香港で2階建てトラムが走り始めてからすでに110年超。現在でも市民の足として活躍し、すっかり街の“顔”となっています。そんな2階建てトラムに、観光用2階建てオープントップトラムツアー「TramOramic Tour」(トラムオラミック・ツアー)が登場。このツアーはトラム全般を運営する香港トラムウェイが2016年1月より始めたサービスです。今回は夜景鑑賞にも最適な「TramOramic Tour」そして、香港旅行には欠かせない夜景の撮影のコツを紹介します。

通常のトラム。広告にも使われているため、さまざまな外装のトラムがある

2階建て観光用トラム。かわいらしい車体は実際に1920年代に使われていたトラムを再現

レトロな新顔! 観光用トラムはガイドも充実!!

これさえあれば2日間はトラム乗り放題! レトロなデザインもナイス

「TramOramic Tour」は、香港島「上環(ションワン)」のターミナルと「銅鑼湾(コーズウェイベイ)」のターミナル間をノンストップで進む1時間程度のツアーです。料金は、大人95香港ドル、子ども65香港ドル(4歳以下は無料)。乗車後2日間は通常のトラムに乗り放題の特典がついているので、移動にトラムを活用してお得に過ごすこともできます。

使われている2階建てのオープントップトラムは、実際に1920年代に使われていたトラムを再現したもの。オープンデッキのレトロでかわいらしい車体が特徴です。

車内もレトロ。全部で36席あるが、やはり屋根のない2階席が人気だろう

ツアーでは、車窓から香港の街並みを眺めるだけでなく、トラムや街の歴史を日本語対応の音声ガイドで聞きながら楽しむこともできます。トラムが通過した場所に合わせてイヤホンから流れるガイダンスは、香港の初心者のみならず、リピーターでも十分に楽しめる丁寧な内容です。

音声ガイドは8つの言語で。イヤホンはお土産にお持ち帰りOK

ネオン輝く香港の街を走り抜ける!

「TramOramic Tour」の乗り方はいたって簡単。香港トラムウェイのウェブサイトまたは、海外現地オプショナルツアー専門サイトVELTRAでチケットを予約し、出発時刻の20分前までに出発駅に行くだけ。事前予約をしていなくても、席に空きがあればその場でチケットを購入して乗車することも可能です。ツアーは1日6本ありますが、夜景を楽しめる夜のツアーが特にオススメ。

上環のターミナルを夕方18時30分に出発するツアーは、乗車を楽しんでいる間にちょうど日が落ち始め、終点の銅鑼湾に着くころには真っ暗に。夕暮れ時には、仕事を終え家路を急ぐ人々で街はいっそう喧騒を増し、通勤に使われるトラムもひっきりなしに行き来しています。沿線のレストランからは、いい匂いが漂ってきて、もしかすると香港で最も活気のある時間かもしれません。

ラッシュアワーには次から次へと2階建てトラムや2階建てバスが! そろそろネオンも点きはじめ、アクティブな時間帯に

そんなアクティブな香港を眺めているうちに、香港名物のネオンサインもひとつ、またひとつと点きはじめ街中がキラキラした雰囲気に。トラムの2階からだと看板も近くに見え、なかなかおもしろい構図で写真が撮れるのも楽しみのひとつ。普通に街を歩いているだけでは感じることのできない、迫力のある街並みの風景を楽しむことができる。

香港らしさは夜に発揮される! 大小の看板がどんどんせまってくる。見下ろすと、露店でショッピングや飲食を楽しむ人々の活気あふれる風景が

終点の銅鑼湾のターミナルに着くのは、19時45分頃。ちょうど20時から、香港名物、高層ビルのビーム光線と音のページェント「シンフォニー・オブ・ライツ」が始まります。トラムを降りたその足でハーバーフロントや夜景の美しいバーなどに移動すれば、ばっちりのタイミングで"100万ドルの夜景"を楽しむことができるでしょう。

この2階建て観光トラムツアー「TramOramic Tour」は、街歩きの参考になるうえに、2日間はトラムが乗り放題になるので、うまく利用すればお得な旅行になる事間違いなし。ぜひ旅行初日に乗車して、香港島の街を走り抜けてみてはいかがでしょうか?

写真家 永田幸子さんがオススメする香港の夜景! 写真撮影のコツとは?

絵になる風景を楽しむのであれば、やはりカタチに残しておきたいところ。そこで、写真集「香港路面電車の走る街」「香港トラムでぶらり女子旅」や、香港関係のガイドブックなどでも活躍している写真家・永田幸子さんに、特に写真家の心をくすぐる香港の風景をうかがいました。「香港に行ったら、ぜひ見て感動していただきたいのが100万ドルの夜景です! 夕暮れとともに輝きだした高層ビル群、眩い光の渦はとてもフォトジェニックです」(永田さん)。

ビクトリアハーバーの夜景 (撮影:永田幸子)

そんな永田さんがオススメする香港の夜景をキレイに撮影するコツは、ブレをできるだけ防ぐ工夫をすること。「三脚の使用をオススメしますが、使用できない場合はISO感度を上げ、手すりや壁にもたれて、脇をしっかりしめて少しでもブレを軽減させてください。カメラやスマホを固定できる場合は、セルフタイマーを設定するのがいいでしょう。あと、夜景ポートレート(夜景をバックに人を撮る)以外は、フラッシュを使っても夜景には光が届きません。夜景はフラッシュOFFで撮影しましょう。スマートフォンであれば夜景アプリなどもあるので、試してみてはいかがでしょうか」と、アドバイスをいただきました。

特に永田さんは、マジックアワーと言われる日没後の数十分程、太陽が隠れた薄明の時間帯がオススメだとか。「マジックアワーは、空と夜景のコラボレーションがとても美しいです。日没後も、カラフルなネオンが海に映りビル群に反射したりしてドラマティック。夜景撮影のコツをおさえて、香港のきらめく美しい夜景を撮影してみませんか? 」(永田さん)。

永田さんがオススメするマジックアワー。「西環埠頭」は夜景穴場スポットとしてカップルが集まる。遅い時間はかなり暗く、ゲートが閉まっている可能性があるので注意 (撮影:永田幸子)

香港に行った際には、高層ビルや山の上から眺める夜景はもちろんのこと、鮮やかな夜の街並みを楽しんでみてはいかがでしょうか。きっと、香港に魅了されるに違いありません。

永田幸子

写真家。1993年より香港、マカオを中心に撮影を始め、年2~3回のペースで通い続ける。主に人々の暮らしや子供たちを女性ならではの視点で撮り続け、あたたかみや生活感あふれる写真展を多く開催。写真展開催中、香港茶話會を企画して香港の魅力や楽しさを伝えている。

(マイナビニュース広告企画:提供 香港政府観光局)