「痛みの王様」「三大激痛のひとつ」と異名をとるほど激しい症状に見舞われる尿管結石。その痛さは果たしていかほどのものなのか。そして、どのような治療をおこなうのだろう。経験者の声とともに紹介していこう。

  • 患った人にしかわからない、尿管結石の痛みとは……!?

「麻酔なしで抜歯」? 痛みを例えてみると

尿管結石について、マイナビニュース読者802名にアンケート調査をおこなったところ、実際に尿管結石を患ったことがある人は約13%。知人や家族が患ったというケースを含めると半数以上にもおよんだ。

さて、痛みの王様、どれほどだったかをたずねると「人生で最も痛かった」と回答した人は4割近く。「人生でも有数の痛さだった」「相当な痛さだった」と強い痛みだったと回答した人で9割を占めており、他に類をみない痛さであることがわかる。

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ちなみにどのくらいの痛みだったかも、具体的に教えてもらった。

・「麻酔なしで抜歯するぐらい」(39歳/男性)
・「まともに呼吸できず、意識も遠のきそうなほど」(39歳/女性)
・「どこが痛いのかわからないような激痛」(62歳/男性)

思わず身震いしてしまいそうな表現のオンパレード! これ以外にも鈍器で、ナイフで、ガラスで…と、さまざまな凶器で痛みを表現する声が多数あった。これでは、「痛みの王様」と言われるのも仕方がないだろう。

さまざまな結石治療法が登場!最新の方法とは?

これほどの痛みがある尿管結石。誰しもいち早く治療して痛みを取り除きたいはず。どのような治療法があるのか、紹介しよう。

(1) 自然排石/薬による治療
尿と一緒に排石をうながす治療法。痛みの緩和や結石の成分によっては結石を溶かす薬も処方される。ただし、結石の種類によってはあまり効果がみられないなど、薬では治療できないケースも。

(2) 体外衝撃波砕石術(ESWL法)/体の外から衝撃波を当てる治療
体の外から衝撃波を当て結石を割り、尿と一緒に排石させる治療法。外来治療も可能で入院の場合でも1~2日程度。体への負担は小さいものの、結石の種類によっては内視鏡治療を選択したほうが効果が高い場合も。

(3) 経尿道的結石砕石術(TUL法)/内視鏡を使用した治療
内視鏡を使用した治療方法。尿道から ストローほどの細い内視鏡を入れて尿管または腎臓の結石をレーザーや空気衝撃波などの砕石装置で砕石する。治療効果の高い手術として近年増加している。入院期間は、数日〜1週間程度。最新の治療では使い捨ての細い内視鏡を使うケースもある。

(4) 経皮的腎・尿管砕石術(PNL法)/内視鏡を使用した治療
背中に小さな穴をあけ、その穴から内視鏡を入れ、腎臓の結石を砕石、取り出す治療法。大きな腎結石に対しておこなわれることが多い。破砕した結石片は短時間で体外に取り出すことができる反面、腎臓に穴をあけるので出血のリスクも。

参考:ボストン・サイエンティフィック ジャパン 株式会社 ウェブサイト

尿管結石を経験したマイナビニュース会員へのアンケート結果では、薬による治療が約6割。手術したケースは2割強で、多くの治療はこの2つに分かれるようだ。

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どのような手術で治療したかをたずねたアンケートでは、ESWL法が7割近く、TUL法が3割弱と、体に負担の少ない治療法が選択されていることがわかる。

特に、内視鏡を用いた治療法においては、最先端の医療技術によってより安全な使い捨ての内視鏡が開発されるなど、患者の安全性はもちろん、病院や医師にとっての安全性の高い治療法を選択できるようになってきた。それに伴い使い捨て内視鏡を使う病院も出てきている。

意外と知られていない、尿管結石の内視鏡事情

ここまでは、実際に尿管結石を体験した人たちの声を確認してきたが、一般的には尿管結石についてどれくらいの認知度があるのだろうか。

マイナビニュース会員301人を対象におこなったアンケートでは、尿管結石という病気を「知っている」、「詳しくないが、知っている」と回答した人が合わせて9割以上と、病気そのものについては高い認知があることがわかる。

治療法についても、投薬による治療法が3割以上と一番認知度が高いが、体外から衝撃波を当てて結石を割るESWL法や内視鏡を使ってレーザーで割るTUL法・PNL法も知られているようだ。

ただ、TUL法・PNL法の手術で使われる内視鏡が何度も繰り返し使われていることを知っている人は、「知っている」、「なんとなく知っている」を合わせても3割程度。「知らない」は69.6%と約7割だった。安全性の高い使い捨ての内視鏡があることを知らない人も同様におよそ7割だった。

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尿管結石は、何の前触れもなく激しい痛みを伴ってやってくるもの。もしもの時のために、尿管結石にはさまざまな治療の選択肢があることを知っておくことが大切ではないだろうか。

調査時期: 2017年10月30日~2017年10月31日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 1103人
調査方法: インターネットログイン式アンケート

[PR]提供: ボストン・サイエンティフィック ジャパン 株式会社