Spotifyに僕らの曲が入っていて嬉しかったです(笑)

舞台『おそ松さん on STAGE ~SIX MEN´S SHOW TIME~』『ダイヤのA The LIVE』などで活躍し、“2.5次元俳優”として注目される俳優・小澤廉。アイドルユニット「B2takes!」としても曲をリリースしライブを行うなど、音楽との関わりも深い彼に、今、話題の音楽ストリーミングサービス「Spotify」を体験してもらい、音楽への想いをたっぷり語ってもらった。

“2.5次元俳優”小澤廉さん

――今回「Spotify」で小澤さんにセレクトしてもらったプレイリストですが(※リスト参照)、それぞれの選曲理由や曲にまつわるエピソードを聞かせて下さい。


今回は、最近ずっと聴いているヘビロテの曲を集めてみました。まず一曲目の『モヤモヤLOVER』ですが、これは僕が所属するアイドルユニット・B2takes!の曲で、去年、初めてオリコンのデイリー1位を獲った曲なんです。めちゃくちゃ嬉しかったし、そこから周りの環境も一気に変わっていったので、もう一曲目にするしかないかなと(笑)。B2takes!は来年メジャーデビューを控えているんですけど、ライブでも一番盛り上がる曲なんですよ。

清水翔太さんの『My Boo』は「彼女がいたらこんな感じなのかなぁ」っていう妄想をする時にぴったりの曲です。僕、今、彼女が5年間いないんですけど、彼女を迎えに行ったりとか、イチャイチャしたりとか、この曲を聴きながらひたすら甘いシーンを妄想しています。坂道の下から駆け上がってくる彼女をギュッと抱きしめて「いい匂いするね」「廉くんの好きな香水つけてきたよ」みたいな……すみません(笑)。同じようにSPICY CHOCOLATEさんの『ずっと』も、僕にとっての妄想ソングです。

ゆずさんの『栄光の架け橋』はもう、ワンフレーズで気持ちを奮い立たせてくれるというか。この仕事って身体的にも精神的にもキツい時があるけど、妥協する自分って許せないんですよ。常に批評の目に晒されているけど、それはみなさんの前に出る人間としての責任ですし。この曲を聴くと、どんなに辛いことでも、少し先の未来にはきっといい思い出になっているんじゃないかって思うんです。俳優という仕事を続けていく上で、とても大切な曲です。心の支えです。

あいみょんさんは最近、見つけてハマっています。この『愛を伝えたいだとか』という曲は、個人的にかなり好みなんですよ。歌声もリズムも好き。どんなシーンでも聴ける曲だと思います。

――平井大さんは『Slow & Easy』『Summer Queen』『星にのせて』と3曲も入ってますが、特にお気に入りなんですか?

そうですね。最近めちゃめちゃハマっていて。『星にのせて』は筋トレの時に聴くと、ちょうどいいんですよ。テンポ的にも合ってるし、なにより平井さんの声が苦しさを緩和してくれるんです(笑)。『Slow & Easy』はすごい落ち着けるので、仕事からの帰り道「今日も頑張ったな」と自分を褒めながらよく聴いてます。『Summer Queen』はタイトルの通り夏の曲なんですけど、僕自身が夏生まれということもあって夏が好きで、いつでも夏を思い出させてくれるので好きなんです。気分があまり乗らない時とかに聴くと、内側から盛り上がれます。

――そのほかの曲についてはいかがですか。

RADWIMPSさん『有心論』は歌詞が好きで、まるで本を読んだ気分になれるんですよ。ドライブの時によく聴いてますね。かりゆし58さんの『アンマー』は、もう自分の中で絶対に決めているんですけど、結婚式の時、自分が歌ってお母さんに捧げる曲です(笑)。今後もし、かりゆし58さんたちと共演する機会があって、仲良くなれたら、かりゆし58さんの生演奏で歌うのが夢なんです。

――かなり思い入れがありそうですね。

「お母さんに誇りに思ってもらえるような息子になるのが目標」

僕、反抗期めっちゃ長かったんですけど、19歳の時に両親が離婚して、引っ越し先のアパートのベランダで母が一人で泣いているのを見かけた時、僕の反抗期が終わったんです(笑)。そんな時に出会った曲で、2番のサビの歌詞がたまらなく刺さるんですよ。母は僕の舞台は毎回どの作品も来てくれて、褒めてくれるんですよね。曲を聴くと、もっと有名になってお母さんに楽させてあげたいし、お母さんが誇れる息子になりたいなっていつも思います。

オーイシマサヨシさんは、僕が舞台で主役をやった『ダイヤのA』の主題歌を歌っている方で、すごく仲良くさせていただいているんです。僕が声優をしている『A3!』というゲームアプリの主題歌『MANKAI☆開花宣言』も歌って下さっていて。嫌なことがあって落ち込んでいたり、朝、電車で眠いなって思ってたりする人が聴くとテンションが上がる曲なので、ぜひ。

それから、伊藤由奈(REIRA starring Yuna Ito)さんの『ENDLESS STORY』は、自分のキーで歌うと声の調子が分かるんですよ。舞台の本番前には必ずサビを歌って声を確認・調整していますね。声がアップ出来ているか確認の曲です(笑)。一度、舞台の袖で歌っていたら、舞台監督さんが走ってきて「聞こえてる! 聞こえてる!」って怒られました(笑)。

