空間を切り取る感覚
さて、どんどん撮ってみよう。
海と森が一望できる食堂へやってきた。レトロなお店で、こういう雰囲気は大好きだ。記念にぜひ写真を撮っておきたい。
一方で外は気持ちのいい晴天。青い空と海、緑の森のコントラストが美しい。この初夏の風景もぜひ写真に残したい。
これまでなら、それぞれを別々に撮っておくしかなかったわけだが、Gear 360を使えばそれらすべてが一枚の写真に収まってしまう。
こんな感じで、外とお店の中を同時に撮影できる。
さらに2つのカメラのうち、片方だけを使って撮影することも可能だ。360度の場合は「デュアル」になっているので、「フロント」か「リア」を選べばいい。
すると、こんな感じで超広角カメラとして使用できる。
360度カメラの使いどころだが、なんといっても一番は旅行やレジャーでの思い出づくりだろう。
なにしろシャッターを押すだけで、周囲360度をすべて写し取れるわけだから、「思い出を残す」という点でこれ以上のツールはないと言える。むしろ、思い出を残すというよりも、「思い出を切り取って残せる」という感覚だ。
ポートレートや日常使いをしても楽しい!
レジャーや旅行以外にもGear 360を使いたい場面はたくさんある。
例えば、人を撮るのには向いていないのかと思いきや、そんなことはない。
ちゃんと正面から撮れば、歪むことなくポートレートが撮れる。撮影者もしっかり写るので、自撮り棒を使わなくても記念写真が撮れるのだ。その場合はスマートフォンを見ながら撮るのではなく、撮影の瞬間はちゃんとレンズの方を向くようにしよう。
逆に狭いところでも力を発揮する。たとえば狭いスペースでのイベントなんかでは、真ん中に一脚や三脚につけたGear 360をセットしておき、適当にバシャバシャ撮るだけでイベントの様子が記録できる。
さらに、居酒屋やレストランでの食事中、机の真ん中において撮影すると、対面にいる人が一度に撮影できる。大人数で撮影してみれば盛り上がること間違いなしだ。
つまり、レジャーや旅行はもちろん、日常使いでも、一味違う写真が手軽に撮影できるためおススメというわけだ。