さて、「LM-iG440BN-SH2-MYN」のパフォーマンスはいかほどか。先にCINEBENCHの結果を紹介したが、これ以外にもいくつかベンチマークテストを実施した。鉄板中の鉄板として堅い構成にしているので、しっかりとした性能は持っていると思うが、実際に性能を確かめてみよう。

まずはWindows エクスペリエンス インデックススコアを「WIN SCORE SHARE」で確認する。プロセッサからプライマリディスクまで、すべての項目できれいに8以上のスコアを記録した。これだけでもバランスの良さがわかるというものだ。どんな用途にも対応できる汎用性の高い性能を備えている。

続いては総合テストとしてPCMark 8を試した。Home/Creative/Workの各テストを実施している。これもいずれのテスト項目においても良好な結果だ。

PCMark 8の結果
Home accelerated 2.0 4520
Creative accelerated 2.0 6790
Work accelerated 2.0 4957

性能の下支えをしているのが、システムディスクに利用するSSDだ。標準搭載するのは、インタフェースがSATA 3.0の2.5インチモデルで、容量は240GBとなっている。CrystalDiskMarkでパフォーマンスを測定すると、シーケンシャルの読み書きはもちろんのこと、ランダムアクセスも高速だ。

CrystalDiskMarkの結果

3D性能のテストとして定番ベンチマークテスト「3DMark」におけるハイエンド向けのFireStrike、DirectX 12対応のTime Spyで計測した。Overallは以下の通り。

3DMarkのOverall
FireStrike 9532
FireStrike Extreme 5233
FireStrike Ultra 2723

「LM-iG440BN-SH2-MYN」で搭載するNVIDIA GeForce GTX 1060 3GBは、PascalアーキテクチャベースのミドルレンジGPUだ。ゲームによってさまざまだが、過去のベンチマークテストの結果や体感では、フルHD(1,920×1,080ドット)解像度において、「High」の画質設定で60fpsを維持できるという印象だ。

3DMarkの結果もそれを示していて、フルHD向けのFireStrikeでは十分なパフォーマンスといえるが、WQHD(2,560×1,440ドット)向けのFireStrike Extremeや4k(3,840×2,160ドット)向けのFireStrike Ultraではちょっときつめだ。実際のゲームでも画質設定の調整が必要だろう。

これさえ選べば間違いない鉄板モデル

さて、「LM-iG440BN-SH2-MYN」を紹介してきたが、初心者やPCに詳しくない人におススメした鉄板モデルに仕上がっている。「4月からの新生活に備えて性能がよくて手ごろなPCがほしいけど、どれを選んでいいか分からない」というときにはぜひ選択肢に加えてほしい。

また、PCに詳しい人でもこのコストパフォーマンスの良さは十分理解してもらえると思っている。「ちょっと硬すぎる構成」と思われるかもしれないが、小回りの利くPCとして、サブマシンなどに検討してもらいたい。

価格・構成については、2017/3/3(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。

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