スマホや定番はがき作成ソフトの住所録も利用可能

楽しく作れる通信面に比べて、文字情報ばかりで面倒さが際立つのが宛名面だ。だが「いつでも はがき・年賀状プリント 2018」なら、スマホに登録している住所録を利用して簡単に宛名の入力が可能。電話やメールのために、スマホに住所や連絡先が集約されている人は多いハズ。その住所録を有効に活用でき、直接入力にも対応している。

宛名面の入力は、その場で実際に宛名を入力したり、保存してある宛名を選んだりする「簡単入力」と、他の住所録を利用する「住所録から作成」が選べる

さらに、別の定番はがき作成ソフトで宛先を管理していた人も、簡単に住所録の引継ぎが可能。あらかじめ別ソフトの住所録をContact-XML形式で出力しておき、そのファイルを「いつでも はがき・年賀状プリント 2018」で読み込むだけ。これまでPCで年賀状を作り続けてきた人でも安心だ。

「宛名入力欄」をタップすると、宛名入力フォームが表示される。直接宛名を入力しても良いが、スマホの連絡先を利用する場合は「住所録から読み込み」を選ぼう

スマホの連絡帳、Contact-XML型式ファイルのどちらかを読み込む「住所録読込み」。読み込みが完了するとアプリに登録される

登録した宛名を宛名面に入力したところ。複数枚の同時印刷にも対応している

QRコードでアルバムが見れる!初日の出を年賀状で届けられるかも!?

また、写真整理アプリ「Scene」と「いつでも はがき・年賀状プリント 2018」を連携させることで、一風変わった年賀状を作成することもできる。

写真整理アプリ「Scene」との連携に対応。こちらもiOSとAndroidに対応したアプリだ

「Scene」は、スマホに保存された写真の中から好きな写真をピックアップし、アルバムとして保存する機能を備えており、ユーザー登録を行うことで利用できる。このアルバムはいつでも更新でき、専用のURLを発行してインターネットで共有することが可能。しかも、URLをQRコードがすることもできるのだ。

「Scene」を起動させると、まず最初にスマホ内の写真が読み込まれる。読み込みが完了すると、日付順に見やすく整理される。スタンプからSceneのアルバムを選択すると、QRコードのスタンプが作成されるので、あとは自由な位置に配置すればOK

「いつでも はがき・年賀状プリント 2018」の「スタンプ」では、このQRコードを年賀状に印刷可能。年賀状を元旦に届けるには、クリスマスごろまでに投函しなくてはいけない。しかしQRコードを年賀状に印刷しておけば、大晦日や初日の出、初詣の写真をその場でSceneのアルバムに登録し、年賀状を受け取った人に対してリアルタイムに写真を見せることができる。はがきサイズに収まらない多くの写真を共有したい人にはもってこいの機能といえるだろう。