シャープで無骨な外見がカッコイイ
十分な性能を持っているマシンであることがわかったところで、外見にも目を向けよう。本体デザインは丸みを一切感じさせない、直線的なものだ。シルエット自体が角張っているのもあるが、トップカバーにもシャープな印象をさらに増す装飾が施されている。
ヒンジ側や底面の通気口も単なるメッシュではなく、スポーツカーやバイクを連想させるようなデザインを採用。
本体サイズはW418×D295.3×H40.9mm(折り畳み時)で、重さは約4.5kg。ノートPCというスタイルではあるが気軽に持ち歩くサイズではない。しかし、デスクトップPCに比べれば楽に移動ができる。気分に合わせてプレイする部屋や姿勢を変えたい人や、常時設置しておく場所を確保しづらい人などには扱いやすいだろう。
ディスプレイは4Kという高解像度も魅力だが、表面に光沢のないノングレアタイプであることもポイントだろう。反射のないディスプレイは長時間見ていても疲れづらい。ゲームに熱中したいプレイヤーの邪魔をしないつくりだ。
ゲーマーのかゆいところに手が届くキーボード
キーボードはアイソレーションタイプだが、キートップが非常に広い作りで、ミスタイプしにくいデザイン。ゲームでよく利用されるW/A/S/Dキーを囲うようにマーキングされているほか、スペースバーにもラインが描かれており、視覚的にはもちろん、指先でもキーの存在を識別しやすい。
キーピッチは約19mm、キーストロークは約2mmとしっかり押し込めるタイプのキーボードで、ミスタッチは少なそうだ。テンキーもついているから、ゲームだけでなく入力中心の作業も快適にこなせるはず。そして、このキーボードと同じ構造がクリックボタンにも採用されていることで、ボタン押下の手応えがしっかりある。タッチパッド自体はジェスチャー対応の一般的なものだが、左上隅に指紋認証デバイスが用意されているから、複数ユーザーで共用する環境でも使いやすい。
また、大半のキーがマルチキーロールオーバーに対応しており、複雑なキー操作を要求されるゲームでも活躍。さらに標準で用意されている「FLEXIKEY アプリケーション」を利用すれば、アプリケーションの起動や入力テキストを特定キーに割り当てたり、ゲームに不要なキーを無効化することで誤入力を防ぐことが可能だ。
キーボードバックライトはフルカラーLEDが用意されており、好みの色に設定できる。左右と中央の3ブロックで光り方を変えたりもできるから、気分が盛り上がるライティングパターンを選択しよう。