声優・羽多野渉が「めちゃコミック」から6作品をセレクト - 漫画は自分の人生のきっかけになっています

せっかくなのでバラけさせたんですよ。僕が声優をやっているのも、漫画やアニメの世界に入りたいと思ったからですし、漫画は自分の人生のきっかけになっていますからね。

もともと両親が漫画やアニメを大好きなので、その影響が大きいですね。家にはたくさんの漫画本があったし、自分自身もよく買ってもらっていました。

やっぱり世代なので『ドラゴンボール』ですね。お小遣いではじめて買った漫画は『スラムダンク』。やっぱり影響されて中学時代にはバスケットボールをはじめて、ミッチー(三井寿)に憧れていたのでポジションはSGでした。

友だちが漫画研究会に入っていて、部室に遊びにこないか誘われて、そこからですね。やっぱり好きなものが同じな集まりなので、自然とそちらに入り浸るようになりました。当時はSNSもないし、インターネットも今ほどいい環境ではない。だから、その時代は顔を突き合わせて好きなことについておしゃべりをする時間が尊いものでしたね。放課後は遅くなって部室がある棟の電源を落とされるまで漫画やアニメの話をしていました。

2年生のときに推薦されました。僕は注目されるのが苦手で役職とかいやだと思っていたんですけど、強く薦められて逃げられず……。

はい。そのときの部長はとにかく絵が上手だったんですよ。そのあと、長野県の教員になったんですけど、この時の経験が役立っているみたいですね。黒板に絵を描いてあげているみたいです。

仕事の合間とかに時間があれば喫茶店とかで読むことが多いですね。移動時間も使いたいんですけど、自分で車を運転しているので……。あとは自宅の書斎で読みますね。

そんな大したものじゃないんですよ。飼っている猫がいつもリビングにいるので、猫が入れないように一部屋ほしいなって。書斎と言っても並んでいる本はほとんど漫画ですからね。

声優の寺島拓篤ですね。ふたりでやっている「羽多野・寺島 Radio 2D LOVE」という二次元愛を叫ぶラジオ番組で、お互い好きなものを紹介していくプレゼンコーナーがあるんですけど、そこで語り合っています。

あります! 忙しくて本屋に行けないタイミングもありますからね。面白そうな漫画のバナーはつい見てしまうのでいろんな電子書籍サイトに登録しています。以前、めちゃコミックさんも使っていたんですよ。ガラケー時代だったかな。

それじゃ『ひとりじめマイヒーロー』を読もうかな。……おお、一文字ずつ効果音の演出が出るんですね。あ、すごい! スムーズにコマ送りできるんですね。

めちゃめちゃ便利ですね。電子書籍の場合、反応しないとストレスになるけど、めちゃコミックはスムーズですごい良いですね! 原作漫画がTVアニメ化して、その作品に出演することもあるじゃないですか。時間があれば全巻読むんですけど、時間がないときもある。そういうときに要点を辿っていくことができる。うーん、電子書籍……ありがたいですね。