2,560×1,440ドット表示対応の有機ELパネルを採用し、圧倒的な表示品質を確保

ディスプレイには、2,560×1,440ドット表示に対応する13.3型有機ELパネルを採用している。有機ELは、液晶ディスプレイに比べて優れた表示品質や応答速度が実現されており、ゲーミングPCにとって適した表示デバイスだといえる。

Alienware 13 OLED VRに搭載される有機ELパネルも同様で、応答速度が非常に高速なこともあって、残像の少なさは圧倒的。カメラが高速に動くシーンでも残像は全く感じられず、常にクッキリとした映像を楽しめる。これは、ゲーム中の敵の位置を確実に捕らえられることにも繋がるため、ゲーミングPCとして大きな優位点となる。

2,560×1,440ドットの13.3型有機ELパネルを搭載

また、コントラスト比の高さも大きな特徴。コントラスト比は100,000:1と、液晶ディスプレイを圧倒。深く締まった黒から、明るい木漏れ日まで、その表現力は目を見張るものがある。さらに、Adobe RGBカバー率104%という、広色域表示に対応している点も特筆すべき部分。映像表現力は最強レベルで、ゲームや動画などをあっとうてきな臨場感で表示できるのはもちろん、写真のレタッチや動画編集など映像処理用途にも申し分なく活用できる。

BTOでフルHD(1,920×1,080ドット)表示対応の液晶ディスプレイも選択可能となっている。ただ、有機ELパネルの表示品質を体験すると、液晶には戻りたくないと感じるはず。そのため、可能な限り有機ELパネルの選択をおススメしたい。

また、より大きなディスプレイを利用して迫力の映像でゲームを楽しみたいという場合も、全く問題がない。Alienware 13 OLED VRには、背面にミニDisplayPort 1.2、HDMI 2.0、Thunderbolt3の各ポートが備わり、外部ゲーミングディスプレイを接続してミニデスクトップPC相当としても活用できる。例えば、Alienwareブランドのゲーミングディスプレイ「AW2518H」は、240Hzの超高速リフレッシュレートに対応するとともに、NVIDIA G-Syncテクノロジーにも対応しており、Alienware 13 OLED VRと組み合わせることで、ティアリングなどの乱れが一切ないスムーズなグラフィックスでゲームを楽しめる。もちろん、内蔵有機ELパネルと併用してマルチディスプレイ構成でも利用でき、より幅の広い活用が可能となる。

外部ゲーミングディスプレイを接続すればミニデスクトップのように使うこともできる