軽量・コンパクトさと高速な読み書き速度から、大容量データの保存や持ち運び用ストレージとして新たな定番になりつつあるポータブルSSD。その新製品であるシリコンパワーの「BOLT B80」は、SSDならではの自由なデザインと耐久性を備えつつ、高速性能も極めた精力的な製品だ。その魅力を紹介しよう。

  • BOLT B80

SSDならではのユニークなデザイン

これまでUSBメモリが定番だったポータブルストレージの世界に、より高速・大容量で信頼性も高いSSDが新たなスタンダードとして定着しつつある。SSDもUSBメモリも同じフラッシュメモリを使用するストレージだが、SSDは高性能なコントローラを搭載しており、読み書きの速度がUSBメモリと比べて圧倒的に速いのが特徴。さらに信頼性の面でも、強力なエラー訂正やデータを書き込む場所(メモリセル)を順番に使い回すことで書き込みを分散させ、メモリ全体の寿命を延ばす「ウェアレベリング」などの高度な制御を行うことで、安全性と長寿命とを実現している。まさにビジネス用としてはうってつけのデバイスだ。

そんなSSDだが、フラッシュメモリを採用していることから、ハードディスクのように形状やサイズの制限が少ない。「BOLT B80」はこの利点を生かして、一見PC用のストレージとは思えない、ユニークで洗練されたデザインを実現している。

ストレージ全体はアルミニウム製ケースで覆われており、同じくアルミ製が主流を占める薄型ノートとの相性はピッタリ。ケースはユニークな円盤状で、直径75mm、厚みは最大で11.9mmと、ポケットにも楽に入るコンパクトさだ。重さもわずか53gと、持ち運びはまったく苦ではない。この小ささながら、最大で480GBもの大容量を収めることができる。ボディは全体がシルバーで、使用中は内蔵する白色LEDが点灯し、データ転送中には点滅するので、動作が一目でわかる。

  • UFOのようなユニークな形状。直径は75mmなので、女性でも手のひらに簡単に乗るはず。重さもわずか53gと軽量だ

  • 写真ではややわかりにくいが、利用中は盛り上がっている場所の脇に白色LEDが点灯する。色付きLEDと比べて、オフィスでも目立ちにくいのは嬉しい

PCとの接続はUSB 3.1 Gen2、通称「SUPER SPEED+」に対応。この規格に対応したPCと機器同士の間では、最大で10Gbpsという超高速接続が可能になっている。仮に100GBの大容量なファイルがあっても、理論上は2分とかからずに転送できる計算だ。この速度なら、急にシステム全体をバックアップしたいというような要求にも余裕で答えられるだろう。ちなみにコネクターはUSB TypeCを採用しており、表裏の両面が利用できるコネクターになっている。

  • USB 3.1 Type-Cコネクターが採用されている。これまでのmicro-Bと違って上下の区別がなく、コネクターは表裏どちら側でも利用できる。ケーブルは付属しており、購入してすぐに利用できる(PC側のコネクターは標準のAタイプ)

軍事規格の耐衝撃性能と優れた防水防塵性能

BOLT B80のコネクター部分にはラバー製のキャップが付いており、これによってIP68相当の防水防塵性能を実現している。これは「完全な防塵構造で粉塵の侵入が完全に防護されている」「水面下での使用が可能」というレベルの性能で、実際に水中で使うことはまずないとは思われるが、万が一水中に落としてしまっても、コネクターのキャップが閉まっていれば、データは無事取り返せる可能性が高い。

また、耐衝撃性能は米軍が要求するミリタリーグレード(MIL-STD-810G 516.7手順IV)をクリア。誤って落としてしまったり、搬送中の衝撃や振動などでストレージが破壊され、中のデータが読み込めなくなるといった危険からも保護されている。データを持ち歩く機会が多い人や、宅配便などで他人に任せて配送する機会が多い場合でも、万が一の破損などに怯えずに済むのはありがたい。

USBメモリを大きく凌駕する高性能

前述したように、SSDがUSBメモリより優れている点のひとつが、高速性能だ。BOLT B80はUSB 3.1 Gen2に対応しているが、これはPC側も同規格に対応していないと速度が出ない。残念ながら今回、USB 3.1 Gen2に対応したPCが用意できなかったのだが、一般的に使われているであろうUSB 3.0の環境ではどの程度の速度が出るのか、実際に計測してみたのが次の表だ。

シーケンシャルリード(Q32T1)
BOLT B80(USB 3.1) 304.3
USBメモリ(USB 3.0) 39.55
シーケンシャルライト(Q32T1)
BOLT B80(USB 3.1) 353.1
USBメモリ(USB 3.0) 139.4
ランダムリード(4KB Q8T8/Q32T1/Q1T1)
BOLT B80(USB 3.1) 115.5+109.7+17.23
USBメモリ(USB 3.0) 5.897+5.863+5.828
ランダムライト(4KB Q8T8/Q32T1/Q1T1)
BOLT B80(USB 3.1) 11.21+13.37+10.33
USBメモリ(USB 3.0) 1.777+1.773+1.677

計測にはベンチマークソフト「CrystalDiskMark 6.00(64bit)」を使用。シーケンシャルライトの性能はUSBメモリの2倍程度だが、それ以外では圧倒的な性能で引き離している。

表のとおり、USB 3.0でも非常に高い性能を発揮できた。USBメモリと比べるとその性能差は歴然だ。USB 3.1 Gen2に対応したPCとの組み合わせであれば、さらなる上積みが期待できる。ビジネス用途では時間が短縮できる効果は非常に大きいことを考えると、BOLT B80の優位性は揺るがない。

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今回紹介した「BOLT B80」は、ユニークなデザインに目が向くものの、安定した高性能こそが高い魅力となっている。今やビジネスシーンでもある程度のセンスや個性のアピールが許される時代だが、その独特のスタイリングは、違いのわかる「できる」ビジネスマンの証として、オフィスでも異色を放ってくれるだろう。

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