A3にフル対応したフラグシップモデル「MFC-J6995CDW」

A3ビジネスインクジェット複合機は本体サイズが大きくなりがちだが、必要な機能を凝縮したコンパクトサイズが大きな特徴。小規模なオフィスや店舗、医療や建設の現場でも数多く導入されている。 「MFC-J6995CDW」は、プリンター/コピー/スキャナー/ファクスすべてにおいてA3用紙を扱える、ビジネスインクジェット複合機。新機種のサイズもW575×D477×575mm(突起部除く)と、余裕をもってテーブル上におけるサイズを実現している。

A3までの自動両面印刷や両面同時読取スキャン、両面コピーに対応。最大50枚の用紙をセットできるADF(原稿自動送り装置)を搭載しており、大量のスキャンやコピーもファクス送信もスピーディーだ。さらに原稿サイズの自動検知機能も備えているため、いちいち給紙トレイの用紙サイズを指定せずにコピーやスキャンが可能。セキュリティを配慮し、フラッドベッドスキャナには原稿取り忘れ防止機能も完備されている。これ一台でビジネスシーンに求められる用途の大半を素早くこなせるだろう。

4枚のA4両面原稿のスキャンを検証

自動両面印刷もA3用紙に対応しており、用紙を無駄なく使用可能。幅広い用途でA3用紙を使える

ADFを標準搭載し、セット可能枚数は従来機種の最大35枚から最大50枚に増加。両面同時読取スキャンによって自動で最大100ページを読み取れ、原稿サイズの自動検知機能も備える

原稿取り忘れ防止機能により、原稿台に用紙を置き忘れるというミスを防げる

本体には2段の前面カセットを用意しており、それぞれに最大250枚を給紙できる。また背面にある多目的トレイは、従来1枚だった手差しトレイから大幅に容量を増大。最大100枚をセット可能で、A3/A4用紙以外にも、不定形サイズやはがき、封筒などにもフレキシブルに対応できるのがうれしいところだ。

本体前面に2段のカセットを用意。それぞれのカセットにはA3/A4などの用紙を最大250枚搭載できる

多目的トレイにも最大100枚の用紙を設置可能。コピー用紙だけでなく不定形サイズやはがき、封筒などにも対応する