提供:ファーウェイ・ジャパン

世界屈指のスマートフォンメーカーとして躍進を続けるファーウェイより、その勢いを象徴するかのような意欲的なスマートフォン新機種が登場した。それが「HUAWEI nova lite 2」だ。ファーウェイ端末らしくダブルレンズカメラの搭載など、カメラ機能が優れているのに加え、18:9の超ワイドディスプレイや指紋認証センサー、さらには、ソフトウェアアップデートにより顔認証機能まで搭載されるという充実ぶり。それでいてMVNO各社から発売されており、市場想定価格が2万5,980円(税別)というのだから、そのコストパフォーマンスのよさには驚いてしまう。

今回は、そんな「HUAWEI nova lite 2」と、背面と前面の両方にダブルレンズカメラを備えた「HUAWEI Mate 10 lite」の2機種に触れることができたので、実際の使い心地や搭載されている機能の特徴などを紹介していこう。

上質なメタルボディに超ワイドディスプレイを搭載

「HUAWEI nova lite 2」を手にして、まず思ったのが「持ちやすい!」ということ。約5.65インチという大きな液晶ディスプレイを搭載しているにもかかわらず、本体幅が約72.05mm、厚みが約7.45mmに抑えられており、女性の手のひらにも無理なく収まる。しかも重量も約143gと軽いため、長時間使用していても手が疲れにくい。

  • ファーウェイの「HUAWEI nova lite 2」

  • 女性の手のひらにも無理なく収まるサイズ感を実現している

ボディの大部分にメタル素材が使用されており、高級感のある仕上がりになっているのもうれしいポイント。カラーはブルー、ブラック、ゴールドの3色が用意されているが、いずれもシックな色合いで、カジュアルな服にもフォーマルな装いにもしっくりと馴染んでくれる。

  • ボディにはメタル素材が使用されており、剛性が高く高級感も漂っている

本体前面には、FHD+の2,160×1,080ドットの超ワイドディスプレイが搭載されている。実際に画面をつけてみてビックリしたのが、その表示領域の広さ。ベゼルが狭額縁で、本体幅ギリギリまで映像が表示される。そのため、比較的コンパクトな本体にもかかわらず動画やゲームを臨場感たっぷりに楽しめるのだ。YouTubeを見ていても、映っている人物の表情のような細かい部分まで確認しやすく、テロップなども読みやすいのは、とてもありがたい。

インスタ映えする写真も手軽に撮れる

スマートフォンのカメラ性能を高める技術として、最近注目を集めているのが「ダブルレンズ」だ。ハイエンド機には当たり前のように搭載されるようになってきているが、同技術にいち早く取り組んできたのが、実はファーウェイである。

今回発売された「HUAWEI nova lite 2」にも、そのダブルレンズカメラはしっかり装備されている。本体背面を見ると、1,300万画素のメインレンズと深度測定用の200万画素のサブレンズが仲よく並んで搭載されているのがわかる。

  • 背面には1,300万画素と200万画素のレンズで構成されたダブルレンズカメラが搭載されている

このダブルレンズカメラを使うことで、これまでは難しかった表現が手軽に行えるようになる。たとえば撮影画面で「ポートレートモード」を有効にすると、一眼レフカメラで撮影したような背景ボケを加えつつ、「ビューティー補正」機能で被写体の肌をきれいに補正して人物を撮影することができる。補正の度合いは10段階で調節が可能だ。

  • カメラ画面で「ポートレートモード」を有効にすると背景をぼかしたり、肌をよりきれいに補正したりすることができる

実際に撮影してみると、まるでプロが撮ったような人物写真に仕上がり、自分の写真の腕が上がったと錯覚してしまいそうだった。ごくありふれた街中でも雑誌のグラビアのようになるので、写真を撮るのがとても楽しくなる。

ちなみに、「ポートレートモード」は800万画素のインカメラでも利用できる。その際、「ジェスチャー操作」を有効にしておくと、カメラに手のひらをかざすだけでタイマー撮影できて便利だ。

  • インカメラでも「ポートレートモード」を有効にできる

  • ジェスチャー操作を有効にしておくと、カメラに向かって手をかざすだけでタイマー撮影できる。その際、画面左上にシャッターが切れるまでの秒数が表示される

ボケ味を自分で調節したい場合は「ワイドアパーチャ」機能が役に立つ。これは、撮影後にフォーカス位置や絞り値をコントロールできる機能。たとえば、人物にフォーカスを合わせて撮影した場合でも、撮影した画像の背景をタップすれば、そちらにフォーカスが合って人物の方をぼかすことができる。その際、ボケ味を減らしたり、逆に増やしたり調整することも可能だ。

  • インカメラでも「ポートレートモード」を有効にできる

  • ジェスチャー操作を有効にしておくと、カメラに向かって手をかざすだけでタイマー撮影できる。その際、画面左上にシャッターが切れるまでの秒数が表示される

この機能を使うと、全体にフォーカスが合った記念写真風の写真にも、被写体以外をぼかしたプロ風の写真にも後から変更できるため、アート風の写真を撮りたい場合はとりあえず「ワイドアパーチャ」機能を有効にしておくとよいかも。インスタやFacebookなどのSNSに投稿する写真を撮影する際にも活躍しそうだ。

  • ワイドアパーチャを使うと、撮影後にフォーカス位置を変更することもできる

  • 「HUAWEI nova lite 2」で撮影。ディテールがしっかり再現されており、色も肉眼で見た印象に近い

  • 「HUAWEI nova lite 2」で撮影。追加機能の「ナイスフード」モードを使うと、リッチで魅力的な色合いになる