても上達はしない。どんな狙いでどの機能を使うかをきちんと決めることが大切だ

  • 各自が好きな場所に分かれて撮影スタート。鮮やかなツツジの花に目が行くが、ほかにも葉っぱや枝、昆虫、地面、人影など注意深く観察すれば被写体はたくさんある。それらを見つけることもレッスンのひとつ

  • 講義を受けたときはしっかりと理解できたつもりでいたが、実際に屋外で被写体に向き合うと、何をどう撮っていいのか分からず、しばし呆然とする渡邊さん

下の写真は、実習の前半で渡邊さんが撮影したもの。ヒナギクの花を画面の中心に置いていますが、狙いがはっきりせず、いかにも中途半端な写真になっています。

  • 渡邊成佳さん撮影

これに対する先生のアドバイスは、花を撮りたいのであればそこにポイントを絞り、ほかの要素はできるだけ入れないように気を付けるということ。同じようなヒナギクを撮った写真でも、先生が撮るとこうなります。

  • 種清先生撮影

このように、写真家の先生と一緒に撮影地をめぐり、同じ被写体にカメラを向けて、その結果を見比べられることはEOS学園撮影実習の大きなメリットです。もちろんレベルが違いすぎて比較にはなりませんが、どうしたら少しでも先生の写真に近づけられるのか、どんな機能や撮り方が必要なのか、といったことを具体的に学ぶことができます。

  • 受講生の様子を見守りながら、それぞれに適確な助言を与える種清先生。実践に即した具体的なアドバイスをもらえることは撮影実習の利点であり醍醐味でもある

  • アマチュアと写真家の差は、撮影時の姿勢を見るだけでも明らか。同じ場所でも、立ったまま撮るかしゃがんで撮るかによって、結果はまったく違ったものになる

  • 撮影場所を木陰に移動。ここではレンズを上に向けて木漏れ日を狙ってみよう

  • 渡邊成佳さん撮影。ただ撮るだけでは、やはりつまらない

  • 渡邊成佳さん撮影。アドバイスに沿って太陽を写し込むと、画面が引き締まった

  • 渡邊成佳さん撮影。さらに、先日学んだ露出補正のワザをここで実践。プラス側に補正することで、画面が光で満ち溢れた、爽やかで明るいイメージに仕上がった

最初はうまく撮れなかった渡邊さんも、先生の撮り方を参考にしながら積極的にアドバイスを聞き入れることで、徐々にコツをつかみ始めたようです。以下の2枚は、本日の彼女のお気に入りカットです。

  • 渡邊成佳さん撮影。最初の花の写真に比べると雲泥の差。わずか2時間でここまで上達したのはお見事

  • 渡邊成佳さん撮影。窓ガラスに写った樹。以前は思いもよらなかったような撮り方だろう

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今回は短期間の受講でしたが、渡邊さんの写真撮影の腕は確実に上達したようです。渡邉さんに振り返っていただきました。

渡邉さん:「私と同じようにカメラや写真に興味を持っていても、何から初めていいのか分からない、そんな人は是非EOS学園を受講してみてほしいです。インターネットや本を読むだけよりも、写真家の先生に教わったほうが早く確実に上達しますよ。実際に体験するとたくさんの新たな発見が待っているのでぜひみなさんもチェックしてみてください!」

  • 種清先生「講座を通じて、写真をやりたいと思う人と出会えることは私にとっても楽しみです。いろんな生徒さんが来て、いろんな写真を撮ってくるので逆に気付かされることもあります」

  • 渡邊成佳さん「今回の受講では、写真撮影の面白さをあらためて実感できました。まだまだ奥が深い世界なので、これからもチャレンジを続けます!!」」

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