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6月2日、米国ティントリ社よりストレージ統計調査を発表しましたが、その調査によって、ティントリのストレージが選ばれる理由が明らかになりました。

回答者が抱える問題は、パフォーマンス上の問題や資本支出の問題など、従来のストレージから受ける大きな制約やLUNsの限界に起因しているのです。

事実、すべての事例に見られることですが、データセンターで従来型のストレージを使って業務を行う専門家たちは、最新技術を持つストレージを操作する場合に比べて、より多大な問題に常に直面しています。しかし回答者の66%が、業務全体の50%以上において、すでに仮想化されているとしたにもかかわらず、未だに仮想マシンあたりの費用よりギガバイトあたりの費用が、購入を検討する際の要因になっているようです。

次に挙げるのは、データセンタープロフェッショナル1,000人の回答から学んだ、3つの重要な論点です。

1. 最新技術を擁するストレージは課題を軽減できると期待している

下の表では、回答者から寄せられたストレージに関する問題トップ3を、回答者が使用しているストレージタイプ別に示しています。

従来型ストレージ 最新のストレージ
パフォーマンス (レイテンシー) 53% 30%
資本支出 (支出の削減) 44% 36%
管理のしやすさ (アドミン時間/労力) 39% 21%

出典:2015年版 ストレージ統計調査

従来型のストレージ技術は、最新技術のストレージと比較した場合、予測通り、どの点から見てもかなり使いにくいようです。LUNsやボリュームを抑えるには、あまりにも多くの時間がかかります。これらの問題は氷山の一角。今回のアンケート調査では、データの維持に携わるプロたちが信頼性の低いVMを操作したり、同じクラウド環境の中の他のユーザーから受ける悪影響に対処したりするなどの点には触れていません。

2. 管理者は、マニュアルチューニングの作業に
戦略的プロジェクトの2倍の時間をかけている

ストレージを手動でチューニングする場合、従来型の場合も最新の場合も、所要時間に差はありません。それは高度で影響力のあるプロジェクトにかける時間、つまり戦略的時間の2倍であることが判明しました。

最新技術のストレージはもとより、従来型のストレージではなおさら、レプリケーション、クローニング、問題解決、LUNsチューニングなどの作業を手動で行うのは困難です。一方、ティントリの製品では、貴重な戦略作業時間が削られることはありません。

3. 仮想マシンあたりの費用ではなく、ギガバイトあたりの費用で購入を検討している

回答者の66%の職場では、現在、業務全体の50%以上が仮想化環境にある(そのうち38%が2種類以上のハイパーバイザーを使っている)にもかかわらず、第三の購入検討条件として仮想マシンあたりの費用ではなく、未だにギガバイトあたりの費用を採用しているようです(パフォーマンスが第一要件、使いやすさが第二要件)。

しかし、ストレージや仮想環境管理者が、飛躍的な勢いで仮想マシンのプロビジョニングを行うようになると、ストレージにかかる費用計算は、仮想マシン単位で算出することが重要になります。

ストレージ統計調査を分析すると、主要なメッセージが浮かび上がってきます。データセンターがますます仮想化されるにつれて、従来型のストレージは作業要件を満たさなくなるでしょう。仮想化を優先させた組織や団体は、可視化を実現するストレージの使用が絶対条件になります。ティントリの製品は、仮想マシン運用に特化した唯一のストレージです。ストレージが問題を引き起こすことはありません。顧客である皆様が証人です。

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http://tintri.co.jp/node/1529

Author

ティントリジャパン 技術本部長
村山雅彦

パートナー各社への支援とエンドユーザーへの製品・ソリューション紹介などプリセールスSE業務を担当。

※本コラムは、ティントリジャパンに掲載されたブログ記事より転載したものです。

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