2018年3月9日に開幕する「平昌2018冬季パラリンピック」。パナソニックは、この大会と連動した特別展示や競技体験を、パナソニックセンター東京(以下、PC東京)で開催する。会期は、パラリンピックが終了する3月18日までの予定だ。
今回は、その中でも注目してほしい3つのイベント、「チェアスキー水島選手トーク&体験イベント(3月10日開催)」、「Let’s トライ バイアスロン!(3月17日開催)」、「IPC&WOWOWパラリンピック・ドキュメンタリーシリーズ『WHO I AM』特別パブリックビューイング(3月9日から18日開催)」を紹介しよう。
チェアスキー水島選手トーク&体験イベント
チェアスキーは、アルペンスキーの座位スキー部門で使用される器具のことで、インスブルック1988冬季大会より正式種目となった。パラリンピックのアルペンスキーも、オリンピックと同じく「滑降」「スーパー大回転」「大回転」「回転」「スーパー複合」という5種目が実施され、視覚障害者部門、立位スキー部門、そして座位スキー部門に分かれ競われる。
今回の「チェアスキー水島選手トーク&体験イベント」では、パナソニック社員でもある現役チェアスキーヤーの水島敬之選手によるトークセッションを開催。会場にチェアスキー器具を展示して、実際に試乗体験も可能。トークセッションでは、水島選手のチェアスキーとの出会いや競技の魅力などについての話を聞くことができる。
Let’s トライ バイアスロン!
バイアスロンは、銃を背負ってスキーで一定距離を走行した後に射撃場で射撃を行い、スキーの走行時間と射撃の精度によって順位を競う競技だ。パラリンピックでは、男子個人と女子個人などに別れて競技が行われるほか、視覚障害、立位、座位といった計18個の細部種目に分かれている。
今回の「Let’s トライ バイアスロン!」では、その射撃部分を体験できる。日本バイアスロン連盟と連携し、連盟所属のボランティア指導者が射撃体験をフォローしてくれるので、銃を初めて持つ人でも安心だ。体験ではレーザーライフル銃を用いるが、バイアスロン競技用ライフル銃の実物に触れることもできる。
IPC&WOWOWパラリンピック・ドキュメンタリーシリーズ『WHO I AM』特別パブリックビューイング
これらの体験イベントと合わせて、国際パラリンピック委員会(IPC)とWOWOWが共同で立ち上げたパラリンピック・ドキュメンタリーシリーズ『WHO I AM』の上映会を実施。2016年から2020年まで5年間にわたり、世界最高峰のパラアスリートたちに迫るスポーツドキュメンタリーシリーズとなっている。3月9日から18日の開催期間中は、「シーズン1」ダニエル・ディアス選手(ブラジル/水泳)、「シーズン2」エヴァン・ストロング選手(米国/スノーボード)の2本を連日上映する予定だ。
なお、2018年2月27日~3月18日は「パラリンピックサポート 特別展示」も開催。パナソニックのパラリンピックサポートヒストリーの映像やパラアイスホッケー用スレッジ(ソリ)の実物展示、業務用360度カメラのライブ体験も楽しめる。特別展示や競技体験を通して、パラリンピックムーブメントの風を感じてみてはいかがだろうか。
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