大規模な仮想環境では、「うるさい隣人(Noisy Navors)」が、業務上で不可欠なアプリケーションのパフォーマンスを脅かしていることを認識されているはずです。それが、クラウドサービスプロバイダー(CSP)が提供するマルチテナントインフラストラクチャーを作動させているときに多く発生していることも、なんとなく想像されているのではないでしょうか。そしてCSP業者の方は、原因を根本的に解決したいと思っているはずです。

そこでティントリからのご提案です。CSPのプライベートクラウドをティントリで構築することにより、膨大な時間やお金を浪費することなく、思い通りのパフォーマンスを得ることができるでしょう。

そして、これには理由があります。皆さんのVMが従来のストレージ上で作動すれば、それらがまさしく「うるさい隣人」になっているかもしれないからです。

ティントリは、その根本からVM専用として特別に構築された唯一のストレージプラットフォームです。それが意味することは、ティントリのユニットの可視性と制御はVM単位であり、LUNやボリューム単位ではない、ということです。ティントリの分析力とダイナミック性は、システム上におけるすべてのVMのパフォーマンスに適応します。そして、ここが重要な点ですが、自動的にワークロードを仮想ディスクレベルで切り離しているのです。

それでは、以下の2つのケースを見比べてください。

シナリオ1

最も頻繁に使われる2つのデータベースサーバーを従来のアレイ上で作動させると、双方ともリソースの取り合いを行ってしまい、お互いの動作の影響によってパフォーマンスがダウンしかねません。また、同じストレージ上にあるVMにも悪影響を及ぼすことがあります。まさしくこの事実が物語るのは、『専用』のハードウェアで解決されると期待したことが、まさに裏切られる形になることです。

シナリオ2

もし、これがティントリのストレージを使い、「シナリオ1」と同量のワークロードの操作を行った場合であれば、その結果には違いが出ます。ティントリのストレージは、自動かつ適正に、対象となるこれらのVMや連動するVMを隔離するので、2つのデータベースがお互いの作業を邪魔することなく、期待するパフォーマンスが得られます。

上で説明したように、VMを専用の環境で作動させること自体には、ほとんど意味がありません。「シナリオ1」のように従来のストレージを使っている限り、2つのデータベースがお互いに悪い影響を与えてしまうからです。

ぜひ、皆さんが使われているサービスプロバイダーにティントリベースのプライベートクラウドを使っているかどうか、質問してみてください。(すでにティントリ製品を使っている方は、プロバイダーがマルチテナントクラウド環境でティントリを使っているかどうか、さらには、個別にVMをノイジーネイバーから隔離できているかどうかも問い合わせてみてください!)

本日、NTTネオメイト様のティントリ導入事例をご案内しております。DaaS(Desktop as a Service:デスクトップ仮想化サービス)の共通基盤としてティントリがどのように使われているか、ご参考になると思いますので、ご参照ください。

「うるさい隣人(Noisy Navors)」問題

*  *  *

今回のポイント

  • CSPのプライベートクラウドがティントリのストレージ上で構築されていないならば、無駄な出費をしてまで不必要なパフォーマンスを得ているのかもしれません。

  • ティントリは自動的な反応によって複数のVMを隔離して、うるさい隣人(Noisy Navors)から守ってくれます。

  • Top 10 Reasons to Deploy Tintri Smart Storage for Virtualization and Private Cloud(仮想化とクラウドにティントリのスマートストレージを配置する10の理由)のリンク先もご覧ください。

Author

ティントリジャパン 技術本部長
村山雅彦


パートナー各社への支援とエンドユーザーへの製品・ソリューション紹介などプリセールスSE業務を担当。

※本コラムは、ティントリジャパンに掲載されたブログ記事より転載したものです。

(マイナビニュース広告企画:提供 ティントリジャパン)

[PR]提供:ティントリ