カシオ計算機の「Smart Outdoor Watch WSD-F10」は、水辺や雨天時に強い防水性と優れた耐久性を備えたアウトドア向けのスマートウオッチ。2016年3月の発売以来、品薄が続いている人気製品だ。このWSD-F10と6月19日の「父の日」を絡めて、カシオは「子どもとアウトドアに行く父親の意識調査」を日米独3カ国で実施し、結果を公開した。

WSD-F10は、5気圧防水対応、米軍の調達規格(ミリタリースタンダード)である「MIL-STD-810G」準拠のタフネス仕様。すべり止め加工を施した大型の操作ボタンを本体右側に集中配置し、グローブを装着した手でも操作しやすくなっている。OSにはAndroid Wearを採用し、方位(コンパス)、気圧、高度、タイドグラフ、活動グラフなどを、1.32型カラーTFTタッチ液晶(320×300ピクセル)に見やすく表示する。時刻表示だけにすれば、内蔵バッテリーの寿命が延ばせ、約1カ月以上の駆動も可能。本体カラーはオレンジ、グリーン、ブラック、レッドの4色。価格は70,000円(税込)となっている。

Smart Outdoor Watch WSD-F10

オレンジ

グリーン

ブラック

レッド

カシオが実施した調査は、「アウトドアにおける父親の意識、およびアウトドアでいかにスマートデバイスを活用しているか」の把握を目的にしたもの。調査期間は2016年4月25日~27日。調査対象者は、日本・北米・ドイツの、子どもと一緒にアウトドアに行く20歳から59歳までの父親(300名ずつ)だ。

結果からは、各国の父親が「アウトドアで子どもとの絆を深めたい」「子どもの成長にアウトドアを活用したい」と考える一方で、なかなか理想通りにいかない実態が見えてくる。こうした父親にとって、WSD-F10がどのように役立つのかも、調査結果から占える興味深い内容だ。

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アウトドアに掛ける時間とお金は北米がトップ

「一週間のうち子どもと一緒にアウトドア活動する時間」、および「一週間でどれくらいアウトドア活動(時間)をすれば子どもとの絆が深まるか」を聞いた質問では、日本の平均時間が2.15時間と4.58時間、北米が7.42時間と9.15時間、ドイツが4.06時間と5.45時間となった。北米が最も時間を掛けている一方、日本は最も時間を掛けておらず、かつ「掛けたい時間と掛けている時間」のギャップも一番大きいという結果である。

アウトドアに対する北米の高い意識が突出する一方、日本の消極性が目立つ

「一年間にアウトドアグッズの購入に掛ける費用」および「状況が許せば掛けたい金額」は、日本は一年間に掛ける費用を10,000円以下と答えた層が34.0%で最も多く、掛けたい金額では100,000円以上が29.7%で最多。北米は一年間に掛ける費用を500ドル以上1,000ドル未満と答えた層が24.7%で最も多く、掛けたい金額の最多回答は1,000ドル以上だ。

北米は一年間に1,000ドル以上掛けると答えた層も23.0%存在し、時間とお金の両面から、子どもとのアウトドア活動に積極的だと評価できる結果だ。ドイツは時間も費用も北米と日本の中間的な数値となった。

「一年間でアウトドアに掛けるお金と掛けたいお金」、ここでも日本はギャップが大きい

また、「アウトドアで使用するスマートデバイス(スマートウオッチ、スマートフォン、タブレットなど)」に関する質問では、携行するデバイスとしては各国ともスマートフォンが一番多く、3人に2人の父親が携行する回答。また、「スマートデバイスに求める特徴」では、各国ともバッテリー持久性と耐久性がツートップで、特にドイツでは耐久性が1位に挙がった(76.7%)。また、日本とドイツは耐水性が3位に入っている。

たとえ悪天候でも家族を楽しませるべし

「アウトドア活動における父親の重要な役割」を聞くと、各国とも「家族を楽しませること」がダントツの1位(日本54.3%、北米47.7%、ドイツ63.3%)。2位と3位も共通で「自然の知識や情報をよく知っていること」「段取りがよく計画的であること」が選ばれている。「力仕事が得意」「病気や怪我の手当」「天気や道程の予測」などの役割は、いずれも各国とも10%未満となり、それほど重視されていないようだ。

一方、「アウトドア活動で失敗した経験」では、「急な天候の変化」が日本と北米で1位(日本24.0%、北米28.7%)。ドイツは3位(10.7%)となった。面白いのはドイツで、「失敗したことが思い浮かばない」が51.3%と過半数を超えている。計画的で几帳面な国民性が出ているのではないだろうか。

天候の変化に上手に対応できずに大変な思いをするのは、どこの国の父親にとっても同様のことのようだ

具体的に「どんな困ったことや予想しなかったことがあったか」を自由回答で聞く質問も、天候に関する回答が目立つ。雷雨でテントに閉じ込められたり、食事が台無しになったりといった回答も。

天候の変化を察知して可能ならば回避し、たとえ悪天候に遭遇してもそれを楽しみに変えられるような役回りが期待されているといえそうだ。タフネスボディとアウトドアでの情報収集力に長けたWSD-F10を利用すれば、期待される父親像に近づけるかもしれない。

最後に「子どもにどんな変化が起きたか」を聞くと、3カ国共通で「好奇心が旺盛になった」(日本42.3%、北米60.3%、ドイツ50.3%)、「冒険心が芽生えた」(日本40.7%、北米68.7%、ドイツ49.0%)、「自立心が芽生えた」(日本28.7%、北米60.0%、ドイツ53.0%)が上位3項目となった。

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