「報告、連絡、相談」はビジネスマンの基本。メモはそのすべてに通じ、電話や伝言、打ち合わせなど多くの場面で活躍する重要な存在だ。「Bamboo Slate」は、そうしたメモや覚え書きにぴったりなツール。ワコムから販売しているデジタルノート、Bamboo スマートパッドシリーズの最新版だ。今回は、30~40代のビジネスマンには欠かせないセレクトショップ「SHIPS」のプレス今竜太さんに使っていただき、その感想をうかがった。社外とのやりとりも多いと語る今さんは、どのように活用したのだろうか。

SHIPS 販売促進部 プレスSEC主任 今 竜太さん

「オーセンティック(本物)」であることを大切に

――普段のお仕事を教えてください。

SHIPSのプレス主任としてメンズブランドのPRを担当。主な作業は、衣類や小物などの取り扱い商品のリース業務と、年2回のシーズンカタログ制作や広告関連など。あとはこの数年力を入れている自社のオンラインマガジン「SHIPS MAG」の制作も担当。こちらは特集の企画や各ブランドから集まる内容確認や進行管理まで幅広く行っています。年4回、1回に計50記事を掲載するので結構大変です。

――50記事とは相当な充実ぶりですね。

一推しブランドのデザイナーインタビューやバイヤー対談、商品紹介、カルチャーなどなど、記事もさまざま。ベーシックなものからトレンドものまで、SHIPSにまつわる物事を広く扱うので盛りだくさんになるんです。

――ベーシックとトレンド両方があるのはSHIPSさんのお洋服にも通じる印象がありますね。

SHIPSの掲げるテーマが「STYLISH STANDARD」ですからね。1977年にSHIPS1号店が銀座にオープンした当時に取り扱っていたブランドが現在も購入できるように、"オーセンティック"を大切にしています。アメリカントラッドをルーツとしたベーシックなスタイルを軸に色や素材、柄などでトレンドを取り入れます。

――ビジネススーツも普段の洋服もこちらで、という男性が多い理由がわかる気がします。

春夏、秋冬シーズンでドレス・カジュアルをご提案しています。SHIPS店舗はメンズ・ウィメンズの両方を取り揃える中、路面店のような大型店になると、ビジネス・ドレスカジュアル、カジュアルでフロアを構成しています。旗艦店である銀座店の場合、1階が靴やバッグ、小物類、2、3階がドレス、地下1階がカジュアルといった構成で、ビジネススーツをご購入されたお客様が、同時に休日用のアイテムをお探しいただけ、それぞれのライフスタイルに合わせてトータルでご提案して差し上げられるよう、常に豊富なラインナップを誇っています。逆にカジュアルを購入されていた若い世代のお客様が社会人になられたときに、SHIPSにスーツを求めてきていただける、そんなお客様のライフスタイルの中で必要とされるブランドであり続けたいですね。

仕事の極意は、スケジュール管理と「手で書くこと」

――幅広い層にアピールするブランドだけに、お仕事でも細かな心配りが必要なのでは。普段意識されていることはありますか?

的確なスケジュール管理でしょうか。細かい作業が多いので優先順位をつけてさばかないと終わりません。またプレスの仕事は、プレス内だけでは成立しないことが多いので、カタログならMDや商品部との連動、SHIPS MAGなら外部のスタッフさんを含め、どうすれば皆で気持ちよくいい仕事ができるかをよく考えますね。

――確かにそうですよね。

中でもSHIPS MAGでは編集者的な役割なので、企画からラフ描き、アポ取りや撮影の立ち会い、進行管理と幅が広くて。ラフを元にライターさんやウェブデザイナーさんと記事デザインを決めていくのでスタッフさんたちとの情報共有も必須です。

――そうしたお仕事でBamboo Slateは役立ちましたか?

もちろん。A4変形のサイズ感がラフ描きに非常に便利でした。例えば、これは某大手出版社雑誌の編集長による連載企画のラフです。テーマが「大人のハイセンスな手みやげ」だったので、打ち合わせで出た情報をメモしつつ、内容や展開、デザインのイメージやテキスト、ビジュアルの流れなどを考えています。

――いろいろ書き込んでありますね。細かなメモもありますし。

普段から書き出して考えるほうなんです。何が必要か、不足した要素、強調する部分など手を動かすと頭の中も整理されていく気がして。普段からアイデアもノートにメモしてますね。

アナログとデジタルのいい所どり

――ただ、今までのノートだと共有するにも原図をスキャンしたりデータをアップしたり大変だったのでは?

そこなんです。Bamboo Slateは書いた内容がすぐスマホやメールで送れるのですごく楽でした。おまけに書いた文字はテキスト化できる。ライターさんに内容を確認してもらいたいときも、画像が高精細なのでスマホの画面でも遜色なく見てもらえましたしね。それに普段はラフをクラウドサービスで共有するのですが、最新版に更新するつもりでアップし忘れるときもありまして…。その防止になると思いました。ちょっとしたことですが、ストレスが減るのは嬉しいです。

――書き心地や操作感はいかがでしたか。

普通のボールペンとメモパッドなので全然違和感はないです。早書きの文字もきれいに読み込んでくれました。ただページをめくる操作は慣れが必要かもしれませんね。また、修正機能やテキスト化の精度も今後に期待したいところです。それ以外は効率的にデータを活用できますし、イチから文字に起こすよりはずっと便利だと思いました。また情報をノートとデータで残せるのは、管理の面から見ても安心ですよね。PCでメモする人は増えていますが、大切なデータが消える恐れだってあるわけですから。

――改めて、今回使ってみての感想をお願いします。

アナログ感を残しつつ未来の可能性を追求できるツールだなと思いました。自分の考えを文にして打ち込むのがPCだとすると、Bamboo Slateはアイデアを貯めるスペースかなと。手で書くすばらしさを改めて感じるよい機会だったと思います。

――ありがとうございました!

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