ED(勃起障害)であることは、できるだけ人に知られたくないもの。そのためか、人と直接会わずに購入できてしまうインターネット通販で、ED治療薬をうたう「偽造品」を購入させられてしまう人も少なくないという。その実態について、イースト駅前クリニック京都四条烏丸院の西澤康平院長に話を聞いた。

ED治療薬における偽造品の実態、入手ルートは?

イースト駅前クリニック京都四条烏丸院 西澤康平院長

――ED治療薬について色々なところで情報を得られるようになりましたが、一方で、偽造品が出回っているというお話をうかがいました。一体、なにが起きているのでしょうか。

まずインターネットで偽造品を簡単に購入できてしまうという現状があり、その問題が大きいです。ネット上で買った薬が本物かどうかは、通常は判断ができません。もちろん入れ物が違う、形が違うなど、明確に偽造品であることが分かることもあります。しかし、多くの場合は見た目を処方薬そっくりに作っており、正規のルートで購入していない以上、その品質は保証ができません。

また、インターネット通販のホームページも、いかにも怪しい雰囲気ではなく、「正しく許可を得てますよ」「正規のED治療薬ですよ」と安心させるような作りになっています。ED治療薬の予備知識なども書かれているので、読んでいるうちに「このサイトなら大丈夫だろう」と思わされてしまうんです。



偽造ED治療薬四社合同調査2016によると、
非正規ルートで入手したED治療薬は4割が偽造品だった。

――恐ろしい話です。もし、偽造品を飲んでしまったらどのようなことが起こるのでしょうか。

どのような環境で作られた薬なのかが分からない以上、有効成分の濃度が濃かったり薄かったりと成分にバラつきがある可能性があります。それはまだいい方で、製薬環境としても汚いところが多いので不純物が混ざる可能性や、害のあるものが入っている可能性もあります。どこの誰が作っているか分からない以上、そういうリスクは避けることができないと思います。



偽造品の作成現場は、不衛生で品質管理上も問題が多い。

――本物のED治療薬と偽造品を見分ける方法はありますか?

基本的にはクリニックにご自身が行って処方してもらったED治療薬以外は品質の保証ができないと考えてください。インターネットで購入する場合だけではなく、知り合いからもらった場合も同様です。インターネットなどで購入する前に偽造品かどうかを判断することはできません。正規にED治療薬を処方してもらう以外では、リスクは常にあると考えてください。

――インターネットでの調査によると、ほとんどの人が「偽造品が出回っている」ことを認識しているにもかかわらず、9割近くの人が「自分が購入したものは大丈夫」だと考えていることが分かりました。この結果についてはどのようにお考えになりますか?

まず、くり返しになりますが、インターネットで購入したものは大丈夫ではない、という認識をしっかり持つことが必要です。ただ一方で、「本当はちゃんとした病院で手に入れたい」と思っている患者さんは、たくさんおられると思います。とはいえ、病院でEDの話を切り出すというのがまずハードルが高いですよね。そこに女性の看護師さんがいて、診察の待ち時間があって……と、いくつもの関門があるわけです。仕方なく非正規に購入してしまうというのが実情かと思います。

「ED治療の専門クリニック」、その意義は

――EDは人に相談しにくい内容だからこそ、偽造品のリスクに陥りやすいということですね。イースト駅前クリニック京都四条烏丸院では、「ED治療の専門クリニック」を標榜されています。なかなか相談しにくい、来院しにくいED治療のハードルを下げるために工夫されていることはありますか?

  • 「ED治療の専門クリニック」ならではの工夫が随所に

まず、クリニックには男性スタッフしかおりません。専門のクリニックですのでEDのお話をするのが当たり前ですから、そういう意味でお話しするためのハードルを下げられていると思います。先ほど、インターネット通販で購入してしまうのは、たくさんのハードルがあるからだというお話をしましたが、そういうハードルをひとつひとつ下げて、来院していただきやすいようにすることがまず急務だと考えています。

――クリニックが開院して、取材にお伺いしている時点で3カ月ほどになります。実際の患者さんの印象などはいかがでしょうか。

「こういうクリニックを求めていた」という患者さんからの手ごたえは感じます。当院の場合ですと、京都はもちろんですが、大阪、滋賀、奈良からの患者さんも多いですね。世代も30代~50代が中心ですが20代の若い方もいらっしゃいます。

  • イースト駅前クリニック京都四条烏丸院は、阪急京都線烏丸駅から徒歩1分のところにある

悩んでいたら、まずは来院を

――西澤院長は精神科の医師を長くされていたそうなので、相談しにくい内容を聞くという部分ではその頃のご経験が生かされることも多そうです。

非常につながっている部分が多いな、というのが実感です。悩みを聞くことで問題の3割4割が解消するケースもあります。もちろん、本質的にはED治療薬の必要性はあるのですが、不安が影響するということも少なからずありますので、そこはちゃんと聞いておくことが大切だと考えています。

ある程度、服用のご経験がある方であれば、スムーズにお薬を処方するだけでも大丈夫ですが、初めていらっしゃった方の場合は、それと同時にその方が置かれている状況をしっかりお聞きするようにしています。そこが、それまで誰にもお話しできなかったようなことですから。

――今まさにこの記事を悩みながらインターネット通販を検討している読者もいるかもしれません。最後に、メッセージをお願いします。

「ED治療の専門クリニック」がある、ということを、世の中の皆さまにもっと知っていただきたいですね。偽造品を手にしてしまう不安や、「偽造品かもしれない」と思いながら使い続ける不安……そういう部分が大きく解消されますので、思い切って来院していただきたいです。

先日、若い患者様が来院されたときに、「まだ若いのに、EDになってしまって、すみません」と謝っておられたんですね。その言葉が、罪悪感であったり、深い悩みを代弁していると思いました。自分だけがそのような境遇というわけでなく、同じように悩んでいる人はたくさんいます。そのことを知ってもらえればと思います。

  • 「まず悩みを聞くところからED治療をすすめていきたいです」

【イースト駅前クリニック京都四条烏丸院】

阪急京都線烏丸駅、地下鉄烏丸線四条駅からそれぞれ徒歩1分、市バス四条高倉(大丸前)停留所からは80m。スタッフはすべて男性で、土日祝日も診察。予約は不要ですぐに院内処方で薬を入手できる。初診、再診料はかからず費用は薬代のみになるので安心して相談できる。クリニックのHPはこちら

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