ユニットコムのゲーミングブランド「LEVEL∞(インフィニティ)」の「Lev-M00A-A10-EZ-DBCS」は、あの名作シューティングの続編「ダライアスバースト クロニクルセイバーズ」の推奨パソコンで、購入特典としてゲームの本編ダウンロードクーポンを同梱したライトゲーマー向けPCだ。

「Steam」などのプラットフォームでは、2Dスクロール型アクションやシューティングなどのオールドゲームが数多く発売されている。こういったオールドゲームは、ハイパワーな最新PCでなくとも、そこそこのスペックがあれば十分に楽しめてしまうのが魅力だ。今回は、AMD製APUを搭載した本機の魅力に迫っていこう。

ユニットコムのゲーミングブランド「LEVEL∞」にラインナップされる「ダライアスバースト クロニクルセイバーズ」推奨モデル「Lev-M00A-A10-EZ-DBCS」

「Lev-M00A-A10-EZ-DBCS」は、Micro-ATXマザーのデスクトップPCシリーズ「M-Class」に属するゲーミングPCだ。「ダライアスバースト クロニクルセイバーズ」推奨モデルとなっており、懐かしのタイトルを堪能できる。特典として「Steam」のCDキー(製品コード)が記載されたカードが付属し、Steamの"アイテムを有効化する"から登録することができる。マルチディスプレイ環境をお持ちの方は、ぜひ横長の解像度でプレイしてみてほしい。

名作シューティングの続編「ダライアスバースト クロニクルセイバーズ」プレイ画面。ウィンドウモードで画面比率を32:9に設定したり、デュアルスクリーンを選択することで、アーケードさながらの横長画面でゲームを楽しむことができる

"Godavari"ことAMD A10-8750を搭載して約6万円!

本機は、コードネーム"Godavari"で知られるAMDのAPU「A10-8750」を搭載している。APUとは、CPUとGPUの機能を1つにまとめた統合型のプロセッサを指しており、A10-8750は4コアを内蔵。動作クロックは3.6GHz、ターボコア動作時には最大4.0GHzまで上昇する。グラフィックスカードを追加せずとも、ある程度のグラフィックス処理を必要とするゲームを遊べてしまうのが魅力といえる。そのぶん価格も抑えられており、コンシューマ向けゲーム機並みの59,980円(税別)からゲーミングPCが購入できてしまう。

CPU-Zにて確認した、AMD製APU「A10-8750」

「A10-8750」に内蔵された「Radeon R7 Graphics」

レッドのアクセントカラーが効いたスクエアな筐体

筐体には、Micro-ATX対応のミニタワーケースを採用している。このデザインは「LEVEL∞」ブランドで統一されているもので、日本人好みのスクエアな外観に、レッドのアクセントとロゴマークが効いたオリジナルケースだ。構成はいたってシンプルで、4本ある拡張スロットは使用されておらず、APUに内蔵されたグラフィックス機能を利用して映像出力を行う。

スクエアなデザインのケースに、レッドのアクセントと「LEVEL∞」が装飾されたミニタワーケース

背面の様子。拡張スロットは1つも使用されていないシンプルな設計だ。排気用に12cmファンを搭載

左側面には通気用のエアホールが設けられており、APUの冷却に一役買ってくれるだろう。また側面パネルには、ケースを開けるための取っ手も加工されており、開閉も容易に行える。オープンベイには5.25インチベイ×1があり、3.5インチ内蔵HDDベイ×2(1)、2.5インチ内蔵HDDベイ×1(1)を備えており、DVDスーパーマルチドライブと1TBの3.5インチHDDを搭載。もちろん、BTOカスタマイズでSSDなどのストレージを追加することも可能だ。

本体左側面の様子。CPUが配置されている位置にはエアホールと取っ手が設けられている

ケース側面のパネルを外したところ。内部構造は非常にすっきりとしており、熱が籠もる心配はなさそうだ

フラットなフロントパネルには、一見するとインターフェースが見当たらない。ボタンや各種端子は右側面側に配置されており、電源ボタンは本体右側面上部、USB3.0端子やヘッドフォン出力、マイク入力などは右側面中央部に搭載されている。また、デザインと一体化されたエアホールも確認できる。

電源ボタンはあまり主張することなく、本体フロント側、右側面最上部に搭載されている

フロントインターフェースは、フロント側、右側面中央部に搭載。その下には通気用のエアホールもみえる