丸みを帯びたシンプルなデザインでプライベートにもビジネスにも対応

このように「m-Book C250B1-S1」は、持ち歩きやすい小型・軽量ボディーに十分なパフォーマンスを秘めていることがわかった。そこで続いては、外観についてチェックしていこう。

マウスコンピューターのロゴをあしらったトップカバーは全体的に丸みを帯びており、シンプルな中にも親しみやすい印象を与えてくれる。プライベートはもちろん、ビジネス用途にも対応できるだろう。パームレスト部分を含めて、本体表面は艶消し仕上げで、持ち歩く際に指紋などが目立ちにくいのもうれしい。

マウスコンピューターのロゴをあしらったトップカバー。丸みを帯びたデザインが印象的だ

本体サイズはW292.4×D210.5×H22.7mm(折り畳み時)、重量は約1.2kgと、バッグなどに入れて持ち歩くのに最適。ディスプレイには外光の反射を抑えるノングレア処理が施されており、屋外での作業も集中して行える。ちなみに液晶は最大約130度まで開くことが可能だ。

液晶ディスプレイは最大約130度まで開くことができる

コンパクトでも窮屈さを感じさせないキーボード

キーボードはテンキーなしの87キーで、コンパクトボディーながら約17.5mmのキーピッチ、約1.4mmのストロークを確保。普段フルサイズキーボードを使用している人でも窮屈さを感じることがなく、アイソレーションタイプならではの軽快なタイピングを実現している。

タッチパッドには、左右一体型のクリックボタンを採用。シンプルですっきりとした見た目と優れた操作感を両立している。

軽快なタイピングを実現するアイソレーションタイプのキーボードと、左右一体型のクリックボタンを採用したタッチパッド

コンパクト設計ながら充実のインタフェースを装備

本機はコンパクト設計ながら、充実のインタフェースを備えているのも特徴の一つ。その中でも際立っているのが、外部映像出力端子としてD-sub×1とHDMI×1を搭載している点だろう。ディスプレイはHDMI搭載のものが増えたが、オフィスで使うプロジェクターなどでD-subのみというケースは多い。HDMIとD-subにより、たいていの出力デバイスに対応できる。これにより、外出先でその高い機動性を発揮しつつ、家や会社では大型の液晶ディスプレイもしくは液晶テレビに接続し、作業効率を飛躍的に高めることができる。本体右側面にUSB 2.0×2、左側面にUSB 3.0×1と振り分けられたUSB端子も使いやすい。

本体右側面には、USB 2.0×2、マルチカードリーダー、有線LAN、電源端子を搭載

VGA(D-Sub15ピン)×1、HDMI×1、USB 3.0×1、そしてマイク入力/ヘッドフォン出力を備えた本体左側面

インタフェースを側面に振り分けることで、すっきりとした本体背面

そのほか、ディスプレイ上部に100万画素のWebカメラが、その左右にはWebカメラインジケーターと内蔵モノラルマイクが配置されている。

ディスプレイ上部のWebカメラと、その左右に配置されたWebカメラインジケーターおよび内蔵モノラルマイク

本体だけでなく、付属のACアダプタも小型・軽量設計だ。コンパクトモバイルノートPCは持ち歩く機会が多いだけに、こうした配慮も非常にありがたい。

小型・軽量設計で持ち運びに適したACアダプタ

使用目的に応じた柔軟なBTOカスタマイズメニューも用意

軽量・コンパクトなボディーに、11.6型液晶や最新CPU「Intel Celeron プロセッサー N3450」を搭載した「m-Book C」シリーズ。その中でも今回試用した「m-Book C250B1-S1」は、SSD搭載とも相まって、抜群のモビリティと安心感を実現してくれる仕様となっている。外部映像出力端子としてD-sub×1とHDMI×1を搭載しているので、出張先でプレゼンを行う機会が多いビジネスパーソンにも最適だ。これだけの実力を備えながら、標準構成で44,800円(税別)という価格はかなりお得といえるだろう。なお、 基本スペックはそのままに32GBのSSDを搭載した「m-Book C250B1-E1」も34,800円(税別)でラインアップされているので、より低価格なモデルを探している人にはこちらもオススメしたい。

もちろん、マウスコンピューターの大きな魅力であるBTOカスタマイズも利用できる。例えば「m-Book C250B1-S1」では、OSの選択やOfficeの有無などソフトウェア関連のメニューに加え、冷却性を高めるノートPC用クーラーの追加、8GBへのメモリ拡充、最大1TBまでのSSDの換装といった豊富なハードウェア関連の選択肢を用意。たとえば、メモリとSSDの増強で機動力のあるメインマシンとして使ったり、大容量SSDを選び外出先でデジカメ画像用のバックアップストレージ代わりにしたりと、使用目的に応じて柔軟にカスタマイズできるのが魅力だ。

その小型・軽量ボディーと十分なパフォーマンスにより、外出先でもサクサクと作業がこなせる「m-Book C」シリーズ。手軽に持ち歩けるコンパクトモバイルノートPCを探している方は、ぜひ候補の一つに加えていただきたい。

標準スペック

メーカー マウスコンピューター
型番 m-Book C250B1-S1
ディスプレイ 11.6型HDノングレア液晶(1,366×768)
CPU Intel Celeron プロセッサー N3450
メモリ 4GB PC3-12800 DDR3L SODIMM
SSD 120GB SerialATAIII
チップセット
光学ドライブ
グラフィックス Intel HD グラフィックス 500
OS Windows 10 Home 64ビット
LAN ギガビット(10/100/1000)LAN×1、
IEEE 802.11 ac/a/b/g/n対応無線LAN
インタフェース USB 3.0×1(左側面×1)、USB 2.0×2(右側面×2)
サイズ W292.4×D210.5×H22.7mm(折り畳み時)
重量 約1.2kg
バッテリー駆動時間 SSD搭載時 約7時間
価格 44,800円(税別)

上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。

価格・構成については、2017/4/3(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。

マウスコンピューター/G-Tune

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