――今回「Spotify」を使ってみた感想はいかがでしたか。

まずなにより、僕らの曲が入っていたのが嬉しかったです。「あ、いるやん!」って感激しました(笑)。特にシチュエーションごとに用意されたプレイリストや、似たような曲がシャッフルされて流れるRadio機能が便利で、すごくありがたいですね。昔はけっこう聴いていたのに忘れていた曲とかもたくさんあって。改めて自分の音楽遍歴を振り返ることが出来たのがとても楽しかったです。

僕にとって音楽は“心の調整役”であり“人生の教科書”

――小澤さんは小さい頃からどんな音楽を聴いて育ってきたのですか?

やっぱり、お父さんお母さんがドライブの時、車の中でかけていたJ-POPが原点になりますね。あとは兄の影響でエミネムとかスヌープ・ドッグとか、小学生の時からゴリゴリのラップばかり聴いてました。

――兄弟あるあるとはいえ、小学生の洋楽初体験がエミネムとは、なかなかハードですね。

上に兄弟がいると、周りの友だちよりもひと足先に聴きますよね。マルーン5とかカニエ・ウエストも、小学生の頃からライブに足を運んでました。そのせいで、中学に上がって友だちとカラオケに行ったら歌える曲がひとつもなかったんです(笑)。ほかにもRIP SLYMEさんとかTERIYAKI BOYZさんとかも、ちょっとツンツンしていた頃(笑)によく聴いてました。

――新しい音楽はどうやってインプットしているんですか。

僕けっこう雑食で、どのジャンルでもどの歌手でも「いいな」って思ったら何回もリピートして聴くんです。もっぱらSpotifyなどのアプリでダウンロードすることが多いです。

――話は変わりますが、現在の小澤さんの活動について聞かせて下さい。

お客さんとの距離が近い舞台は、本当にやりがいがありますね。自分の演技の良い悪いが速攻で分かりますし。B2takes!のステージでも、メンバー同士で何かトラブルを抱えていたり、一人でもモチベーションが低かったら、ライブ自体もイマイチなものになってしまうんですよ。

――舞台ってものすごくデリケートなものなんですね。

おかげさまで座長も何度かやらせてもらいましたが、“組作り”って非常に大事だなって思います。無理して仲良くするのではなく、心の底から意見を言い合える関係、座組みにするというか。この仕事をするようになって「物事を曖昧にするのは止めよう」と思うようになりました。同じ仕事をする以上、とりあえずお互いが意見を言い合うことが必要であって、陰口を叩いても何の意味もない。ですから、時には先輩を呼び出して「俺の思ってること言っていいですか」って腹を割って話すこともあります。そうすることで仲良くなれるし、そこから生まれるものってきっと大きいと思います。

――小澤さん自身、いわゆる“2.5次元俳優”と呼ばれることについてはどう思いますか?

原作のキャラがある以上、当然、勝手な演技は出来ないじゃないですか。役者としてそこに対する葛藤がある人もいますし、僕自身もその点については充分理解出来ます。でも、その一方で、たくさんのお客さんの前で芝居が出来るという恩恵も授かっていますし。親(原作)から子ども(キャラクター)を預かって演じることについては、大きな責任を感じると同時に、誇りにも思っています。世間ではどう評価されているか分かりませんが、僕は胸を張って「自分は2.5次元俳優だ」と言えますね。

――今後の目標について聞かせて下さい。

周りが驚くくらい大きな仕事もやりたいですし、もっともっと知名度も上げていきたいです。そのためには…地上波進出ですね(笑)。もちろんずっと舞台を続けるのもいいんですけど、僕は“停滞”って“後退”と同義語だと思っていて。進化したいなら変わり続けなければいけない。現状に甘んじることなく、演技を今以上にもっと磨いて映像や映画の世界にも飛び込んでいきたいですね。そして今まで僕を応援してくださったみなさんが誇れる「小澤廉」になりたいです。

その第一歩として来春、僕が一人でシカゴからロサンゼルスまで5000kmを車で旅行する『小澤廉 THE WORLD TRAVELER』(TOKYO MX)という冠番組がスタートするんですけど、まぁ、飽きるほど運転することになると思うんですよ(笑)。でも、ドライブといえば音楽ですので、好きな歌とか流しながら行ければ楽しい旅になるだろうし、その時はぜひSpotifyさんの力を借りて乗り越えようと思います(笑)。

来春、『小澤廉 THE WORLD TRAVELER』スタート!

――では最後に、小澤さんにとって「音楽」とは何でしょうか?

僕にとっての「音楽」は、気分を盛り上げてくれたり、落ち込んだ気持ちを励ましてくれたりする、“心の調整役”ですね。そして時には“人生の教科書”にもなる、というか。何かを決断する時に、大きな手助けになってくれるものです。いやぁ、人間ってホントに素晴らしいものを作り出しましたよね(笑)。おこがましいですが、僕らの曲も聴いてくれた方が笑顔になったり、嫌なことを忘れてくれたり、少しでもその人の力になったら嬉しいです。


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